　水戸の最高気温が33℃越え！
　明日はさらに上がって34℃の予想が出ている。
　この時期の水戸の気温じゃないよ、これは。一か月早い。

　さて、先週は都議会選挙で自民党が敗北したためマスメディアが大はしゃぎをしていたため、大きな話題ならなかったが、

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　財務省の佐川理財局長、国税庁長官に　森友問題で批判

　麻生太郎財務相は４日、財務省の佐川宣寿・理財局長（５９）を国税庁長官に充てる人事を発表した。５日付。退任する迫田英典長官（５７）の後任となる。佐川氏は学校法人「森友学園」への国有地売却問題の担当局長として、国会での追及に「不当な働きかけはなく、記録も残っていない」などと答弁を繰り返し、情報公開に消極的な姿勢が批判を浴びた。野党からは「森友問題の功労者として『出世』させた」との指摘も出ており、税の徴収を担う国税庁のトップとして納税者の理解を得られるかが問われる。
　麻生氏は４日の会見で、佐川氏の国会対応について「丁寧な説明に努めてきた。とくに瑕疵（かし）があるわけでもない」と評価。「佐川は国税庁次長や大阪国税局長といった税の関係をいろいろやっているので適材だ」と述べた。
　朝日新聞デジタル 7/4(火) 12:25
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　森友学園の話にかかわっている官僚が「ちょっと一般人も名前を知っている部署」に移動したからと、

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　蓮舫代表「驚きでしかない」　財務省・佐川宣寿理財局長の国税庁長官就任

　民進党の蓮舫代表は４日、財務省の佐川宣寿理財局長が５日付で国税庁長官に就任する人事について、学校法人「森友学園」（大阪市）の国有地売却問題をめぐる国会答弁と絡め、「驚きでしかない。税に対する信頼は失墜する」と批判した。党本部で記者団に答えた。
　蓮舫氏は、「記録はなくして廃棄しているのが当然だという答弁を繰り返した方が国税庁トップになるのは大丈夫か」と指摘。「税を取られる国民の反応を考えた人事とは思えない」と不信感を募らせた。
　産経新聞 7/4(火) 23:21
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　いつもの「カミツキ屋」が噛みつき、

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　（社説）国税長官人事　政権の体質の象徴だ

「指摘があれば、その都度説明責任を果たす」。森友学園や加計学園を巡る問題が大きなテーマとなった通常国会の閉会直後、安倍首相は記者会見でそう語った。
　しかし、本当に国民への説明の大切さがわかっているのか。疑問符を付けざるを得ない人事である。
　新しい国税庁長官に佐川宣寿・財務省理財局長が５日付で昇任する。森友学園問題を追及する野党からの国会質問に対して何度も答弁に立ち、徹底調査を拒み続けた人物だ。
　佐川氏は大阪国税局長や国税庁次長を歴任しており、麻生財務相や菅官房長官は「適材適所」と口をそろえる。役所の通常の人事異動の発想で財務省が案を固め、首相官邸もすんなり認めたのだろう。
　しかし安倍政権には大事な視点が抜け落ちていないか。納税者、さらには国民がどう受け止めるか、という問題である。
　大阪府豊中市の国有地はなぜ、周辺と比べて９割安で森友学園に売られたのか。安倍首相の妻昭恵氏を名誉校長とする小学校の建設用地だったことが、財務省の対応に影響したのではないか。森友学園問題では、国民の財産を巡って不透明で不公平な行政が行われたのでは、と問われ続けている。
(中略)
　国税庁は５２４の税務署を持ち、５万人余の職員が日夜、個人や企業の金の動きに目を光らせている。国民から税金を徴収する権力は絶大で、税金を使って政策を行う他の役所以上に説明責任が求められる。
　その組織のトップに、国民への説明を拒絶し続けた人物をすえる。理解が得られるとは思えない。麻生、菅両氏、そして安倍首相はどう考えているのか。
　佐川氏のかたくなな態度の背景に政権の意向や指示があったとの見方は多い。今回の人事についても「森友問題で政権を守った論功行賞」と見る向きもある。「とにかく官邸の意向に沿わねば」との空気が官僚の間でさらに強まることが心配だ。
　調べない。説明しない。押し切る。政権はそうした体質を改めるべきだ。疑問が依然として残ったままの森友学園問題への対応は、試金石の一つになる。
　朝日新聞デジタル 2017年7月5日05時00分
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　毎度偉そうなゴタクを並べている新聞もあるが、官僚的に考えれば、国税庁長官は「上がり」ポスト。これで佐川氏は次官レースから脱落したということになる。
「政権交代してなんたら」と口にしている蓮舫代表が、この意味をご存じない/わからないというのならば、そんな人間に行政府をコントロールすることなどできないのでそうそうお引き取り願おう。

