映画「再会の食卓」の上映が9日(金)までだったので、午後からお休みをもらい映画館に行ってきました。(すみませ~ん、関係の皆さん… 実は、先日書いた「アレクサンドリア」もこの日に…)
2010年の中国映画。日本での公開は、今年の2月でした…。
寺島しのぶさんが主演女優賞をとったベルリン映画祭で、銀熊賞をとった作品なんです。
この女性は、どっちの男性を選ぶのだろう?
この映画の予告編を見てから、もう、結末が気になって気になって…
この映画は、上海で暮らすユィアーのもとに届く1枚の手紙から始まります…
それは、1949年に生き別れた元夫イェンションから、40数年ぶりに上海に戻ってくると書かれた手紙でした…
新しい夫と幸せな家庭を築いていたユィアーは、戸惑いながらも元夫を食事に招き、精いっぱいもてなすことに…
楽しい食卓を囲んだ後に、元夫からの突然の告白…
「残りの人生を一緒に台湾で過ごさないか…」
実は、元夫と暮らしていた数日間だけが幸せだったと感じていたユィアー…
円満に暮らしている上海の家族を捨てて、愛する元夫のところにいくのだろうか?
どんな理由で、どういう結末を迎えるのだろうか? もう予告編を見たときから気になってしょうがなかったんです。普通は、今の幸せな家族を捨てて、台湾に行けるはずはないとおもうんだけどね~
実の子どもである長男はまったく我関せず、娘は猛反対、娘婿たちは金銭で解決しようと…
幸せだった一家は、だんだんおかしくなってきてしまいます…
さて、ユィアーがくだす決断とは…
![すがちゅあ~んのブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110913/18/sugachan311/1b/87/j/t02200143_0500032411480766555.jpg?caw=800)
![すがちゅあ~んのブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110913/18/sugachan311/cc/30/j/t02200152_0500034511480766556.jpg?caw=800)
中国と台湾の歴史に翻弄された形になった二人の夫と妻。そして、その家族。
時には、家族全員で囲む食卓、そして、複雑な思いで3人で囲む食卓…
ともに囲む食卓での想いが溢れ出す作品。
感動してボロボロ涙を流すような作品ではありませんが、なかなかいい作品だったよ!
こんなふうに年を取ってから、愛に迷って、人生に迷ってということ、なかなか無いのかもしれないけど(今の世の中なら、色々あり得るのかな?)
残りの人生、自分の好きな人と好きなように生きる…っていうような、そんな人生があってもいいのかも…って、思える作品でもありました…