11月22日火曜日
南の星小学校にてワークショップを実施、その後北441にて反省会を行いました。
ワークショップ参加:12名
(小澤・渥美・岩永・山下・野末・浅井・石川・岩崎・大沢・鈴木・永谷・玉腰)
6年生の3クラス対象
各クラス4名ずつに分かれ、ワークショップを実施
【反省会】
参加者:10名:岩永(欠席)玉腰(早退)
個人振り返り10分
グループ共有20分
※㈰どんな子がいたか
㈪その子にどのように接したか
㈫反省点・評価点・改善方法 の三点は必ず話し合ってもらうことに
全体共有:15分(各グループ5分ずつ発表)
渥美・小澤コメント10分
シャトルペーパー記入
その後、プロジェクトの現時点での改善点について話し合いを行った。
様々なコメントが出たが、
㈰東小学校と比べての感想
㈪ワークショップに関して
㈫プロジェクトに関して
以上の3つに分けられると思う。
㈰東小と比べて…
・まとまっていた
・のみこみが早い
・異文化の受け入れがすんなり(初めは「変なのー」と言いつつ、興味津々「おもしろい!」という子が多く見られた とのこと)
など、ポジティブなコメントが多かった。
これは、東小での経験を生かし、アクティビティの内容を変更した点や、対象学年が東小に比べ、一学年上だったということも、頭に入れておかなければならない。
注目すべき点は「異文化の受け入れがすんなりできていた」というコメントだ。
ファシリテーターが、いろんな国・地域・民族の挨拶説明しているとき、その挨拶のまねをする児童が何人かいたという。(ex:頬を触り合う
など近い距離でスキンシップを必要とする挨拶)
また、このワークショップの最大の目的である「自分たちの当たり前以外にも、世界にはたくさんの当たり前があるんだよ」とファシリテーター(大沢)が言ったとき、子供たちは話に聞き入り、納得したような反応があったことも重要なポイントである。
㈪WSに関して
・チームでの団結力を持たせる方法を考える必要性
(チーム=国 など何かしらの設定をすべきだった)
・カードだけ交換してた子もいた(本来の目的からそれていた)
・ファシリテーターで差(一度ワークショップの参加メンバー全員で練習すべき)
・カードを配っている「間」→そわそわ
・ワークシート「何を感じた?」という問いが難しかった
・大学生 表情硬い・テンション低い
・説明をしなきゃ!ということに必死。子供たちをみる余裕がなかった
㈫プロジェクトの運営方法に関して
・変更点をプロジェクトメンバーに共有
・アクティビティの意図の共有
・ポイントだけは押さえられたけど…
・紙に書いてあることを達成するだけでは意味がない。
・ファシリテーターの人選について
・現在、仕事が回っていない一年生にもしっかり成果を持たせるべき
・メールでは伝えるのに限界
・注意点だけでも(声掛けなど)
・プレができなかった
・WS全体を把握してる人が少ない
・関わってる人のモチベーションにばらつきあり
・一つの資料を作るにも役割分担をすべき
・体制を立て直す
・ブログの徹底・情報共有の徹底
・二回目のWSの人数不足→院生・ゼミ生巻き込む、再度呼びかけ
■シャトルペーパー
「すごくまとまりのあるクラスでファシリテートしやすかったです。みんなうんうんと話を聞いてくれて反応がすごく良くて私自身が楽しかった。
1人でワンマンになっていたかなと。一人ひとりのモチベーションをあげて責任感のあるとを一緒にやっていくのはすごく難しいけど大事なことだなと思います。
一人は気楽だし、スムーズだけど、でもやっぱり、チームで動くほうが断然楽しいし、達成感も全然違う。みんなで一つのものを作り上げたいです。」
■感想(小澤)
前回の東小WSから土日を挟んでたったの5日後ということもあり、全体へのアクティビティの説明や、解説が十分にできず個人の知っている情報に偏りがあった。
「明恵さんに頼ってしまった。」というコメントがあった。
企画班のリーダーである大沢さんに情報が集中してしまうのは仕方ないことではあるが、情報の共有を徹底いていく必要性がここで再び明らかになった。
■一人ひとりが自覚すべきこと
「小学校にわざわざ貴重な時間をいただいている。」
「児童に与える影響は、自分が考えているよりはるかに大きいということ」
「自分も、多文化共生ワークショッププロジェクトのチームの大切な一員であるということ。」
「考え、行動する。」
「わからないことはわかる人に聞きに行く」
当り前のことですが、もう一度全員で考えてみましょう。
夏休みの最初に行った全体MTGを思い出して。
みんな緊張して、うまく話せなかったり、「多文化共生」とか、「ワークショップ」って言葉自体初めて触れる人も多かったと思う。
でも、あれから3か月が過ぎ、自分たちで考えたアクティビティと、自分たちで作ったオリジナルのコンテンツで、ワークショップを実施することができた!
