クイズ番組「パネルクイズ アタック25」が放送1500回を迎えた。
昨日は記念番組として、やくみつる、森内俊之名人、丸山弁護士、高田万由子が出ていたが、やくみつるは森内名人にパネルを取られまくって、悔しそうだったなあ。
それにしても30年間も続くクイズ番組なんて偉大さを通り越えて神業だ。
この30年間にいくつのクイズ番組が消えていったことか。
そこで、消えていったクイズ番組史観をご紹介。
【消えていったクイズ番組史観】
90年代、『マジカル頭脳パワー!!』や『クイズ世界はSHOWbyショーバイ!!』を擁した麹町藩の一人勝ちが続き、各藩が行っていたクイズ番組は低迷を極めていた。
○虎ノ門藩
虎ノ門藩は大老・上岡竜太郎を擁して『超次元タイムボンバー』を立ち上げるが、何億もかけて作った高性能セットの減価償却期間を待たずして、番組がタイムボンバーしてしまう。
これを期に公言どおり上岡は表舞台から引退し、呉劉布(ごりゅうふ)が開発した格闘技、ゴルフのシニアプロを目指すこととなった。
○赤坂藩
一方、赤坂藩では、「関西坊や」を擁して『バリキン7 賢者の選択』を立ち上げる。
悪人の繰り出すクイズを解き、毎回ゲスト出演するお姫様役のアイドルを助け出すというエスコート・ヒロインゲームを模したクイズ番組だったが、ゲームよりも低レベルのCGと、衣装のチープさに町民たちを呆然とさせ、番組自体がゲームオーバーとなってしまった。
この事件の影響か分からないが、「関西坊や」の剛はその後、ダウンタウン松本人志教へと傾倒していった。
○お台場藩
麹町藩をいい意味でパクッた『クイズ&ゲーム 太郎と花子』『クイズ!歌うぞ音楽王』の失敗で、大型クイズ番組を模索していたお台場藩。
そこへ黒船『クイズ・ミリオネア』が到来する。
船だけでなく顔も黒かったミノモンタン提督は、「ファイナルアンサー?」を合言葉にお台場に開国を迫った。
最初、回答者に素人を登用したことにより番組は低迷したが、テコ入れとして芸能人大会を放映したことが功を奏し、現在の人気番組へと活路を見出す。
時おなじくして、お台場藩は同じく大英帝国製の『ウィーケストリンク』が
諸外国で『クイズミリオネア』潰しのキラーコンテンツとなっていたのを察知。
お台場藩はライバルである麹町藩に、この番組が登用されるのを恐れ、即座に購入する。
さらに伊東四朗に「マツタケのふりをしているシイタケは誰なんでしょうか?」とキャラ違いの皮肉ネタを言わせることとなった。
世に言う『伊東四朗の変』である。
それはかつて「ニン!」と言ってカードを引き抜く司会者像とはあまりにもかけ離れた蛮行として町民たちから反感を買い、低視聴率もあいまって『ウィーケストリンク』は無残な死を迎えることとなった。
○その他
尾張藩においては、『天才クイズ』の4代目司会者・林家こぶ平(のちの正蔵)が、男子30人による「ボーイズチーム」と、女子30人による「ガールズチーム」の男女軍勢を率いて、37年も尾張で栄華を誇った。
ところが、スポンサーだった豪商・敷島製パンの意向により、去年で突如消滅することとなった。
昨日は記念番組として、やくみつる、森内俊之名人、丸山弁護士、高田万由子が出ていたが、やくみつるは森内名人にパネルを取られまくって、悔しそうだったなあ。
それにしても30年間も続くクイズ番組なんて偉大さを通り越えて神業だ。
この30年間にいくつのクイズ番組が消えていったことか。
そこで、消えていったクイズ番組史観をご紹介。
【消えていったクイズ番組史観】
90年代、『マジカル頭脳パワー!!』や『クイズ世界はSHOWbyショーバイ!!』を擁した麹町藩の一人勝ちが続き、各藩が行っていたクイズ番組は低迷を極めていた。
○虎ノ門藩
虎ノ門藩は大老・上岡竜太郎を擁して『超次元タイムボンバー』を立ち上げるが、何億もかけて作った高性能セットの減価償却期間を待たずして、番組がタイムボンバーしてしまう。
これを期に公言どおり上岡は表舞台から引退し、呉劉布(ごりゅうふ)が開発した格闘技、ゴルフのシニアプロを目指すこととなった。
○赤坂藩
一方、赤坂藩では、「関西坊や」を擁して『バリキン7 賢者の選択』を立ち上げる。
悪人の繰り出すクイズを解き、毎回ゲスト出演するお姫様役のアイドルを助け出すというエスコート・ヒロインゲームを模したクイズ番組だったが、ゲームよりも低レベルのCGと、衣装のチープさに町民たちを呆然とさせ、番組自体がゲームオーバーとなってしまった。
この事件の影響か分からないが、「関西坊や」の剛はその後、ダウンタウン松本人志教へと傾倒していった。
○お台場藩
麹町藩をいい意味でパクッた『クイズ&ゲーム 太郎と花子』『クイズ!歌うぞ音楽王』の失敗で、大型クイズ番組を模索していたお台場藩。
そこへ黒船『クイズ・ミリオネア』が到来する。
船だけでなく顔も黒かったミノモンタン提督は、「ファイナルアンサー?」を合言葉にお台場に開国を迫った。
最初、回答者に素人を登用したことにより番組は低迷したが、テコ入れとして芸能人大会を放映したことが功を奏し、現在の人気番組へと活路を見出す。
時おなじくして、お台場藩は同じく大英帝国製の『ウィーケストリンク』が
諸外国で『クイズミリオネア』潰しのキラーコンテンツとなっていたのを察知。
お台場藩はライバルである麹町藩に、この番組が登用されるのを恐れ、即座に購入する。
さらに伊東四朗に「マツタケのふりをしているシイタケは誰なんでしょうか?」とキャラ違いの皮肉ネタを言わせることとなった。
世に言う『伊東四朗の変』である。
それはかつて「ニン!」と言ってカードを引き抜く司会者像とはあまりにもかけ離れた蛮行として町民たちから反感を買い、低視聴率もあいまって『ウィーケストリンク』は無残な死を迎えることとなった。
○その他
尾張藩においては、『天才クイズ』の4代目司会者・林家こぶ平(のちの正蔵)が、男子30人による「ボーイズチーム」と、女子30人による「ガールズチーム」の男女軍勢を率いて、37年も尾張で栄華を誇った。
ところが、スポンサーだった豪商・敷島製パンの意向により、去年で突如消滅することとなった。