山崎亮さんの「コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる」 | ホームページ改善、ITでお悩みのことなら「エニシア」 市川武史の奮闘記

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買い手に売り手や作り手の想いが伝わる「温かな消費」を創造していきます。また「買い手」が温かな気持ちになり、その空気感が家族や友人などに波及していくような温かな社会をお客様と共創します。

山崎亮さんの「コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる」を読了。

以下、読書メモ。
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何か社会的な問題に取り組むときには2種類のアプローチ方法がある。

1.困っていることををモノのデザインで解決しようとする方法。例えば、アフリカの水道が整備されていない村に対して、手で押して転がすことのできるローラー状のタンクをデザインすること。水瓶を頭の上に乗せて運ぶよりも多くの水を短時間で運ぶことができる。

2.一方、課題を解決するためにコミュニティの力を高めるようなデザインを提供するというアプローチがある。
同じくアフリカの村で、子供たちが回転遊具で遊ぶことによって地下水が上空のタンクに貯められて、蛇口をひねると水が出てくるという仕組みをデザインした例がある。
これは子供のコミュニティが集まって遊ぶことを促すデザインであり、これによって水が手に入るようになるという解決方法。

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