　朝日新聞も、相変わらず「周辺と比べて９割安で森友学園に売られた。昭恵が口利きしたからだ」と書いているが、近隣の給食センターの土地が埋まっていたゴミの処理費で10億以上のコストを計上して問題になっている事実が見えない/見ないでこんなことを書くのは、もう「報道」ではなくただの「空想作家」である。
　文書の破棄にしても、その他の土地取引に関するものではどうだったのか。そういうものは取ってあるのに森友学園関係だけが破棄されていたというのならば問題だが、等しくすべて破棄されていたのならば、それはただ「当たり前のこと」をしていただけというに過ぎない。
　これとは違うが、例えば「稲田叩き」で騒いでいる南スーダンの日報については、民主党政権時代に決まった方針に従って一年で廃棄ということになっていたから公的には廃棄されていただけで、個人のパソコンに残されていたという方が本来ならば問題になるもの。財務局のこの書類管理もそういうルールでやっていたというのならば、ルールが悪いのだから、それを個人の責任にするのは無理がある。
　逆に、マスコミの「国民の受け止めがー」騒ぎが官庁の人事に影響するようになってしまうと、内閣でもない人間がマスコミとグルになって行政府の人事を自分に有利に動かそうと、人事制度を歪めてしまう恐れがある。

「佐川氏のかたくなな態度の背景に政権の意向や指示があったとの見方は多い」など、「俺の知り合いはこういっている」というだけの話でしかない。
　こんな身内の話を持ち出して「調べない。説明しない。押し切る。政権はそうした体質を改めるべきだ」と傲慢な態度を示す朝日などに、人事を歪められてはいけない。

　沖縄では、

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　自民「共産党が人事に圧力」　沖縄県、公安委員を異例の差し替え

　沖縄県の翁長雄志知事は５日、県公安委員の任期を迎える天方（あまかた）徹氏（４５）を再任せず、元沖縄弁護士会会長の阿波連（あはれん）光氏（５２）を任命する人事案を県議会に提出した。同県公安委員は３期９年務めるのが慣例で、本人の意向に反して１期で退任させるのは初めて。県政野党の自民党は「政治的中立であるべき公安委員人事が県政与党の共産党の圧力で覆された」と批判、徹底追及の構えだ。
　１４日の本会議で人事案が承認されれば２２日付で阿波連氏が公安委員に就任する。天方氏は平成２７年４月、翁長氏の推薦を受けて公安委員に就き、県側は当初、今月２１日の任期満了で再任の方>針を伝えていた。

　天方氏は２８年１０月の県議会９月定例会で、米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯（ヘリパッド）建設工事への抗議活動を警備する県警機動隊が「不当弾圧」と指摘されていることに「県警の活動は違法行為などに対処するもの。『弾圧』や『不当弾圧』は主観的、扇動的で、必ずしも正しい表現ではない」と答弁した。これに反対派が弾圧されていると主張する与党側は強く反発していた。
　この日の本会議で質問に立った山川典二氏（沖縄・自民党）は「人事案は６月上旬の与党調整会議で変更された。共産党などの政治介入があった。前代未聞の問題だ」と指摘した。照屋守之氏（同）も「本人の意向を聞かずに公安委員を再任させないことがあしき前例になる」と非難した。
　退任させる理由について金城武・県総務部長は「天方氏が所属する事務所の弁護士が前副知事の裁判に関わっており、（再任は）法的に問題ないが県民に疑念を抱かせると判断した」と説明したが、「疑念」の詳細を詰められると言葉に窮した。翁長知事は３日の本会議で「与党の圧力はなく、私なりに総合的に判断した」と述べていた。
　産経新聞 7/5(水) 20:04
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「基地反対！」勢力に対する警察の方針を「不当ではない」といった公安委員が慣例を破って一期で退任になっている。
　国も人事で「国民感情がなんたら」という朝日新聞ならば、これは「反基地のオール沖縄の感情がどうたらだから正当」だというのだろうが、まじめに仕事をしている警察官の行為を「不当弾圧」だと誹謗する勢力におもねるような人事は、現場の機動隊員の士気にどう影響するだろう。

