川崎記念競輪 最終日 決勝+負け戦 | 車券三点勝負

車券三点勝負

1レースにつき買い目は三点まで。
的中したら祝福を。
外れ続けたら冷笑を。

決勝戦は残念ながらコマ切れ戦になってしまいました。
今回は記念決勝に敬意を表して参戦しますが、普段なら5分戦以上は買いません。

例えば、打鐘なり最終ホームなりで隊列が一本棒になった瞬間の並びを考えるとしましょう。その並びの組み合わせはライン数(単騎含む)の階乗通りあります。
3分戦 ①②③ ④⑤⑥ ⑦⑧⑨ 3!=6通り

4分戦 ①②③ ④⑤ ⑥⑦ ⑧⑨ 4!=24通り

5分戦 ①② ③④ ⑤⑥ ⑦⑧ ⑨ 5!=120通り


5分戦になると、一本棒の並びだけで、なんと120通りもあるのです。これに並走や千切れなどを加味すると、とんでもない数になります。

こうなると、レース展開を考えても不確定要素が多すぎるので、どうしても選手個々の能力に判断材料が偏りがちになってしまいます。

本来、競輪は個の能力だけでは勝敗を推し量ることはできません。展開予想がメインです。一方、競馬には展開予想という概念は無く、馬の個々の能力だけで判断します。

コマ切れ戦の予想は展開不問の「人間競馬」になりがち。これが私がコマ切れ戦を嫌う理由。競馬でなく競輪がしたいのです。

4R
状態が良くないので三日目は消した③木暮。この最終日も悪い流れが続くか。今日は同県⑤蕗澤につけるので踏み出しは合いそうだが。
外枠の群馬勢は後方スタート。②日高が前受けから赤板突っ張りに出れば、最終的に⑤蕗澤は7番手捲りになる。
こうなると状態の悪い③木暮は追走できない。⑦太刀川の抜け出しを軸に、⑤蕗澤の一発か九州勢の捲り追い込み。
9-7-5, 5-7-19
➜ 5-3-4 3連単17,890円 (ToT)
⑤蕗澤が②日高を叩けずも、③木暮が位置取りサポートで番手奪取。この展開は想定外だった。

5R
総合力は関東だが、②高田修に中四国がつける4車ラインが長さを活かせるかどうか。
⑤吉田昌が前受けから突っ張ったとき、もし②高田修が無風で4番手を追走できるなら最終ホームから叩いて行けるだろう。しかし、打鐘では南関⑥③が8番手まで引くわけにいかず、4番手に降りてくる可能性高い。
こうなると②高田修はイン詰まりで終るか、いったん車を下げてからの巻き返しで行き切れず。
④滝本が自力に切り替えるも、⑦戸田を引き出して終わり。①小林令が有利に抜け出す。
1-59-59, 1-7-9
➜ 2-1-5 3連単34,140円 (ToT)
「南関が中団にこだわって②高田修がインに詰まる」という読みは正解だったのに。あれだけ道中で脚使った②高田修の捲りが決まってしまうとは。

6R
機動力上位の①小原丈に神奈川2車がつける本線と関東4車連携の二分戦。
①小原丈が前受けできれば突っ張り先行で押せるかもしれないが、S12回の⑨志村太あたりがスタートで飛び出して関東が前受けとみる。S取れない①小原丈はへたすると7番手。
この並びでは④河合が突っ張る展開。①小原丈は赤板で一度脚を使った上で再度最終ホームでモガキ合いになるので、たとえ出切ったとしても末がもたない。
こうなると脚をためた②小堺の一発。関東の追い込み勢も切り替えて続く。
2-9-3, 2-3-79
➜ 4-9-7 3連単16,200円 (ToT)
関東勢が前受けから①小原丈を迎え入れて中団捲り。②小堺は初手8番手から突っ張られて8番手終了とは。初手の並び予想をひねり過ぎたか。

