1本目の「僕たちは世界を変えることができない」の感動からたった10分で、気持ちをちょっと引きずったままではありましたが、話題の映画「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」を見ました…
1本目の感動にまったく負けることのない感動が、この映画にもありました…
昔見た「猿の惑星」も衝撃的でしたが、猿たちに支配されてしまっている地球の話は、やはり、まさにSFっていう感じで、現実のものとしては考えられない部分があったけど、この映画を見て、これなら昔見たあの世界もありえるのかも…という気持ちになりましたね。
この映画、おもしろかったなあ~ シーザーの切ない表情が、夢に出てきそう…
あれって、目は人間の目? お猿さんの目? 人間の表情とまったく同じですよね?
みなさん、ご存じだと思いますが…
1968年に公開された衝撃作「猿の惑星」から40年以上たった今、その原点を描いたお話として話題になっている映画です。(猿の惑星シリーズ、全5作だったんですね? 3作目くらいまでで終わってるなあ~)
脳を活性化させる新薬、アルツハイマーの治療に使うために開発されていたんですね?
その薬を投与されたチンパンジーが、驚くべき能力(知能)を示します。
副作用も強かったのか、暴れ出してしまい射殺されてしまう…
その母親の子どもが、このお話の主役のシーザーなんですよね。
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最近、話題のエモーションキャプチャーを使ったCG映像は圧巻の一言…
お猿さんたちの動き(仕草?)、表情、ものすごかったですね~
人間への怒りを表すシーン(愛情を示す場面も同じですね)、群れの中での孤独な自分を表すシーンは、とても印象に残りました。監督さんは、この作品がメジャーデビューのルパート・アイアット。これからが楽しみな監督さんです。
前半部分の、つまり成長途中のシーザーが隣人とトラブルを起こしてしまうあたり、うまく描いてましたね~ あのとなりの方が、パイロット?なんでしたか? 彼がウイルスを広げてしまった?って言うことになるのかな?
アルツハイマーが再発してしまった父チャールズの演技すごかったなあ~
そして、その父親を助けようとして、事件を起こしてしまうシーザー。切ない場面ですね~
そのあたりから、もしかしてシーザーは、人間に対する信頼感を失ってきたのでは…
人間の愚かさに失望して、ウイルが差し出す手を払いのけるようになるんですね。
ウイルとシーザーの別れ(森や猿の群れに帰るシーン)、よかったですね。ある意味、二人にはまだ信頼関係が残っていた… 人間と知能を持った猿たちに、まだ歩み寄る余地はあった…
あ、でも、後日、映画「猿の惑星」に繋がっていくのかと思えば、ちょっと複雑です…
結局、人間が自分たちのエゴによって、またお猿さんたちが怒りをおぼえるようなことをやった!ってことなんですよね~ いろいろと考えさせられる映画でした…