こんばんは。
ステリーナ教会の岡上です。

今日は結納についてです。

昔はあたりまえのように行われていた結納ですが、
最近では「堅苦しいことはしたくない」と考える方がほとんど。
結納という形をとらず、両家で食事会を行うなど簡略化の傾向にあります。
とはいえ、「きちんとけじめをつけたい」と思うのが親御さん世代の本音ですよね。

男性側、女性側でも用意する物が変わります。

結納は両家にとっての大切な儀式。
特に男性側は贈る物をきちんとそろえて、女性とご家族に対して誠意を表さなくてはなりません。
相手の地域のしきたりも考慮して、早めにそろえておくことが良いでしょう。

関東式・関西式と地域によって用意するものが違うのであらかじめしっかりと調べておくことが良いでしょう。


ちなみに・・・


関東式は両家を同格としているのが特徴。武家発祥とされ、比較的質素です。
新郎側と新婦側が同格の結納品を用意し、お互いに結納を取り交わします。
品物はひとつの白木台にまとめて載せます。

関西式は新郎から新婦へ納める、という考え方。
豪華に飾られた結納品を、一つ一つ独立した結納台に載せます。
品物には縁起を担いだ結納飾りが施され、見た目も華々しく配置されるのが特徴です。


考え方も全然ちがいますね。

このように調べていると、
結婚式の形って昔とは変わって、
オリジナリティーを求める人が多いけど、

押さえておかなければ行けない「伝統」ってたくさんあるように
思います。
そして、それを新郎・新婦にお伝えして行くのも
私たちの役割だと改めて感じました。

ステリーナ教会
岡上 友美