ホビーの世界

気まぐれで思いついたことやその日にあったことなどを書いてこうかと思ってます。
コメント返しは基本しないです。よほど好感のあるコメントならするかも?


テーマ:
*注意  これは私が勝手に妄想した話です


そのため本家と設定が一部変更されてます






PSO2妄想編 EP3外伝 マトイの章



謎の依頼主を求め遺跡エリアに来たアフィン、イオ、ライディース、マトイの4人


先頭を行くはアフィンとその横を歩いてるイオ

そこからやや離れた所を歩いてるライディース

さらに離れたとこを歩くマトイ


「なぁ?アフィン・・・・このままでいいのか?」

後方にいるライディースとマトイに聞こえないよう小声で言うイオ

「いいわけないが・・・・まさかこうも何も話さないとは・・」

アフィンとイオは後ろを見ると

ライディースとマトイの空いてる距離がそこそこに離れてるのが気になってた

「とても付き合ってる者同士の距離じゃないな・・」

「先輩も一切マトイさんを見ようとしてないし・・・・・」

「・・・・よし!イオ・・・・なんか話して来い!」

「!何で俺なんだよ!」

「こういうときは男より女の方が適任なんだって」

そういうとアフィンはイオの背中を押してライディースたちの方へ無理やり送りだした

たたらを踏むようにライディースらに近づいてしまったイオ

「イオ?」

ライディースには急にこっちに駆け寄ってきたようなものだったので驚くのも仕方ないだろう

「あ・・・・いや・・・・その・・・・・」

なにか2人の共通の話題がないか脳をフル回転させるイオ

「!そうそう・・・・2人はもう体は大丈夫なのかな?って。
ほら・・・深遠なる闇のときはダーカー因子を限界以上まで溜め込んだっていうし・・・・」

「あぁ・・・それなら問題ない。
まだ僅かに残ってはいるが、それも残りカスのようなものだからな。
現状は何の問題もないよ」

「・・・・私も大丈夫だよ・・・」

「そ・・・そっか・・・」

(ハッ!・・・・しまった!会話が終わってしまった!)


急いでイオはアフィンのとこに駆け戻り

「ムリムリ!もうムリだよ、アフィン!」

「ったくしょうがないな。そろそろ例のポイントだし・・・次の段階に移るか」




前方の道が左右に分かれた所にでる


「で、どっちに行けばいいんだ?アフィン」

「・・分からん」

「おいおい、分からんって・・・」

「いやぁ・・・正確な位置とか書かれてないんだよ。
D-2ポイントにいるって書いてるだけで・・・・・そしてここからがそのD-2ポイントなんだが・・
この左右の道は進めば1つの道に繋がってて、そこからしばらく行ったとこまでがD-2ポイントだ。
この分かれ道にいるのか?それともその繋がった先にいるのか?
・・・・・・全員でどっちかの道に行っていなかったら逆の道を探すハメになるからな・・・・・
・・・・よし!ここは2手に分かれるか。
俺とイオは右を捜すから、相棒とマトイは左を頼むぜ」

「ちょっ、ちょっと待て!何でそういう組み分けに?戦力を均等に・・」

「その均等に分けたからこうなったんだぜ、相棒。
俺とイオは中距離主体だ、一方の相棒は近接型、マトイは後方支援・・・そうなるとこれが一番ベストだろ?」

「いや・・しかしだな・・」

「まぁ・・・個々の戦力っていうなら・・・確かに相棒とマトイは別々になんだが・・・・
でもよ、そうすると俺とイオのどっちかがマトイと組むわけだが・・・近接じゃない俺たちでマトイと組むのは得策じゃないだろ?」

