チェリー♪ができるまで③ ~ダメ出し!の核心へ~ | 全米が笑った!?4コマふぅ~ボイスドラマ@StudyStudio

チェリー♪ができるまで③ ~ダメ出し!の核心へ~

こんにちはorこんばんは♪
StudyStudioの脚本&演出担当、スタディです。

前回企画書を飛ばし、いきなり『チェリー』の脚本を書いた事をカミングアウトしたところ、方々からたくさんのお叱りのお言葉をいただきました…orz

や、いつもはきちんと企画書書いて、プロット書いて、ハコ書きしてとやってるんですよ!ただ、この『チェリー』だけがイレギュラーなんです(泣)

で、今回は、そのイレギュラーが引き起こしたダメ出しの核心です。


『ダメ出し!の核心へ』

主人公の名前が決まった!

桜木さくらから産まれた桜木チェリー
「桃から産まれた桃太郎」にゴロは似てるが全然違う。

この主人公を、もう一つのネタに当てはめる。
そして、出来上がった話が、チェリーという名前にコンプレックスを持つ主人公が、そのせいで引っ込み思案になってしまった性格を治す為に、コンビニエンスストア『チェリーマート』でアルバイトする話である。

そう、つまりこの時点で現在の『チェリー♪』の根幹は出来上がっていたのだ!

では、どこをダメ出しされたのか?
それは、チェリーという名前だった。

「現代日本の名前事情において、チェリーではコンプレックスになるほどの珍しい名前としてはインパクトに欠けます」と言うのだ。

そして、更に続く言葉に耳を疑う。
「今の子供の名前では、檸檬林檎などの果物の名前はさほど珍しくないですよ。瑠美李(るびい)巴愛琉(ぱある)で宝石姉妹とか、酷いのだと一文字でらいおんですからね」

『雄』で『らいおん』……。
酷い、酷過ぎる(や、あくまで僕個人の感想ですけどね)

愕然とする僕に追い打ちをかけるかの如く、スタッフが教えてくれたのが以下のサイトである。

DQNネーム(子供の名前@あー勘違い・子供がカワイソ)


こ、こりゃダメだ…。
「事実は小説より奇なり」とはよく言うが、これは過ぎるやろ~(笑)

こうして『チェリー♪』の根幹は簡単に崩れ去ったのである。

そして、呆然とする僕に、更に追い打ちをかけるもう一つのダメ出しが……。

【つづく】



いや~、それにしてもDQNネームは凄いッスね~!!

確かに、名前は親から子供に与える最初のプレゼントであり、そこに個性を求めるのは当然かも知れませんが………。
でも、そこに子供への愛情があるならば、どんな名前であろうと、それはどうこう言うまでもない些細な事ですよね。