本当は、公開初日に行きたくて、その日の朝からそわそわしていたのですが、その日はあきらめて…
待ちに待った土曜日、行ってきました「ブラック・スワン」…
賛否両論あるのはわかってますが、わたしの満足度はとっても高かったです!
ナタリー・ポートマンの演技には、感動しました。
ナタリー・ポートマンが演じる役ニナは、白鳥の湖のプリマドンナを演じるには最適の優等生タイプ。美しく純真な白鳥を演じさせたら、誰にも負けません…
しかし、今回の芸術監督ルロイは、純真な白鳥と邪悪な黒鳥の二役を演じることを要求。黒鳥を演じることができないニナは、しだいに精神的に追いこまれていく…というようなストーリー。
鬼気迫る演技… 官能シーン…
ナタリー・ポートマンのこの役に対する思い入れの強さを感じました。
人って、激しいプレッシャーに襲われると、ここまでになってしまうのか?
AKBのセンターポジション争いも、実はこのくらい激しいのか?
(あ、すいません。関係なしでですね…)
主役を引き受ける重み。それを妬む人の目。監督からの厳しい要求。
そして、何と言っても一番のプレッシャーは、母親の思い…
女手一つで育ててきた(寵愛してきた)娘への期待は並外れたものではなく…
次第に追い込まれていく様… 激しかったですね~ 本当に怖かった~
R15っていうのは、あまりにもホラーだから、あまりにもサスペンス過ぎるから?
あまりにも官能シーンが生唾ものだから?
う~ん、すべての要素が絡まっていた感じですね~
正直、どこまでが現実のもので、どこまでが妄想なのかわからず、戸惑いもありましたが、お金を出してもう一回みたいなあと思える満足度でした。