「それだとお前たちが組むのはどうなんだ?」

「そこはお互いが中距離なんだから互いにフォローすれば問題ないだろ?
それに近接戦闘が全く出来ないわけじゃないんだぜ、俺たち・・・・・相棒ほどではないけど・・・」

「それにさ先輩、コンビ歴でもこれがベストだしさ」

「そういうわけだ、さっさと行こうぜ。人命救助は時間との戦いなんだぜ!」

そういうとアフィンとイオは急いで走り去って行った


反論の暇なく話を進められ


「仕方ない・・・・」

軽くため息をつき、歩き出すライディース

このときもマトイには一切目を合わすどころか、口も聞かずにいた

そんなライディースの後を着いていくように少し遅れて歩き出すマトイ


先ほどと同じような距離を空けたまま歩いている

ライディースは周りをもらさずにチェックして見ている

依頼主を見落とさないよう・・・・だが・・後方だけは視界には入れないようにして

それがマトイをさらに話しかけづらくさせた

(どうしよう・・・・せっかく2人っきりになったのに・・・・・
でも・・・・なんて切り出せば・・・・・・・
だからといってこのままだと・・・・謝れないまま終わっちゃう・・・・・・この機会を逃したら・・・・もう・・)

もう二度とチャンスはないんだ!っと思いきって

「あ・・あの」

だが・・・・声が小さかったからか聞こえないらしくライディースは無反応だった

「あの、ライディース?」

だが・・・やはり無反応。聞こえてないのか?それとも聞こえないフリなのか?

そこでマトイは大きな声で

「ご・・ごめんなさい!!!」


「え?」

今のでやっと気付いたようにライディースは後ろを振り返った

マトイが深々と頭を下げてるのを見て

「・・・・なんで?謝ってる?」

マトイは少しだけ顔を上げ

「私・・・・ライディースを怒らせちゃったから・・・・だから、ごめんなさい!」

と、また頭を下げる

「いやいや、意味が分からない・・・・・・俺は謝れるようなことは何もされてないが?」

今度はしっかりと顔を上げ

「だって・・・・・私が怒らせたから・・・・・ライディースは・・・・・・
もしかして・・・・・怒ってるのではなく・・・・・・・
やっぱり・・・・嫌いになったんだ・・・・・」

段々と不安になり泣き出しそうな顔になっていくマトイ

また頭を下げて

「お願い!嫌いにならないで!
なんでも言うこと効くから!ライディースに嫌われたら・・・私・・・・・・」

「だから待てって!
勝手に話を進ませないでくれ!いったい何を誤解してそうなったんだ?
俺は怒ってもないし、ましてや嫌いになってもいない」

恐る恐る顔を上げて

「だったら・・・どうして私を避けてたの?
この3週間・・・・話すどころか会いにも来てくれなかった・・・・・今日だって目も合わせてくれなかった・・・・」

「そ・・・それは・・・・」

流石に口篭る。

「お願い言って。私・・・まだ人とのコミニュケーションが上手くないから・・・きっと傷つけたりとかしてるかもしれない・・・・・言ってくれば直すから。だから・・・・・」

懇願して言うマトイにライディースは流石に黙ってるのもマズイなと思い

(理由はどうあれ・・・・俺が悶々としてるせいでマトイを悲しませたことに変わりはないか・・・)

「・・・・分かった・・・・話すよ」

だが・・・なかなか言葉に出来なかった

両頬を叩き、気合を入れて

「・・・・悩んでたんだ。
マトイが・・・俺と【仮面】のどっちが好きなのか?を・・・・」

しばし沈黙のあと、マトイは小首を傾げ

「・・・・・・・・・【仮面】?なんでそこで【仮面】が?」

「だって・・・あいつは俺の成れの果てだ、いわば同一人物だ。
マトイは最終的にはあいつに救われた・・・・俺は何も出来ず・・・・・・俺ごとあいつに助けられたんだ。
そのため大きな恩があるうえに、「泣くな、笑え」っていう言葉が支えにもなってる・・・・・
だから・・・・・あいつのことが・・・・・」

