これは主人公であり自キャラのライディース誕生の一コマ

 

ただここはルーサーだけの台詞だけになります

 

こことは別のとこで書いてる話に連なるもの

 

わけあってそれをここで記す

 

 

 

状況はライディースはカプセルのようなものの中にいて液体で満たされ浮いてる

 

意識はあるけどもうろうとしてるような状態

 

そこにルーサーがいる

 

 

「やあ、一応初めましてと言っておくよ

さっそくだけど君が覚えてるのは何かな?最後の記憶が思い出せるなら教えてくれないか?」

 

「・・そうか、それだけは辛うじて残っているのか

やはりシオンのようにきれいさっぱりと完全消去はできなかったか

悔しいがさすがはシオンだね

まぁ、それが残ってるのなら利用しない手はない

いいかい?それは君の記憶、両親がダーカーに殺された記憶だ

顔も名前も覚えてなくともね

両親の犠牲で君は生き延びた、そのため君はアークスになる、ならなければいけない

両親の死のため、誰かを救うために君はアークスとなる

それが君が生まれ持った使命みたいなものだ

君の命はそのためにある

誰かの死によって生かされてるのだから

この後君はシャトル事故にも会い生き延びるようになる

そこはこちらで仕込むから『そういうことがあった』とだけ記憶してればいい」

 

「そして、これが一番大事なこと

アークスになる君はある人物と出会う、それは必然だ、避けられない出会いだよ

その人物の名は『マトイ』

君は彼女と会う

その子と仲良くなること、これは絶対条件だ

シオンの縁者となるには彼女と仲良く成っておかないといけないからね

好きになっても構わないよ、俗にいう恋人というのになってもいい。それこそ好きにしていい

とにかく大事にすること、僕とシオンが1つになるまではね

それまでは絶対に守るんだ、何が何でも、誰が当てでも守るんだ、いいね?」

 

「君は強い、誰よりも強い、そう作り上げたからね。あの六芒ですら超える存在だ

最高傑作だよ、君は

だけどいきなりその強さを表したら不自然すぎるからね

いくつかのリミッターは付けたよ

それは戦うたびに少しずつ解除されていく、同時にリミッターがかかってる間も戦うことで鍛えられされに強くもなっていく

もし君が長生きしたのなら僕の計算を超える強さになるだろうね

最もその時は来ないけど、そうなる前に君は死ぬ

僕とシオンが1つになれば用済みだからね、そのときは消えてもらう」

 

「さて最後に君の名前を考えないと

流石にロイという名は使えない。君はもうロイじゃないから

何がいいかな?名付け親とはこういうものなのかな?」

 

「・・そうだね

ロイから派生したものがいいかな?

彼の死によって君は誕生する

だったら・・ロイからの死(デス)

ロイ・・デス

ロイ・・ディス

ライ・・ディス

そう、ライディースがいい

君はこれからライディースだ

君はアークスになりマトイを守る

誰が相手でもマトイを守ってやるんだ

それは全て僕がシオンと1つになるために必要なことなのだから」

 

「さあ、また眠り給え。最後の調整だ

次に目覚めた時はアカデミー入学の前日

シャトル事故にあうが君はほぼ無傷で生き残る。入学には問題ない、そうしておくから

そしてアカデミーで再びアークスになるための教育を受ける流れだ

ではお休み、ライディース

出来損ないから生まれた僕の最高傑作」

 

 

 

これはライディースは覚えてない

 

ルーサーからの刷り込み

 

深層意識の底でそう従ってる

 

それがある伏線となってる

 

最もここで書いた過去作を読んだことある人は分かるかもだが