フレグランス365 / 056

■ マイ バーバリー / バーバリー
■ EDT.SP 50ml - 9,000円 90ml - 12,000円 (本体価格)
■ 公式サイト バーバリー

 

 

 

『マイ バーバリー』のオードトワレ。三寒四温のお天気が続く近頃、春色の洋服の上に冬のコートは重く感じられ、かといってスプリングコートではまだ軽すぎる。そこでしっかりと風を防いでくれるトレンチコートを。襟元から明るいカラーを覗かせたり、素肌を見せたりして春の感じを演出してみます。

 

2014年秋にトレンチコートの「ヘリテージコレクション」を展開したバーバリー。コレクションでは「ハニー」「ストーン」「ブラック」の3カラーと、「ショート」「ミドル」「ロング」の3種類の着丈を展開。この2014年にフレグランスの『マイ バーバリー』もスタート。ストーンカラーのギャバジンのリボンをつけ、ボタンと同じテイストのキャップ、スクエアは安定感のあるボトル。バーバリーというブランドの安心感に一致したと誰もが認めるルックスです。

 

香りは、先に発売されたオードパルファムよりもライトな仕上がり。スイートピー、レモンフラワー、ピオニー、ピーチフラワー、フリージア、ダマスクローズ、ホワイトモス、ムスクで春の庭園をイメージ。気まぐれな雨の後、しっとりと濡れた花が、陽の光にあたってまた再び香りを発するような、みずみずしいフルーラルノートです。




 

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フレグランス365 / 055

■ フルール ドー / ロシャス
■ EDT.SP 100ml  ※製造中止 ※画像は空ボトルです。

 

 


『フルール ドー』は「水の花」という名の香水。『オーデ グッチ』を昨日のブログで取り上げてから、1990年代後半から2000年にかけて東京の香水コーナーでリアルに売れていた香水について考えていました。私が担当していたのはフリーのお客様より顧客様が中心の百貨店でしたので、お使い付けの香水をリピートされる方が多く100mlのオードトワレを3ヶ月から半年のスパンで使われる方が多かったのです。

『フルール ドー』は大企業にお務めのおとなしい雰囲気の女性に好まれていた香り。アクアティックなフローラルグリーンノートですが、アプリコットやブランックカラントなどのキャンディのような甘いニュアンスが当時の流行でした。メロン、ヒヤシンス、ロータスなアクアティックに。ミモザ、ヘリオトロープ、スズラン、ローズはクラシカルに。サンダルウッド、アンバー、ヴェチバーがラストです。歌や踊りを好むギリシア神話の妖精、ニンフの姿がボトルに浮き彫りにされていて、自然で美しい女性像を連想させます。

ほぼ同時期にブルガリの『オ パフメ オー テ ヴェール』が発売となり、香水もよりナチュラルな「香水っぽくない」香りが好まれる傾向に。翌年はグッチの『エンヴィ』が大ヒットし、翌々年には鳴り物入りでセフォラが、今年の4月にGINZA SIXがオープンする場所に開店するのでした。2000年少し前のお話です。

 

 

 

 

 

 


 

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フレグランス365 / 054

■ ローズ エッセンシャル ロゼ / ブルガリ
■ EDT.SP 100ml - 12,300円 ※製造中止
■ 公式サイト カフェ デ パルファム ※EDP.SPの解説です。




 

 

『ローズ エッセンシャル ロゼ』はブルガリの『ローズエッセンシャル オードパルファム』のオードゥ トワレットバージョン。ローズをメインモチーフに、ライトなシプレ調の趣きがあります。いつでも好感が持てるフローラルノート。

 

すでに製造中止ですが、若い女性のための品のあるローズの香りとして、今でもとても好きな香り。ベルガモット、オレンジ、トルコローズ、オレンジブロッサム、ジャスミン、ムスク。香りの構成はシンプルですが、オードパルファムと同じく、ベアトリス・ピケによる調香で、ライトなのにエレガント。

ローズを中心にしたやさしいフローラルブーケのこの系統の香りは、90年代のグッチの『オーデ グッチ』から、最近のエリー サーブの『エリー サーブ』まで、ドレッサーに一つあると安心できる香りです。

 

 

 

 

 

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