　もっともこの例では、責任を持つのは翁長知事ということになるが、「翁長の専横」とは、朝日は決して書かないのだから、「好き嫌い」の激しい新聞である。

　おまけ。

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　加計学園「高齢の教員が多い」　審議会、教育の質に疑問

　安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計（かけ）学園」（岡山市）の獣医学部の新設計画について、審査中の文部科学省の審議会が「高齢の教員が多い」などの課題を指摘していたことがわかった。３月時点の計画では、就任予定の約７０人の専任教員のうち６５歳以上が２割に上る見込みで、既存の大学の獣医学部と比べると著しく高い。
　同学園の獣医学部新設の手続きに対して「加計学園ありきで進んだのではないか」などの指摘が出ているが、教育の質にも疑問が投げかけられていた形だ。
　関係者によると、加計学園が３月に文科省に提出した非公表の獣医学部の新設計画には、専任教員に就任予定の７２人のうち、最初の卒業生が出る開設６年後に６５歳以上になる教員が１５人、約２０％いた。１５人の多くは７０歳以上になる。
(後略)
　朝日新聞デジタル 7/7(金) 19:09
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朝日新聞がまたこんな記事を書いて「加計は低レベル」印象付けをやっているが、(2017/07/01の記事、なりふり構わず選挙を歪めてなにが民主主義だ！)で取り上げた獣医師会と同じく、こういうことがすなわち獣医学会の人材不足を露呈している、今までどれだけ「身内」守りだけをやってきたかを白状しているということに気が付かないのだから愚かである。

　明日は国会でその「加計学園」に関する閉会中審査があるということだが、どうしてもこれを騒ぎにしたい勢力が今度は、

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　＜加計＞選定経緯「文書なし」　担当相、内閣府検証できず

　山本幸三地方創生担当相は４日の記者会見で、学校法人「加計学園」が国家戦略特区の愛媛県今治市に獣医学部を新設する事業者に選定されるまでの経緯を記した文書は存在しないと明らかにした。山本氏は「内部の打ち合わせであり、記録はとっていない」と述べた。
　加計学園が選定された経緯を巡っては、計画を「総理のご意向」と記述した文書が文部科学省の調査で見つかった。政権側は「不正確だ」として内容を否定している。
　山本氏は「国家戦略特区のワーキンググループや諮問会議での議事録は公開しており、透明性は確保されている」と釈明したが、内閣府に検討の記録がなければ、加計学園と同様に獣医学部新設を目指していた京都産業大学が選ばれなかった経緯は検証できないことになる。１０日に開かれる国会の閉会中審査でも焦点になりそうだ。
　山本氏は愛媛県今治市を特区に指定した理由について「事業の早期実現に必要な専任教員の確保の状況や、地元の就職に誘導する奨学金など地方自治体との連携、水際対策の実現に必要な広域連携など（の観点）から議論した」と説明。「長きにわたり検討を進めてきた今治市の方が熟度が高いと判断した」と述べた。【遠藤修平】
　毎日新聞 7/4(火) 21:15
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　こんなことを言い出している。

　もちろん朝日新聞も、

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　（社説）加計文書問題　政権の勝手は許されぬ

　公文書の扱いをめぐって、本来ゆくべき道の正反対をゆく、安倍政権の振る舞いである。
　国家戦略特区を使った獣医学部の新設が加計学園に絞られた経緯について、内閣府は「内部の議論だったので記録はとっていない」と民進党に答えた。
　信じられない話だ。口頭による報告と協議だけで、こんな重要な問題を決めたというのか。
　そればかりではない。
　文部科学省で見つかった「総理のご意向」文書などに対応する記録に関しても、内閣府は「存在しない」と言い続けている。「関係省庁や自治体との打ち合わせが極めて多く、多忙」と説明し、記録の欠如も当然といわんばかりの態度だ。
　あれもない。これもない。本当にそうならば、明らかに法令の趣旨に反する。
　国が持つ情報は、現在、そして未来の主権者のものだ。国民とその代表者はそこから経緯や教訓を知り、学び、めざす社会の姿を考える。公文書管理と情報公開が民主主義を支える車の両輪と言われるゆえんだ。
(中略)
　メモが公文書にあたるか否かは、それが作られた背景や利用状況から判断されるべきだ。今回の文科省の文書は上司への報告に使われるなどしており、公文書とみなすのが当然だ。
　このような政権の勝手を許せば、「きれいな記録」だけが残ることになり、公文書管理制度は骨抜きになってしまう。
(後略)
　朝日新聞デジタル 2017年7月8日05時00分
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　と口汚く安倍政権を罵っているが、

