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昨日は何故かゆっくりとテレビ(NHK)を見ました。 ちょうど男女の情念を歌うということで、ど演歌の歌謡曲の番組を放送していました。
昔は演歌なんて全然聞きもしなかったのですが、今はこぶしの入った演歌が気に入っています。
出だしは宮地おさむの“女の操”。 いいですね!
“あなた~のために、ささげ~通した、女の~みさお~、xxxxxxxxxおんな~、あ~、だから~!”
次に水前寺清子の“大勝負!”という初めて聞く歌だったのですが、これがまたすごい。
おとこは 勝たねばならぬ~!
おとこは ほれなきゃならぬ~!
おとこは 泣いてはならぬ~!
前向け、右むけ、ひだり~い むけ~!
おとこは三っつで~、勝負する~!
男は三つで勝負するのさびの部分にこぶしが入ってくるんです。
いいでね、前を向け=前向きに生きろ! 右を見て、左を見て車に注意しろ!
勝って、惚れて、泣かないで勝負するんです。
泣かない、ポンとかチーなんかしない、リーチで勝つ!んです。
解かりましたか?うさチャン! (すぐ泣くんだから!)
しかし、本当はマージャンなんかじゃなく、なにか別なもっと本質に迫る時、例えば愛を確認する時に、こういう心構えが必要だと歌っているんです。
ですから後ろ向きの場合もおらってもいいんじゃないかと思っているんですが、まあいいじゃないですが、 考え始めるときりがなくなりますから!
次は鳥羽一郎の”我慢舟!”
えんやらや~の~我慢ぶ~ね~!
おやじゆずり~の~、ど根性~!
えんやらや~なんてのがいい! こういう発想がいいんです。 普通はこんあこと思いもつきません。
この発想に似たのが、中西礼が作詞した、石狩挽歌の中にある、
“おんぼろろ、おんぼろ、ぼろろ~!”、
この寂しげな、また物悲しい擬音が、日本人の心に迫ってくるのです。
海外で見るNHKは、時々このように日本人に郷愁を連想させる望郷の念を駆るものがあります。
しかし、今日のNHKのニュースで、消費税法が衆議院を通過したと報道されました。
そこで、街の人々(一般人?)にNHKがインタビューをかましたのです。
子供を背覆ったお若いおかーさんは
「今でも生活が苦しいのに、また物価が上がったら大変になるんです!」、
“アンタ、子供手当てもらってるでしょう?”、
中小企業のオヤジは
「今の景気の時に消費税上げるなんて駄目ですよ! もっと景気が良くなってからならいいけど!」、
“もう20年、バブル弾けて以来、景気は悪いの! 皆’企業は海外に出て行ってるのです!”、
街の洋品店のオヤジは、(いかにもアデランスをつけてる様子。)
「売り上げ上がらなくなってしまう! そうなると最後、自分の給料を減らすしかないですね!」、
“あんた、まずアデランス止めなさい!アデランスは高い!”
だいたい消費税上げるのに反対しそうなやつばかりインタビューするのです。
こんな後ろ向きのニュースばっかり、だから皆前向きにならないんです。 景気が良くならないんです。
前向きに成るようなやつのインタビューをしろっつうの!
我々マレーシアに居る年金生活者達は、消費税上げてもらって年金の財源をかっちり確保してもらわないと困るんですよ!
その為には、我々もマレーシアで貢献しますから!
“どうやって?”
“ですよね! ここでは消費税に貢献出来ないじゃん!”
“そうですね! それじゃ、心から、心から、、心から、応援しますから!”
えんやらやーっと! 皆さん、頑張ってね! きたいしてま~す!
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