「一命」とも比べてみてみたいとは思ったが… 映画「切腹」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

ブログ仲間内での映画「一命」の評価は、正直、あまりよいとは言えなかったと思います。わたしも、実は海老蔵アレルギー?がありまして、見には行っていないんです。

話の中身はものすごく興味があって、「一命」も見てみたいと思ったのですが…
今回は、運良く、1962年の映画「切腹」をBS放送で見ることが出来ました。

ご存じの方も多いと思いますが、映画「切腹」も、映画「一命」も、実は原作が同じなんです。「一命」が「切腹」のリメーク版ということになるのでしょうか?

映画「切腹」…原作は、滝口康彦の『異聞浪人記』。橋本忍が脚本、小林正樹が監督をした作品である。時代劇でありながら、武士道を批判的に取り上げ、完成度の高いシナリオとカメラワークで、高い評価を得ている作品。カンヌ国際映画祭、審査員特別賞を受賞している。




主なストーリーです…

この頃、生活が困窮した浪人が「切腹させてくれ」と言って、庭や玄関を汚されたくない人々から金品を巻き上げることが流行っていた。

津雲半四郎(仲代達矢)は、彦根藩井伊家に「切腹のため、お庭拝借」とやってくる。
その半四郎に、家老・齋藤勘解由(三国連太郎)は、数ヶ月前にやってきた千々岩求女(石浜朗)の話を始める…

たかりでやってきた浪人・求女に対して、家老は切腹を承諾する…
狼狽した浪人・求女は、「少し時間をくれ…」と懇願するが、家老は認めず、求女が持っていた竹光で腹を切らせる。竹光ではなかなか腹が切れず、苦しみが長い間続くことになる求女であったが、しまいには舌を噛んで絶命する。

話を聞いていた半四郎であったが、実は、家老に無理矢理切腹をさせられた浪人・求女は、自分の娘婿だったと告げる…


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わたしが生まれる前の作品ではあるが、そのストーリー、映像… とても、素晴らしいモノでした。よくできた映画だなあ~っていうのが、正直な感想。

そして、わたしがよく知っている俳優さんたち、仲代達矢・三国連太郎、岩下志麻、丹波哲郎などなど、今でこそものすごいメンバーだと思うが、この頃はまだまだ若手だったんじゃないかと想像しますが、みんなすごい演技なんです。仲代達矢と丹波哲郎の戦いのシーンなんか、もう、「すごいっ!」の一言…(もう、超一流の役者さんでしたね…)

たぶん、この映画を見た後に「一命」は、見れなかったんじゃないかと、勝手に想像しているのですが… どうなんだろう? ちょっとだけ見てみたい(比較してみたい)気にもなっているんだけど…