大阪四條畷市のHPにて、本日付で『市民の皆様の安心・安全を第一に考えた結果、 本市では震災がれきの受け入れは困難であると判断いたしました。』という表明が発表になりました。



四條畷市では、早くから瓦礫問題に取り組むママさん達の活動があり、地道な活動が今回の結果につながりました。




また当然のことですが、市として市民の安心と安全を考えて下さった四條畷市には、心から感謝致します。




以下HPより全文です。

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昨年3月11日に発生した東日本大震災は、地震、津波に加え放射能汚染という私たちが経験したことのない大災害となりました。

この惨事からの復興に取り組むうえで、本市においてもどのような形で貢献できるかを検討し、震災当初から職員の派遣や義援金の送付などの取り組みを行ってきたところです。

現在、復興の妨げとなっているがれきの問題につきましても、災害廃棄物の広域処理への協力は必要との立場から、交野市及び四條畷市交野市清掃施設組合と協議を行い、国の広域処理の指針に則り昨年4月の国の意向調査では受け入れる方向で回答しました。

しかし、昨年8月の環境省の調査におきまして、岩手県内の一部の一般廃棄物処理施設の焼却灰から埋立基準を超える放射性物質が検出されたことが判明してからは、国のガイドラインや大阪府の処理指針などに基づき、放射性物質を含む可能性のある廃棄物を安全に処理できるのかどうかという観点で検討を行ってきたところです。

その検討の中で、本市で可燃ごみの焼却処理をしております四條畷市交野市清掃施設組合の施設の構造から、府の処理指針を十分に満足できないことなどもあり、市民の皆様の安心・安全を第一に考えた結果、 本市では震災がれきの受け入れは困難であると判断いたしました。

なお、東日本大震災で被災された方々への復興支援につきましては、今後も引き続き積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。

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