生徒が望む人生を手に入れる能力UPの学習塾 StudyGymの長山です。
ＳｔｕｄｙＧｙｍの長山、塾経営者自立編
宮城に帰り、実家に戻る。父母への恩返し
私のルーツは宮城県白石市にあります。
私は生まれも育ちも北海道のですが、父は白石市の出身です。
父は東北薬科大を卒業後、病院勤務の薬剤師となり北海道に渡りました。
これは、祖父の兄弟の家、つまり私の遠い親類の家です。
そして、こちらが父の生家で、今も残っています。
定年まで病院薬剤師を勤め上げた父は、故郷であり、親族が生活する宮城に家を建てました。
それが現在の私の実家です。
大手塾を退職した私は、とりあえず実家に身を寄せます。
その頃、両親はすでに７０代に差し掛かっており、何かと手伝いが必要な状況になっていました。
私が病院などへの送迎、お買い物などできる限り引き受けていました。
仙台の個別指導専門の個人塾で働き始める。
宮城に戻り、父母の手伝いをしながら、職探しをしました。
別な職業に就くという選択肢もあったのですが、絶対この仕事を辞めたくない。
そういう気持ちがふつふつと沸いてきて、雇ってくれる塾を探しました。
時間講師の求人はあっても、社員の求人はなかなかありません。
まして、当時４０歳で、大手塾の管理職経験者。
周囲との和を保てるか心配です。
私が採用する側だったとしても、採用をためらいます。
それが分かっていたので、履歴書を携え、塾を一軒一軒たずねて回りました。
なかなか仕事は見つかりませんでした。
しかし、それでも仙台市の泉区にあった個人経営の個別指導専門塾が私を採用してくれました。
ここは公立高校には合格できない低学力の、私立専願者を主な顧客とする塾でした。
学力的には完全に手遅れで、手の打ちようのない生徒さんがたくさんいました。
一定期間預かって、勉強を教える。
結果は出ません。
クレームが来てもすべて生徒さんのせいにできる。
そして対価はしっかりいただく。
私はこれが好きになれませんでした。
一生懸命頑張る生徒たちに勉強を教えたい。
自分の塾が持ちたい。
そんな気持ちがどんどん強くなってゆきました。
自分の塾を開く。理念なき運営。
そして数年後、一つのチャンスを得て、自分の塾を開業。
今から１２年前のことになります。
開業当初、自分が並以上に出来る仕事はないので、この仕事をする。
心の中にあったのは『確実に成績の上がる塾を作る。』これだけでした。
コンセプトがハッキリしていなかったため、上は仙台二高の希望者から、下は底辺高の希望者が集まりました。
毎年集まる生徒さんはバラバラ。
そのため指導の仕方は毎年変わっていました。
ある年は集団塾、ある年は個別指導塾。
その時その時に来ている生徒さんに迎合、考え方も大きくブレていました。
ですから、関心を持って問い合わせをしていただいた方に、
『おたくは集団指導の塾なのですか、それとも個別指導の塾なのですか？』
と尋ねられても、答えられない時期もありました。
震災が起こり、塾生が激減。理念の必要性を自覚。
震災で被災された方もあり、直後には塾生の約半数から休会の申し入れが入りました。
閉鎖の危機です。
こんな追い詰められた状況になって初めて
『私は何のために塾を続けているのだろう？』ということを考えました。
今迄も何回か辞めるチャンスがあったのですが、その都度続けることを選んできました。
何か強い思いがあるはず・・・。
今まで真剣に考えてこなかったので、頭は堂々巡りをするだけで答えが見えてきません。
そんな時期に県外のある同業者がアクセスしてきて、無責任なことを言ってきました。
『こんな時期ですから、被災された方は１年間無料で受講することを打ち出しましょう。集客の問題はそれで一気に解決しますよ。』
ここまでならまだよかったのですが、次の言葉には腹が立ちました。
『手が足りないでしょうから、講師はうちから派遣しますよ。』
『資金にも困っているようで、なんならうちがお金を出してあげてもいいですよ。』
『その代わり、私にもおたくの経営に口を出させて下さい。』
『融資してあげるんだから当然でしょ？』
うるせーよ！！！
自分の人生は自分のもの。
どんな状況になろうとも、誰にもその主導権は渡さない。
心に芯が通っていないので、このような人物がアクセスしてくるのだと反省しました。
そして、経営理念を作りはじめました。
突き詰めていくと、自分はいったい何の役割を持って生まれてきたのかを考えることになります。
生まれ育った町に行って、その土地の空気を吸えば、心の奥底にある自分の気持ちに気づけるか。
昔の友達、お世話になった方々に合えばばわかるかと、GWを使い北海道の生まれ育った場所を訪ねる旅を2回決行。
その頃のことを思い出しました。
なぜ学校の教師になるのをやめて、一生塾の講師をやろうと思うようになったか。
StudtyGymの使命、自分の役割が見えてくる
今はこのように思っています。
勉強の仕方が分からず、暗い気持ちで学校生活を送っている生徒さんに勉強の仕方を教える。
そして、勉強の悩みから解放され、楽しい学校生活を送れるようになってもらいたい。
また、自分の力で勉強を進められる生徒さんを作り、自分で自分の人生を切り開いて行ける人に育てる手助けをしたい。
それがこの文章になりました。
【Study Gym Mission】
仙塩地区で才能が眠っている子供達に、他にはない学習法の伝達を通して、自分の望む人生を手に入れ、幸せな人が増える社会の創造に貢献します。
（終）
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＊最後までお読みいただき、ありがとうございました。
多賀城の学習塾 進学教室スタディジム
★仙台三高・多賀城高・宮城野高・仙台一高・二高・塩釜高
★多賀城・塩釜・仙台の少中学生が通っています。
★学校の成績アップや公立校高受験合格などの指導を通して、子供たちが望む人生を手に入れるお手伝いをしています。
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