「ちょっ・・・ちょっと待って!私そんなこと言った覚えないよ?」

「分かってる・・・・俺が勝手にそう考えてしまったってことも・・・・・
でも・・・・そう思ってしまったら・・・・・・どんどん・・・・
マトイに直接聞けば澄む話だったろう・・・でも・・・・出来なかった・・・・・
怖かったんだ・・・・もし・・・ホントに【仮面】だって言われたらと思うと・・・・・
だから・・・・その・・・・ゴメン・・・・・そのせいで誤解させて・・」

それを知ったマトイは少し安堵したものの

「そういうことだったの・・・・・・
どうしてそういう風になったかは知らないけど・・・・・
この際・・・・はっきりとしようか?」

「え?」

「何度も言わないから、よ~く聞いててね。私が好きなのは・・・・」

心の準備もなく唐突に告げられるマトイの告白

うろたえるライディースに構わずマトイは告げた

「【仮面】・・・・・・ではなく・・・・今、私の目の前にいるあなただよ、ライディース」

しばしの沈黙

「・・・・・・・・・・・・・・・え?・・・・・・・・今・・・・・なんて?」

心の準備ができてなかったためか、はたまた空耳とでも思ったのか、信じられなかったようだ

「だからよ~く聞いててって言ったのに!
もう1回だけ言うからね、もう二度は言わないから・・・ちゃんと聞いててね」

顔を赤くしもう一度告げる

「私が好きなのは今ここにいるあなただよ、ライディース」

「・・・・・・・・本当に?」

まだ信じられないのか問いただしてしまう

「嘘じゃないよ、本当だよ。ここで嘘ついて誰が得するの?」

「いや・・・・だって・・・【仮面】は・・・・・・絶対に助けるんだって言ってたし・・」

「確かに結果的にはあの人に助けられたことになったし、あの言葉も支えになってるよ。
でも・・・それとこれとは別だよ。
私の身代わりであんなことになったわけだし・・・助けるって言う気持ちはおかしなことじゃないでしょ?
それと・・・・ライディースはあの人とは同一人物って言うけど、私から見たらもう別人だよ。
だってあの人は絶望して諦めたけど、あなたは決して諦めなかったじゃない!その時点で別人になってるんだよ?
あなたが諦めなかったから私はこうしてここにいるんだよ?【仮面】のように諦めてたら私はとっくに死んでる。そして、あなたもまた【仮面】へとなってた・・・・・
それに自分は何も出来なかったって言うけど・・・・私を救ったのは間違いなくあなただよ?
あなたが諦めなかったから・・・・アークスのみんなが協力してくれた。あの【仮面】でさえも。
誇っていいんだよ?自慢してもいいんだよ?自分がマトイを救ったんだって。
私はね・・・あなたのその優しさと決して折れない強い意思・・・そういうとこに惹かれてるんだよ」

そう告げられたライディースはうなだれるように両肩をダラリと下げ笑い出す

「・・・・なんだこれ?
こんな簡単にケリついたのか・・・・・・あれだけ悩んでたのが馬鹿馬鹿しく思えるほどだ
要はビビッてただけか・・・・マトイを信じて聞いてれば・・・こんなことには・・・」

顔を揚げ両手で顔を隠すように

「・・・・・穴があったら入りたい・・・・・」

恥ずかしくて堪らないのだろう

「でも・・・・ライディースも人の子だってことだね。そうやってやきもち焼くんだから」

そのまま顔を隠したままで

「あぁ・・・そうだよ・・・男のみっともないやきもちだよ・・・」

「でも、嬉しいな。だって・・・そういう風に思うほどに私のことが好きだってことでしょ?」

顔を隠してても顔を赤くしてるのが分かるほどに耳まで赤くなるライディース

「じゃ・・今度はライディースから聞かせて欲しいな」

隠してる両手をどかせ

「何を?」

「私のことをどう思ってるのかを。私は言ったよ『ライディースが好きだ』って。
やきもちを焼くことで好かれてるのは分かるけど・・・やっぱりちゃんと言葉で聞きたいな。
行動や態度だけでなく・・・言葉にして確かめたいんだよ?女の子は」