これって、すごいことだと思う。
夏休み前、「何が何だかよくわかんないけど、来てみました。」みたいな顔してた子も、今では全員の前で自分の意見を発表できるようになってきてる。
私は、みんなの成長が、本当にうれしく、それが原動力になっています。
このプロジェクトを通して、少しでも成長してほしい。
私も、あと2週間、このプロジェクト本気でやってくから・・・
今日、
考えたこと、
感じたこと、
話したこと、
行動したこと…
全部、どこかにつながってるって信じて、あと2週間、
がんばっていきましょう。
【おまけ】
以下、各クラスごとのコメント
★反省点
☆評価点
■6-1 (発表者:山下)
東小に比べ、異文化に対する受け入れがすんなり
☆
元気 賑やか
のみこみがはやい
挨拶=ハグ
お祈り 最初は恥ずかしそう 周りも期待通りの反応「なにやってんの?」
まとめをしっかり聞いてくれた
調べたい 変だけど面白い
★
ルールがいきわたってない
世界の形が分かんなくて 作るのに時間がかかった
ラスト一枚を一生懸命探してた (かわいそう)
ワークシート 班の名前だけで5分
絵本 展示 子供たちの足で
言ってる意味がわからないと話を聞かない
地図が合わない 要説明
紙を書くタイミング
グループ活動という認識が甘い
説明→グループ分け のほうがスムーズ
■6-2 (石川)
☆
東に比べてワークらしかった(あいさつを意識していた)
ファシリの呼びかけ
問いかけに対する反応◎
世界地図に対する興味◎
違うあいさつに対する印象◎
男女比に差→臨機応変に対応
外国人違和感なし
クラス単位:目・声が届く◎
殺人鬼様
★
ワークが早くすんでしまった
最後の一枚を待たせてしまった
かぶってない→効率がいい
写真×
ふざけてたり反抗的→注意
■6-3 (野末)
☆
まとまりがあってやりやすかった(学年の違い?→東:5年 南:6年)
「楽しかったよ」と言ってくれた
お祈りに違うグループの子も入ってきた
★
うるさくなった時にどうしたらいいのか
すれ違い際の挨拶がなかった
感想 女子自分が思ったことのみ
その場でのヒアリングが大事
目的:同じ挨拶なし
質問タイム
あいさつの魅力ってなんだとおもいますか?
「なんでもいいよ」「彼氏いますか?」
質問をする雰囲気を作る(なんでもいい→ワークについて)
お手本を動作で
残念な点:「どんな挨拶に出会いましたか?」というワークシートの質問に答えられる子が少なく、他のグループにどんな挨拶をしていたか聞いてた(=挨拶の印象が薄かったから?)
■あゆみ 6-2
観察:ヒアリングを積極的にすべき
撮影許可を忘れた
世界地図の仕掛け◎
日本が隅にある地図に違和感
言語の違いに戸惑い&興味 好奇心
他にどんなあいさつがあるか知ってるひと?って聞いてもよかったかも
「ジャンボ」に対する反応
タイ/インド
練習・段取り不足
要リハーサル・事前打ち合わせ(先生)
■きわ 6-3
子供たちの様子:静か(まじめ?)→グループ:話きかない
男子元気 女子しっかり(消極的)→声掛け対処
先生に怒られながらのWS
ナマステ・マオリ「きもい」「わらう」
挨拶紹介:実践→興味あるってこと?