楽天セールのときに、楽天ブックスで買いました。

 
 
 
聲の形
 
 
 
数年前に連載が始まった頃話題になっていた作品で、ずっと読んでみたいと思いながらもスルーしていたのだが、突如思い出したのでポイント稼ぎに全7巻セットを大人買い。
 
 
 
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一言でいえば、生まれつき難聴の少女をめぐり、それを取り巻くさまざまな人たちの人生を描いた青春ストーリー。
 
突発性難聴とはまた違うが、難聴者と声について扱ったストーリーとしては秀逸な漫画。それだけでなく、伝えることの難しさ、理解することの難しさが、さまざまな形で描かれています。
 
作中序盤に出てくる大人の台詞。
 
 
仕方がないこと
 
 
自分はこの言葉が嫌いです。
その言葉のせいにして、全てから逃げている気がして。
これだけで全てを片付けたくはないですが、実際には人生には仕方がないこともあるんですよね。
でもそれに負けずに、楽しく生きていけたらいいな( ´ ▽ ` )ノ
 
 
 
 
 
 
物語終盤になって、初めて本当にヒロインの視線で描かれたページが出てきます。
 
 
 
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(聲の形 6巻より/大今良時:講談社)
 
 
 
これって、健聴者にはぱっと見わからないですよね?(o'-'o) ?
印刷ミスかと思う人もいるかもしれません。
 
ですが、わりと重めな突発性難聴になった人にはわかるんじゃないでしょうか?
 
 
 
周りの言葉が、本当にこんな風に聴こえるんです。(´Д`;)
 
 
 
聴こえる言葉が、この台詞のように一部欠落したような感じで聴こえます。台詞がなんて書いてあるのかパズルを解くように悩みながら考えるように、聴いていることを一生懸命考えながら紐解いていきます。
自分の場合は右耳だけでしたが、途中はまさにこんな感じでした。
初めてこの表現方法を見ましたが、これを思いついた作者はすごいですね。
 
ストーリーもどんどん引き込まれていきます。聲の形はもちろんですが、絆の形などたくさん考えさせられます。
機会があればぜひとの読んで欲しい作品でした。
 
9月からは映画もやるようです!
こちらも楽しみ〜(≧▽≦)
 
 
 
 
そういえば、聴覚障害の漫画やドラマはいくつかあるけど、突発性難聴を扱ったものは流石にないのかな。