「・・・・・・・どうしても?」

するとマトイは大きく頷く

そのまっすぐな目で見られてると断れなくなり仕方なく

「・・・・俺は・・・・・俺は、マトイが好きだ大好きだ!!他の誰よりもマトイが大好きだ!!」

恥ずかしながらも周りに誰かいてもはっきりと聞こえるくらい大声で言い放った

それを聞いたマトイは満面の笑みを浮かべた

その笑顔をみたライディースは【仮面】が『泣くな、笑え』と言ったことを理解した

あの笑顔が見られるのならどんな苦しいことも耐えられそうだ、と


それからは合流地点まで並んで歩き、この3週間のを埋めるように喋っていた


いつしか話題は互いがいつ好きになったかに

「私はね・・・・やっぱり深遠なる闇になったときかな。
【双子】から庇って深遠なる闇になろうとしたときに気付いたんだ。
それまでは皆を守るって言うのがあったけど・・そのときは何よりもあなたを守りたいって強く思った。他の何を犠牲にしてでも守んだって。
だから私が犠牲になる事も厭わなかった。でも・・・あなたが好きだって気付いたら、怖くなった。
もう会えなくなる事に・・・思わず涙が流れたよ・・
そうなってくると・・・・・きっかけはなんだろう?少なくとも最初の出会いじゃないのは確か・・」

「あのときのは・・出会いとしては最悪だったからな」

「ウゥゥ・・だってあの時はダーカーだと疑うこともなく・・・
でもね。あれのおかげでライディースっていう存在を強く認識できた。もしそうじゃなかったら普通のアークスとして認識してたよ。
それから度々会うことになって・・・・アッ!そうだ・・・・きっかけはこれだよ。
あの約束の木。あそこで会った時がそうだよ。
その少し前に『もう会わないほうがいい』って心にもないこと言って悔やんでて、それでも『会いたいな』と思ってたら本当に現れて・・・・あの時はすっごく嬉しかったなぁ。
普通の女の子風に言うなら『きっとこの人が私の王子様なんだ』って。
それからは少しずつだけど、意識しだしてた。
【若人】との戦いでピンチになったときは『きっと助けに来てくれる』って信じてた
・・・でも・・・それが強すぎたため【仮面】が化けてたことに気付けないで・・・
あんな手に引っかかるなんて、相当意識してたってことだね。
ライディースはどうなの?」

「俺か?俺も・・・深遠なる闇になったときかな。目覚めたらいなくなってて・・・いつも傍にいるのが当たり前だったから・・・それが急にいなくなったから・・・あれはとても寂しいものだった。そこで気付いた、マトイが好きだったんだって。
きっかけは・・なんだろうな?最初の出会いにしても・・・マトイとは時間軸が違うから・・・
俺のはアフィンと共に最終試験のとき・・・あの約束の木で倒れてるところ。
あれは・・・驚いた。倒れてたんだもんな。正直・・・特にどうとは思わなかったが」

「ええ?全く?何も?」

「そりゃそうだろ。、見ず知らずの子が倒れてたんだ、あれでどうにか思うことのほうがおかしいよ。
でも・・・・不思議には思ってた。
俺の名前を知ってるは・・・妙に懐かれるわで・・」

「・・もしかして・・・・迷惑・・・だったとか?」

「・・・・そう感じる前に不思議に思った。だから迷惑とかはなかったな。まぁ・・・何より可愛かったし・・悪い気はしなかったし。
ただ・・今も気になるのは倒れてるのを発見する前・・・声を聞いたんだ。『助けて』って。
テレパシー的なものだと思うが・・・まだ俺はマトイのことを知らないときだった。と言うことは・・・マトイから一方的なもの・・・・かな。」

