もともと数学や物理をやっていたからなのか、万物に当てはまる法則に自分の興味があります。

 

自分には当てはまるけど、他のひとには当てはまらないもの。

今は当てはまるけど、5年後には当てはまらないもの。

東京では当てはまるけど、九州ではあてはまらないもの。

 

こういうのに興味が持てないのです。

 

そんな性格だから、人の持論なんて到底興味もてない。

「それ、あなたが思ってるだけですよね」

冷めた目で見てしまう自分がいます。

 

でも、気付いてしまったのです。

どうやら持論を展開できる人がファンを獲得し信頼を置かれるという法則に。

 

Facebookで流れてきてたまたま見ていたのが、下田美咲さんのcakes記事

まぁ持論ですよね。それもだいぶ極端なw

 

でもだからこそ下田美咲さんが、一般的な考え方の単なる美女と違って見える。

ポジショニングが確立される。

 

そんなことにふと気づき、周りを見てみた。

いまはやりの起業女子界隈で描かれてるのは、そうした持論とライフスタイルを描くということ。

そして実際にファンを獲得している(ように見える)。

 

急に腹に落ちます。

「あれ?これが世界観ってやつか?」

 

最近、マーケティング界隈では世界観という言葉をよく聞きます。

一番最初に聞いたのはマーケティング・ハイの平林さんが世界観セールスを打ち出したときだったはず。

 

価値の差別化が難しくなっていくなか、必要になるのは世界観の差別化だと。

続く多くの人がそんな感じのメッセージを打ち出しています。

 

うん、確かに。

野村のことばで言うならば「価値とキャラの間をつなぐもの」そんな感じかな。

 

そうしたものが魅力となり選ばれる理由となる。

すごくよくわかる。

田中角栄だって小泉純一郎だって、ヒトラーだってジョブズだって、そうしたものが感じられる。

 

単なるベネフィットでもないし、単なる性格・キャラでもない。

その間にあって、それらの融合を起こすもの。

 

でも個人的には世界観という言葉は好きじゃないかな。

何を指しているのかよくわからないから。

 

プレゼンの専門家として、その定義をきちんとしたい。

それができたら、自分の提供できるものが1つレベルアップするはずだから。

 

●プレゼン勉強会Prazy