関西球団の金銭事情と巨人賞賛番組

　先日一本釣りに近い状況で城島を獲得した阪神だが、4年20億の大枚をはたいたものの、一説には「阪神城島」の経済効果は111億円と予想される。 これに便乗すべく城島公認物真似芸人ジョージマン北が早速阪神ユニフォーム姿でアップを始める など、実際の経済効果は下手をすれば試算を上回る可能性もあるため、金本、新井、城島と一昔前の巨人みたい 、との他球団のやっかみも阪神経営陣としては負け犬の遠吠えのように聞こえるだろう。
　当の城島本人も古巣ホークスを慮る など余裕を感じさせるため、成績的にもそれなりのものを残すかもしれない。後は新井の二の舞にならないよう故障に気をつけてほしいものだ。


　このように投資した分の回収にも早速目処が立ちホクホク顔の阪神に対し、親会社が郵貯資金から金を抜いた件 を追求されそうで冷や冷や状態のオリックスは、せめて野球で資金を切り詰めて郵貯資金穴埋め分の金を稼ごうとしたのか、移転問題で神戸市を揺さぶり球状改装費用を出させた のに続き、主砲ローズの年俸も４億円から最大５０％の大減俸に切り詰めるべく、岡田監督が構想外宣言を出したと報道させる ことで揺さぶりをかけたが、すかさず西武より横槍を入れられた ことにより肝を冷やしたのか、直後に岡田監督を通じ戦力宣言を出させる など迷走の限りを尽くしている模様である。

　郵貯に続き神戸市から資金を騙し取った上、ローズの給料もケチるケチックスにつける薬はもはや誰にも考え付かないだろう。公金を横領すること以外知恵の働かない会社は、とっとと郵貯横領その他の罪で取り潰されて欲しいものだ。


　なお、そのオリックスと組んで近鉄を取り潰すことで球界再編を試みた結果、周囲より袋叩きにあったことも記憶に新しい巨人だが、テレビ東京の経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断 」で清武英利代表の賞賛番組 を報道する模様である。
　清武代表の功績は以前に書いたように 当方としても認めているが、先日のドラフト改善提案 、尾花コーチ排除 の一件といい今回のドラマの一件といい、どうも最近セクハラ 、パワハラ 、小久保無償放出 等、暴走全盛期の高塚元ダイエー球団社長に近い匂いを漂わせているような気がする。解雇が噂されているグライシンガーの放出等、球界勢力均衡の方向に暴走してくれるとありがたいのだが。

↓よろしければクリックお願いします。