「あのときのか・・・・・・正直、よくは覚えてないんだよね。ほとんど意識もなかったし・・・でも・・ライディースの言うように私から一方的に求めてたんだと思う」

「それからは・・色々あってマトイもアークスとなってハルコタンでは・・・・あっ!・・・そうか・・・そこでだな。きっかけは。
ほら、スクナヒメに『つがい』呼ばわりされたとき、あれで意識はしたかもな。
あれは正直・・・照れくさかったが嬉しくもあった。そういう関係になれれば・・・と少しは期待みたいなのはしてたし・・でも・・肝心のマトイがどう思ってるかが分からなかったから・・・・」

「あれか・・あの時は私も恥ずかしかったな。でも・・同じように嬉しくもあったよ。そして同じようにライディースがどう思ってるかが・・・・」

すると2人して同時に鼻で笑った

そのときから同じように想ってたのだと思うとおかしかった





そうこうしてる内に合流ポイントに

「まだアフィンとイオは来てないんだね」

「どうせゆっくりとしてるんだろ?・・わざと・・」

(わざと?それって・・・)

それを問いただそうとすると

「俺たちだけでこれ以上進んでも意味無いからな。2人が来るまではここで待つとしよう」

「う・・・うん」

ムリに問いただすこともないな、とマトイはそれについては言及しなかった


ライディースはダーカーが来るかもしれないと最低限の警戒しつつ回りに気を配ってた

マトイは近くに丁度腰を掛けられるのがありそこに軽く腰を乗せてた

そのマトイは時折チラッ、チラッとライディースを見ては目を背けてた

その視線にきづいたライディースは

「どうした?」

「あ!・・いや・・なんでも・・・・・・」

「なんでもない・・・って感じじゃないだろ?さっきから視線は感じてるんだが?」

「アゥゥ・・・・」

「言ってみなって、言わなきゃ伝わらないって覚えたとこだろ?」

「う・・うん、じゃ・・言うね
実は、ライディースにお願い事があるんだけど・・・・いいかなぁ?」

「ああ、ムリな注文でなければな・・」

(ああ・・・・やっぱそう言うと思って・・・言い出しにくかったのに・・・)

「その表情から・・・察すると・・・本当に無理な注文だったのか?」

「アゥゥ・・・・お願い事自体は簡単なんだけど・・・多分ライディースは嫌がるかも・・・・」

「とりあえず聞こうじゃないか・・・ムリかどうかは俺が決めるし」

「そうだね・・・・じゃ・・思い切って
あのね・・・今度から・・・ライディースのことを『ライ』と呼んでいい?」

「ダメだ」

と、間髪いれずに即答

「ええ!?どうして?」

「恥ずかしいから。それと・・どうしてそう呼ばれなきゃならないんだ?」

「だって・・・・私たちはれて恋人同士になったし・・その記念に恋人同士の呼び方がしたいなぁ・・・なんて・・」

「理由は分かったが・・・・それだと俺はなんて呼べばいい?
マトイって3文字じゃないか。これだと略称しようがないじゃないか。
マト?トイ?・・・それともマイ?・・これじゃ別人だろうて・・・」

「そこはライディースに任せるよ。
だから私は『ライ』って呼んでいい?」

「何がだからっだ。ダメなものはダメだ」

「どうして?聞いてくれたらなんでもするから」

「それでもダメだ。そもそもそんな呼ばれ方されたことないんだ。恥ずかしいったらありゃしない」

「それならなお更呼びたいよ。ライディースの最初の人になりたいし。」

(最初の人って・・・それはそれで別の意味になんるんだが?)

「お願い!」

マトイは両手を合わせ頭を下げる

「いや・・・だから・・・そんなことしても・・」

するとマトイは顔を上げ下から見上げるように目を潤せ懇願する

しかもすがる様に近づいている

(どこでこんな技を!!)