8R
周回 ①⑤⑧ ②⑦⑥ ④③⑨
さすがに①北井で紛れはないだろう。前受け突っ張りから⑤内藤秀までは確実に連れ込む。②川口雄⑦山形が中団から伸びて連下。三日目に中割り突き抜け見せた⑦山形が再度。
1-5-27, 1-7-5

9R
周回 ②④⑨ ①⑤ ③⑦ ⑧⑥
主役は⑤浅井。①志田が主導権を取れれば盤石。出遅れたとしても自分で何とかしそう。
初手は②大川剛が前を取って赤板突っ張りに出るだろう。それでも①志田は4番手から強引に叩いて出るか、バック捲りで⑤浅井を引き出す。連下1番手は初手から⑤浅井の後ろを周りそうな③簗田。
5-3-179

10R
周回 ⑦④ ⑨① ②⑥ ⑧⑤③
準決勝は自滅した②岩本だが好調キープとみる。同じく⑦伊藤旭も動き良し。存在感のない⑨山口拳と好勝負か。
初手は北日本が前を取ることも可能だが、⑧星野が赤板突っ張りでないかぎり前を取る意味がない。ここは外枠⑦伊藤旭がとりあえずの前受けだろう。
この並びなら、後ろ中団の②岩本が打鐘から押えて出て、⑦伊藤旭が最終ホームでカマシという展開。
両者でモガキ合いになれば⑨山口拳の一発。①渡辺十は離れて、先行番手と⑤大槻の連下。
あるいは②岩本が3番手に引けば先捲り。
9-46-5, 2-9-6






桜花賞・海老澤清杯 最終日 12R 決勝

まず焦点は逃げる③新山の3番手。位置取りの巧みさでは⑦古性>①郡司>②嘉永だが、車番的にどうか。初手の並びに着目したい。
③新山はペース駆けに持ち込めるか。打鐘から緩めていると①郡司か②嘉永のカマシが飛んで来そう。

ケース1 初手枠なり
初手で枠なりに並んだ場合。後ろ中団から打鐘で出る③新山の3番手は⑦古性が取ることになる。
8番手を嫌った②嘉永が最終ホーム前に仕掛けていく。しかし、③新山の突っ張りは簡単に叩けない。こうなると、中団から①郡司⑦古性の捲り合いになるが、前位置から出る⑦古性が優位。
7-149-1349

ケース2 初手③新山前受け
1枠をもらった①郡司は初手の並びを選べる。ケース1からでは有利な展開を作りにくい①郡司。ならば、スタートで出てから、③新山だけを出して他は突っ張り、北日本の3番手につけるのがベスト。
この並びなら、⑦古性、②嘉永と動いた後に①郡司はイン切って③新山を迎え入れて3番手を取れる。
後方に置かれた⑦古性と②嘉永が早めに仕掛けるが、①郡司は引きつけてバックから発進。
1-2679-23679

ケース3 ①郡司の突っ張り先行
ケース2の打鐘から①郡司が早々にペースを上げれば、③新山の仕掛けが遅れる。こうなると、①郡司は③新山を迎え入れて3番手を狙うより、そのまま突っ張り、⑥佐々木眞の優勝に懸けるという選択肢もある。
とはいえ③新山とのモガキ合いで消耗必至。⑦古性より前位置から仕掛ける②嘉永の一発が決まる。
2-6789-6789

他にも無数の展開があり得るが、想像し易いのはこの三つか。

①郡司⑥佐々木眞が地元の牙城を守るには、やはり①郡司が逃げるより捲りに懸ける方が勝率高い。ケース3は消し。
初手で安易に前を取ることも避けて、ケース2で①郡司が巧く立ち回るとみる。
踏み出しで少しでも⑥佐々木眞の口が空けば⑨佐藤慎が見逃さず捌く。しかし、②嘉永か⑦古性が外コースを追い上げて2着に先着。
3連単 1-2-9
3連単 1-7-9
3連単 1-7-2



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