HDL(Wikipedia:ハードウェア記述言語)は「デジタル回路、特に集積回路を設計するためのコンピュータ言語ないしドメイン固有言語(DSL)である。回路の設計、構成を記述する。」(Wikipediaより引用)とありました。VHDL、Verilog-HDLなどが有名ですが、手元の資料では「Verilog-HDL」が多いのでこれで進めます。
かいつまんでの解説は「Verilog-HDL入門」にありました。
書籍で
入門 Verilog‐HDL記述―ハードウェア記述言語の速習&実践 (デザインウェーブ・ブックス)/CQ出版
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が手元にあるので、この第1賞をざっと読んで、「加算回路のシミュレーション記述」をテキストファイルに作りました。
「2006年8月号の「トランジスタ技術」より」に追記した「Veritak-CQ版」を使うことにしました。
使い方は「付録C Verilogシミュレータ Veritak」、開発元のhttp://japanese.sugawara-systems.com/tutorial.htmのチュートリアルを読んでなんとかなりそうです。
#追記(2016/04/21)
(sampleにあった、メッセージを表示するだけのVerilog-HDL ソースプログラム)
#追記(2014/04/21)
コンパイラで無事にソースコードがコンパイルできて、シミュレーションが完了できるようになるまで、少々苦労しました。文法知識が無かったせいですが・・・
Verilog-HDLには「 コンパイラ指示子」というものがあるのですが、バッククォートで始まります。(参考:「Verilog > コンパイラ指示子」) これを最初「シングルクォート」と勘違いしていました。加えてバッククォートの入力の仕方がわかりませんでした。「WINDOWSでバッククォートをキーボードから入力する方法」を参照して、「“Shift”キー + “@”キー」で入力できることを知りました。
他にも「4'hf」と言った記述があってどういう意味かネットで探したところ、「Verilog-HDL基礎文法最速マスター」で、「"2'b00" と書いた部分の"2"はビット幅、"b"は2進数を表し、その右の"00"が数値を表します。ほかに10進数の"d"や16進数の"h"などが使えます。例えば ”4'b1010”は”4'ha”と同じです。」とあり、Verilog-HDLの数値の記述方法を知りました。