上目遣いの眼差しによる懇願・・・・それが好きな子ならなお更拒めるはずもなく・・


(まずい・・・・・マトイはこうなったら簡単には折れない・・・どうすれば・・・)


頑固なとこがあるため一度決めたらなかなか曲げないことは知ってるため何か手がないか考える

だが、今回互いに勘違いしてたとはいえマトイを悲しませたという負い目があり・・・・

「・・・わかったよ」

せめての償いも込めて了承することに・・・

それを聞いたマトイは大いに喜ぶ

「・・・だが条件がある」

「条件?」

「そう・・・2つほど。
まずはそれを呼ぶときは回りに誰も居ないときのみ。今のように2人っきりのような。
たとえモニター越しでも通話が傍受されるかもしれないから却下
2つ目はむやみに連呼しないこと・・これらを守・・」

「する!約束は守るよ!」

ライディースが言い終わる前に誓った

「・・・・なら・・・呼んでいいよ」

「ありがとう、ライ」

このときマトイは今日一番の笑顔をみせた

それを見たライディースは思わず目を背けてしまう

(なんだ?今の?・・・・あまりにも可愛すぎて直視できなかったぞ・・・)

「どうしたの?私・・・・変な顔でもしてた・・・かな?」

マトイにしたら突然目を背けたのだから不思議に思うのも仕方ないだろう

「あ・・・・いや・・・そうじゃなくて・・・・」

流石にその理由は面と向かっては言えるはずもなく・・・・

「じゃあ・・なんでこっちも見てくれないの?」

1歩・・また1歩とライディースに近づいてくるマトイ

ライディースは思わず後ずさりしそうになるが、ここで退けば怪しまれると思い堪える

ほんの少し手を前に出せば触れるくらいにまで近づかれると

ライディースはマトイをかるく抱き寄せその耳元で、その笑顔に対して言葉を投げた

すぐさまマトイを突き放すように体を離れさせるライディース

するとマトイはそのことに気付かず、ただただ顔をドンドン赤くさせていった

「え!?・・そ・・そ・・そ・・そ・・・か・・か・・・か・・・」

もはや言葉になってなかった。あまりにも恥ずかしく言葉なんて出やしないのだ


そこにアフィンとイオが合流してきた

「悪い悪い、待たせちまったみたいだな、相棒」

「・・・・別にいいさ。それもシナリオに入ってるんだろ?」

「・・・・・あれ?やっぱバレてた?」


アフィンがマトイのほうを見ると、丁度イオがマトイに寄って行き

「お待たせ、マトイさ・・・ちょっ!・・・マトイさん!顔がスゴイ赤いよ!」

「え!?・・・・・」

慌ててなんとか誤魔化そうにも何も思い浮かばず

「だ・・大丈夫・・・大丈夫だから」

そう言うしかなかった

「いや、大丈夫って・・・言われても・・・耳まで真赤だし・・・なにか・・あった?」

そう聞かれるとさっきのライディースの言葉を思い出し、また赤くなる。少し治まってきたとこだったのに・・


それを見たアフィンは

「どうやら・・・上手くやれたようだな、相棒」

「あぁ・・・気を使わせたようで・・すまなかったな」

「いいってことよ、相棒の悩みは俺の悩みでもあるんだしな。
けどよ・・・いつ気付いた?」

「4人目がマトイだったとこでな。急な集合場所の変更もそれで納得した。あのタイミングなら逃げないだろうと踏んだんだろ?」

「まぁな・・・その辺は少し賭けだったが・・・なんにせよ仲直りできてよかったぜ。
だってよ・・・見てられなかったもんなぁ」



「さて・・・無事終わったようだし・・・帰るか」

アフィンがそういい出すと、マトイが

「え?・・・・・もう依頼主は見つかったの?」

一同・・・沈黙・・・・・

「・・・・あの・・・マトイさん・・・・・もしかして・・・まだ気付いてなかった?とか?」

イオが恐る恐る聞く

「え?・・何が?・・・何のこと?」

マトイはライディースに目線を送ると

「マトイ・・・・これは、アフィンとイオがでっち上げた偽のクエストなんだよ・・」

