一昨日から、7月21日投票日となる参議院選挙が始まりました。
昨年12月に政権を奪還し、安倍内閣が誕生して半年、私たちは「日本経済の再生」「東日本大震災からの復興」「危機管理の徹底」を三つの柱として、今日まで脇目も振らずにひたむきに走り続けてきました。
大胆で次元の違う経済政策であるアベノミクスの「三本の矢」により、日本を覆っていた暗く重い空気は一変し、日本経済は確実に良くなっています。雇用も増え、働く人の所得も増えつつあります。行きすぎた円高も改善し、株価も6割以上上がりました。
株高は株を持っている人だけに恩恵があるのではありません。年金は約120兆円の積立金を毎年3兆円程度取り崩しながら運営していますが、この株高によって過去最大の運用益をあげ、昨年の10月からの半年間で、年金の積立金は12.7兆円も増えました。経済は国力の源であり、経済が成長してこそ社会保障も充実できるのです。
私たち自民党が半年前の衆議院選挙で掲げた公約は「決める政治」によって確実に成果を生みつつあります。
しかし、経済、教育、復興、暮らし、社会保障、外交・安全保障、まだまだ課題は山積しています。
通常国会の会期末には、参議院のねじれのために国民生活、 日本経済に必要な法案が廃案となってしまいました。
「ねじれ」を解消してこそ、日本の政治が安定し前に進むことができるのです。
私たち自民党は「たくましい日本」「やさしい日本」「誇りある日本」を実現する選挙公約を掲げ、実績のある現職議員や厳しい公募で選ばれた候補者を全国に立て、選挙戦に臨んでいます。
私が県連会長を務める神奈川選挙区では、島村大(しまむらだい)が自民党の候補者として挑戦します。
島村大候補は現役の歯科医師であり、医療をはじめとする社会保障のエキスパートです。神奈川県議会が全国に先駆けて歯科基本条例を制定した時の立役者であり、参議院議員として即戦力となりうる人物です。
自民党は参議院選挙を戦い抜いて政治の安定を実現し、強い覚悟で日本を取り戻してまいります。