腹水が。。。 | 想定外!乳癌告知からの闘病記

想定外!乳癌告知からの闘病記

まさか自分が乳癌患者になるとは、思ってもみませんでした。
人生何が起きるかわからない。。。

採卵翌日から悪化したお腹は採卵5日後にはみるみる膨れてパンパンに....
そして、動くのも苦しい状態。

先生からは、毎日体重を測って一日で1kg以上増えてたらすぐ連絡すること。と言われていた。
朝起きて一番にせっせと体重を測っていると、素晴らしい右肩上がりで毎日1kgずつ増えていった。
ちょっと心配になり、土曜日の午後だったけど、救急外来に電話してみると、『すぐ診るので来てくださいあせる』との事。
自分で思っているより病院側との温度差が、「もしや、ヤバイの??」とちょっと不安をあおる。


両親がいたので、車で直行してもらったが、病院に着くまでの車の振動がこれまた卵巣に響いて痛いあせる腰を浮かしてみたり、横になったり色々してみたけれど、やっぱり痛くてこのプチ拷問のような痛みが積もり積もって病院へ着いたらぐったりしてしまった。

救急外来は、忙しそうな雰囲気でいっぱいだったけど、1時間半以上も点滴やら検査やらでベッドを占領してしまった。


内視鏡や超音波で診てもらうと、お腹の水が増えていることによる体重増加。

今や私の卵巣は通常が3cmくらいのところ、右が10cm、左が8cmとかなり肥大していた。

それがお腹パンパン&下腹部ズシズシの原因だそう。


「お水抜けないんですか??」

ともう一回聞いてみたが、内臓を圧迫して呼吸困難になるなどの重症な場合以外は放置(自然治癒を待つ。)らしい。

こんなに医療技術が発達しているなか、放置という選択肢が取られるとは。。。ダウンなんとかしてくれー。という思いは心の扉にしまって、おとなしく点滴だけ受けて帰ってきました。

私が望むなら入院してもいいと言われたけど、24時間点滴を受けるだけしか処置ができないということで、

通院で点滴することになり、また翌日も病院に。


日に日にパンパンになるお腹。中身の正体はお水なんだけど、なんだか妊婦さんのような外見になり、

一時的な癖がお腹をさする仕草になってしまった。

それを見た妹が一言。

「中はお水なんでしょ?なんだか可愛がってるようにみえるけど(笑)」と。


知ってます。 


だけど、なんだか妊娠したらこういう風になるのかなと、妊婦ごっこをしている自分もいたり。。。

いつか本当に中身が赤ちゃんになる日がくるといいな音譜


連日点滴に通ったが、なかなか良くならず、しまいには呼吸まで苦しくなる始末。

レントゲンの結果、肺までモヤモヤが掛かっていて、胸水なるものまで貯まり始めた。

どこまでタプタプになるのでしょうか。。。。


こうなると、入院を強く勧められたが、「どうせ点滴だけなら通院でもできるし」という点と、病院での暇すぎる生活にどうしても戻りたくなかったので、またしてもお断りすることに。

翌日にまた胸水が増加していたら、強制的に入院する。という約束のもと、その日は帰宅し、翌日に病院で検査すると、粘り勝ちだったか、少し胸水が減っていた(笑)

こういう微妙な所で運を使っちゃうんだよなぁーアップ


というわけで、結構重症よりだったにも関わらず入院は免れて(逃げつつ)無事ピークを乗り切れましたグッド!


本来、化学療法前にササッと処置するはずだったのに、何の病気だったんだか忘れそうなくらい存在感のある体験でした。

が、無事終わってよかったー!


もう思い残すことはないから、いざ化学療法へグッド!


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