Makotoからあげ紅生姜@makoto1221
@hiranok 単純に準備不足。 2016年10月の特区WG議事要旨を読むと、京都府(京産大)を特区認可したとしても、現状の申請内容では文科省の設置審を通らないだろうと指摘。しかも今治市を例に特区戦略を助言するなど、特区委員は… https://t.co/QWGZzRmH9i
2017年06月27日 12:31

　ツィッターでこういうことをいっている人もいるように、そもそも加計学園(岡山理科大)と京産大は「どちらかを選ぶコンペ」にかけられていたわけではない。
　二つは並行して国家戦略特区のワーキンググループで議論されており、その中で新参の京産側が「さらに企画を練ってもう一度出直す」という形でいったん降りることになったことは、公開されている議事録で分かっている。「絞り込んだ経緯」に関する記録などないのが当たり前だ。

　私は忙しくて全部チェックできていないが、「集合知」たるネットではそれをやってくれている人がいる。当然マスコミならばそんなこと「お茶の子」のはずなのに、まるで二つの大学が競っていたものを「総理の意向」で一方に決まったかのような「フィクション」を作って書くのは、上でも書いたようにただの「空想作家」。
　こういう勢力が「説明がされていない」と繰り返し大声を上げているのだから、明日の国会はもうただの歳費の無駄遣いになるのは目に見えているな(ため息)。
　ヤフーニュースのコメント欄では与党が呼んだ人間に「アベべったり」と罵り言葉を並べるような人間が表れているから、民共がそういう人間向けに「勇ましい姿勢を演じてテレビに撮らせる」パフォーマンスの場になるだけだ。

　本日の奇祭シリーズ。

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　＜奈良・吉野＞奇祭「蛙飛び」　人間に戻り拍手

(写真、毎日新聞より、ユーモラスに仏法の徳を説く「蛙飛び行事」＝奈良県吉野町の金峯山寺王堂で２０１７年７月７日、栗栖健氏撮影)

　古い仏教の形態を残すとされる奇祭「蛙（かえる）飛び行事」が７日、奈良県吉野町吉野山の金峯山寺（きんぷせんじ）蔵王堂であった。
　修験道の祖とされる役行者（えんのぎょうじゃ）が産湯を使ったと伝えられる同県大和高田市奥田の池のハスの花を、本尊の蔵王権現に供える「蓮華会（れんげえ）」の行事。神仏を侮り、蛙になった男が読経の力で人間の姿に戻ったとの伝承を伴い、かつて行者が験力（げんりょく）を競ったのが起こりとも考えられている。
　蛙役は仁王門前の和菓子店主、橋本英之さん（５０）が務めた。蛙が境内をピョンピョンとはねながら読経の力で人の姿になると参拝者から拍手が湧いた。
　蓮華会に先立ち、大和高田市奥田の捨篠池（すてしのいけ）では、県無形民俗文化財の「奥田の蓮（はす）取り行事」があった。ホラ貝を吹く行者ら５人乗りの舟が花を咲かせるハスに近付き、同乗の人たちが蓮華会に供えるハスを摘んだ。【栗栖健、藤原弘】
　毎日新聞 7/8(土) 10:14
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　また変なお祭りが出てきたぞ。
　いや、お祭りというよりは仏法行事というべきか。

　金峯山寺や吉野町のサイトを見ても祭りの歴史は書かれていないのだが、役行者の名前が出てくるものの、カエルの着ぐるみが出てくるあたり江戸時代に歌舞伎が一般になって以降のものだろうなぁ。筋立ては反対だが、「歌舞伎十八番　鳴神」や「娘道成寺」などの影響がありそうだ。
　日本人は昔からこういう「変身もの」が好きだったんだな(笑)。

今の新聞は一面から小説が連載されているんだな