- 待ってました、今回のテーマは
最新刊 楽園 by宮部 みゆき です♪
これから読む方のために、内容は割愛しますが
アイラはねぇ、この話に出てくる亡き少年のお母さんが
アイラの母親とかぶってしょうがなかったw
宮部女史の描くお母さんの描写が、アイラの母親そっくりなのよ><;
亡き少年は友人に「お前の母ちゃん象みたいだな」って言われるの。
小さくてちまちま動く優しそうな目とか、小太りで猫背気味とかw
(こんなことお母さんに言ったら怒られるってか、スネられそうだけど(;´▽`A``)
なんて言うか、表現悪いかもだけど八百屋の母ちゃん風なワケよw
アイラは完全に父親似だから、母親と一緒にいても親子だって思われる事少なくてねぇ・・・。
でもね、アイラは本当はお母さんになりたかったの。
駅で待ち合わせしたって、人に紛れてわからない事もしばしばの
平々凡々な容姿で。生きるのに不器用で、でもどこか可愛くて、芯から「母親」な人。
恐らく「女」でいた頃もあったろうに、アイラ達兄弟のために「母親」になった人。
子供のために、身を粉にして働いて、苦労も多いだろうに笑っていられる人。
読み進みながら、なんてことない表現に母を重ねて、涙ぐんだりしてましたw
(※注:アイラ母は健在ですw)
宮部女史の中の「母親」って、こんな人なのかなって。
だからこんな描写が出来るのかなって。
この亡き少年のお母さんは、最初から最後まで「お母さん」なのね。
ずっとずっと、いつでもどんな時でも、言動に母性がにじみ出てる。
アイラの「憧れ」がそこに、文章で存在してるのよw
今時の小説に出てくる女性たちは、スタイリッシュだったりエネルギッシュだったり
そんな「強さ」を持つ主人公が多いけれど
そんなものは足元にも及ばないくらい、強い女性なんだよね~、このお母さんはw
ストーリーそのものも楽しめたけれど、全然関係ないところで
密かに楽しみながら読めた作品でしたヾ(@^(∞)^@)ノ
ちなみに・・・読み終わってから、やはりお母さんに電話しちゃったw
「相変わらず連絡もよこさないで(-_-メ」
って怒られたのは言うまでもない・・・。
でもね、お母さん。アイラは元気でいるから連絡しないのよ(言い訳^^;
お母さんと離れて暮らして16年にもなっちゃうけど
本当は、いつもお母さんと暮らしたいって思ってきたよ。
でもでもアイラは親不孝モノだから、♂と離れられないんだよねぇ^^;
本人の前じゃ照れくさくて言えないけど、
とても尊敬してるし、大好き。
いつもお母さんの自慢の娘でいたくて、無理してたこともたくさんあったの。
一緒にいられなくて、ごめんねm(_ _ )m
あ・・・全然読書感想になってないや(゚ー゚;
- 楽園 上 (1)/宮部 みゆき
- ¥1,700
- Amazon.co.jp
- 楽園 下/宮部 みゆき
- ¥1,700
- Amazon.co.jp