月曜日から、入学前の基礎学力アップ講座とのことで授業がスタートしました。

科目は「化学」

何を隠そう、高校時代に苦手すぎてテストで毎回最低点数をとっていた科目です。

しかし、管理栄養士になるためには必要不可欠な科目。

そのため、否が応でもやらざるを得ない状況にあります。

けれど、私はあんなにも苦手意識のあった化学の勉強を今では楽しんでできているのです。

やりたいことをするために必要な勉強だから頑張れる!頑張るしかない!

という気持ちが助けてくれているのかもしれません。

しかし、ここ数日で私が痛感しているのは「先生の教え方」と「一緒に頑張る仲間がいること」の大切さです。

この一週間お世話になっている先生は、ポイントを本当にきちんと抑えて、しっかりと頭に入ってくるように教鞭をとってくれています。

その効果を私は身をもって体感しています。

高校時代にあれほど苦手で、全く理解できなかった計算式が、問題が、すっと解けるようになりました。

先生曰く、教師という立場にあるため、脳に関する本なども読んでどのような教え方をしたら良いかも学んでいるとのこと。

そして、何より毎日の予備校での授業の積み重ねで改良していっているとのこと。

そうした、いまの先生の教え方ができるまでの話等を聞いて「先生」という立場の責任の重さを改めて感じました。

4月以降、私も教職をとるつもりでいるので「苦手」意識を抱えている生徒にどのようにアプローチするかは非常に重要な課題だなぁと。

また、高校時代に私の「化学」という科目に対する苦手意識は、払拭されることはありませんでした。

それは前述の先生の教え方の違いというのもあったでしょうが、もうひとつ大事なことが、

一緒に頑張る仲間がいるかどうか

だと思います。

いま私のいる環境というのは、「学びたい」「栄養士になりたい」という意識の高い人ばかりです。

そのため、わからないことは周りの人や先生に聞くし、お互いに教えあったりしています。

これが、効果絶大です。

人に教えることで、自分自身の理解も深まるからです。

このように、私は「苦手なこと」が「わかる、できる」に変わることを経験し、また新しい世界がみえ始めました。

これから、本格的に授業が始まると様々な苦戦もありそうですが、一緒に学ぶ仲間と共に目標に向かって一歩一歩進んでいきたいと思います。