「・・・え?・・・えぇ!?」

「・・・・・・マトイさん・・・ホントに気付いてなかったんだね・・」

「でも・・・どうして?こんなことを・・・・」

「何言ってるんだよ?前に言ったろ?相棒と仲直りさせるため力になるって。それがこのことだったんだよ」

「・・・・し・・・知らなかった・・」

今度は違うことで赤くなるマトイ


「・・・相棒?・・・彼女いつもあぁなのか?」

「いつもってわけじゃないが・・たまに天然を炸裂させるときはあるな。
まぁ・・・そこがカワイイとこでもあるんだけどな」

するとアフィンは軽く口笛を吹き

「まさか相棒の口から惚気言葉を聞こうとはな」

流石に言ってて恥ずかしくなったか少し顔を赤くするライディース



「さて・・・携帯テレポーターを・・」

アフィンがアイテクパックから取り出そうとするが

「あれ?ないや・・・・イオ!携帯テレポーター持ってきてるか?」

「ああ、あるよ。」

代わりにイオがテレポーターを設置する

イオとマトイが歩き進むとアフィンとライディースも向かいだす


「ところでアフィン・・」

途中でライディースが呼び止める

イオとマトイは構わずに既に転送していった

「なんだよ、相棒?」

「今回の同伴者はなんでイオだったんだ?ユクリータでも良かったんじゃ?」

「あぁ・・・・それはあのとき相棒が逃げた直後にマトイに会って2人がギクシャクしてるから何とかしようと思ったんだ、そこに丁度イオがいたから協力してもらったってわけさ。既に知ってるから事情を話す手間も省けるしな。
それにユク姉だと『そんなメンドくさいことしてられるか!』って言われそうだし・・」

「・・・・なるほどな・・理由はそれだけか?」

「それだけって何も・・他にあるかよ?」

「・・・・・そうか・・・なら・・・それでいいか」

「なんだよ相棒?なんか引っかかる言い方に聞こえるんだが?」

「いや・・・いいんだ。お前がまだそうなら・・・これ以上言っても意味がないし」

そう言うと先に歩き出すライディース

「おい!どういう意味だよ相棒!」









それから、しばらくしてライディースとマトイは体内のダーカー因子を完全に浄化するため長期のコールドスリープに入ることとなる









PSO2妄想編EP3外伝

マトイの章       終


いやぁ・・いかがでしたでしょうか?

なんだかんだでライディースとマトイのラブラブ話になったような・・そんなつもりはなかったんだがなぁ

どんなに好きあってもすれ違いは起こるもんだと、いうことで出来た話でした


やっと想いが通じ合えた矢先に・・・コールドスリープという2人を引き裂くようなイベントが!!


まぁ・・・眠りに着くまでの話なんて、出来てやしませんがね・・

でも・・・・PSO2アニメ版でのマトイが出てる辺りの話しは私なりの解釈でそれなりに形にはなってたりしてます

アニメでは語られなかった【若人】の残滓をマトイが吸い込んだっていうとことか。この辺を勝手な解釈で形になってたり・・・

まだ眠りから覚めないライディースに想いを馳せたりとかね

けど・・・今は・・いいかな・・・もうそろそろファイナルエピソードに取り掛かりたいんで



今回アフィンにイオをどう思ってるかをちょいと付け足してみたが・・・・まだ2人はそんな段階じゃなかったというオチ

私には、いずれくっ付くんじゃないかと・・・・



・・実はここだけの話・・ファイナルエピソードではアフィンにある仕掛けをしてます

まさに妄想編といわんばかりの設定をぶち込む予定です

ヒント・・・・フレのアフィンがそういう設定だったから・・・・利用させていただくという・・



では次回、ファイナルエピソードで~(結構時間掛かるのですぐには投稿できません)
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