秋田の方では、ようやく「うさぎドロップ」が初日を迎えました。
1日・ファーストデーにも重なってくれたので、ラッキーな初日でした…
SABU監督のイメージがあまりよくなかったので、どんな映画なのかちょっと不安は大きかったのですが、わたしは、結局一人でボロボロ泣いてました…(どうも、年のせいで涙腺が…)
何といっても、芦田愛菜ちゃんの表情の変化がすごいですよね~
監督の意図をした演技なのでしょうか? あまりにも切ない表情とニッコニコの表情の差が激しくて、本当に上手…
しかし、りんちゃん(芦田愛菜)は、切ない役でしたね。
あの涙見てたら、こちらまで号泣しちゃうぞ~ わたしだって、引き取っちゃうぞ~
でも、芦田愛菜の魅力に負けてボロボロ泣けたのか、と聞かれれば意外とそうでもなく、結構お話の内容もよかったと思います。わたしは、ものすごく好みの映画でした。
芦田愛菜ちゃんに負けて感情が動いた部分も確かにありますが、ダイキチ(松山ケンイチ)の取った行動に対しても、相当感動しますよ。あのがんばりは、すごかった…
SABU監督が、相当笑える場面を準備していたことも、後半の泣きの部分には効果的だったかも…(笑いの部分はいっぱいあったね~。見ていて恥ずかしくなるくらいの…)
感動ポイント、結構ありましたよ!(今日は、珍しく箇条書き風で…)
感動その① またまた、池脇千鶴さんの魅力にやられました… 今回は、子育ての大先輩役。ものすごく面倒見のいい、実は仕事のよくできる元上司の役でした。最後まで、なんか素敵な雰囲気のいい役だったなあ…
感動その② 不良っぽい風貌の仲間たち、魅力的でした。人は、見かけによらないってことですよね。自分の子どもをものすごく愛し、職場の仲間を愛す、素敵な仲間たちでしたね。(会社の仲間たちも、みんないい人でしたよ! ものすごく理解がありますね~ いくメンが育つわけです)
感動その③ 妹、桐谷美玲。独特な雰囲気です。口は乱暴だけど、実は面倒見がいい保育士さん?意外と、このお話の中ではいいスパイスになってる。
感動その④ 芦田愛菜に負けてない、コウキ(佐藤瑠生亮)くんの涙… そして、ママ(香里奈)との微妙な関係… なかなかやるじゃん、コウキくん…
感動その⑤ お手伝いの正子さん。最後のあの涙は、救われた気がしますね。いろんな事情があったんだと思います。(実は、わたしは、このシーンが一番好きでした)
どうしても、芦田愛菜&松山ケンイチに注目が行きがちな映画ではありますが、脇役たちのよさも、実はたくさん目立っている作品。そして、家族のありがたさを感じさせる作品でしたね~
世の中にいる、ほとんどの人たちが、実はお父さん・お母さんの経験者(?)
世の中には、愛がいっぱいあふれている… それが、大きなテーマだったみたいですよね。