男がこんなに泣いてもいいのか? 映画「三本木農業高校、馬術部」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

秋休みの一日… 男子たるもの、こんなにボロボロ泣いていいのか?

…ていうくらい、本当に恥ずかしいくらいボロボロ泣いちゃう映画でした…。

sakuさんじゃないけど、佐々部清監督作品… 恐るべしデス…


すがちゅあ~んのブログ 2008年の映画「三本木農業高校、馬術部 ~ 盲目の馬と少女の実話」を見ました。


ドキュメンタリー番組などで、よく知っている感動の実話だったのですが、この映画も素敵な作品でしたね。


馬は好きだし(あ、そりゃ競馬か~)、スポーツもの好きだし、高校生の青春もの、恋愛ものも好きだし… はまる要素はたくさんあったのです!


でも、正直ここまでバカみたいに泣けるとは…

男は人前で泣くもんじゃないでしょう~

(ま、今日は一人で見てたけど…)


DVDのメイキング映像で見たんだけど、この映画のために佐々部清監督は、一年間しっかり準備しているんですよね。

若い役者さんたちをオーディションで選んで、その子たちにしっかり馬術の基本を習得させ、吹き替えなしでしっかり本人たちが馬術シーンを演じる…というように。


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主役の女子高校生には、芸能界でも血統的には最高ランクのサラブレッド、長渕文音(長渕剛×志穂美悦子)。抜群の配合ですね。


馬という生きものを通した部員たちの成長ぶりには、もう感動の一言…

吸収が早い高校生ということもあると思うのですが、早朝から夜遅くまでの馬の世話、飛越の練習、馬術大会など、彼女らの一年を追ったドキュメンタリーの要素も満載…

特に、目の病気を抱えて、人をなかなか寄せ付けない馬(タカラコスモス)の担当になった香苗の苦労は簡単なものではなく、何度も投げ出したかったはず…

(バカ馬と彼女の成長物語だけでも十分感動的)


出産シーンや子別れのシーン、馬の安楽死のシーンなど泣き所満載で、とにかく映画前半から最後まで、泣きっぱなしのわたくし…(馬への思い入れは強いのよ!)

馬が一人の人間を信頼するようになるまでの物語… あまりにも感動的で…


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長渕文音、森田彩華、西原亜希の女子高生たちのみずみずしい演技は光ってます。(あ、一応、小林君、奥村君の男子高校生もフレッシュで、好感もてますけど…)


古賀先生役の柳葉敏郎は最高でした… さすが秋田県のスター…

訛りもばっちし…(津軽弁だって、秋田弁だって、似たようなもの…)

馬に乗れない馬術部の顧問っていう設定だけど、いい味出してますよ~

(部員には、とってもいい声かけをしてます。素晴らしい先生デスよ!)


校長先生の松方さん、女医役の黒谷友香さんも、なかなかよかった…

出演者は、みんな素敵だった… (佐々部監督の演出がいいんでしょうね~)


笑いあり涙あり、また涙あり…そして、ずっと涙、涙の物語。

この映画は、お薦めできますよ! 最高です!