お店の閉店まで残り『25日』

なんか日がたつにつれて悔しさがこみあげてくる毎日です。

まーいま僕がここで全部を書いてしまっては給料が払われなかったら問題なのでもらうものもらったらぶちまけちゃおうかなw

なので早くこっちを完結させなくては。

ではでは本編スタートです。





~ next stage ~


そんなこんなで毎日毎日商店街で客引き。

いい加減うんざりしていました。

でも楽しみも少しずつ見つけてきたしキャバ嬢(キャスト)さんもよくしてくれました。

なので頑張れたのかなって思います。

まー帰る家もあればご飯もある。一緒に寝れる女もいて仕事もある。

一緒に住んでる女が自分の店のNo1。

最高のシュチュエーション。

ありがたい話ですよねっ。我ながらいい人生送ってるなと思いますw

それでもそんな生活にも仕事にも繰り返ししてれば飽きがくるもの。

いい加減やめようかなと思っていた矢先についに新しい仕事をさせてもらえる事に。

店内でのお仕事。直接お客さんともキャストさんとも関われるのでホントこの時は飛び上るほど嬉しかったです。

だって毎日外で突っ立ってみてれば分かりますよ。マジでつまんないから。

店内での基本作業は

『アイスの交換(各卓に置いてある氷がなくなってきていたら交換する事)』

『灰皿の交換』

『ドリンクを作って持っていく』

などの基本事項はもちろん一番難しいのは

『付け回し』『延長交渉』だ。

でも来店したお客さんがどんな女の子がタイプでどれだけお店に長くいてくれるかが勝負なのでどう転ぶかは中で店を回す黒服次第なのです。

これです。こういう仕事を待っていたのです。

わけもわからずホストクラブでの仕事じゃなくて、

ただ女に小遣いもらって目的もなくだらだら遊ぶのではなく、

出会い系に狂ってる男の相手をただPCの前で相手するのでもなく。

自分の力で、判断でお店を回していく。

最高に充実出来る仕事に出会えたとその時は思いました。

久々に、いやっ始めてかもしれません。

こんなにも仕事を頑張ろうと思ったのは。

全てが新しく新鮮で、水商売はよく『いわく付きの人が多いと』言われていましたが僕はその中でも数少ない『まじめ』に取り組んだ一人だと今でも思っています。

店長やゆうりさんには色々丁寧に教えてもらいどんどん仕事の出来る幅が増えていきました。

本当はもっと厳しい世界なのですが僕はなぜか可愛がってもらい特にブッ飛ばされるわけもなく優しく重宝されて(?w)育ててもらいました。

僕はほめられて伸びる人間の典型なんでw

それくらいの時からでしょうか。

僕の中で何かが変わって行きました。

今でも上手く説明できないんですけど、前向きになった?ちがうなー元々前向きな人間だし。

生きる意欲というか充実感に満たされて周りにも優しくなれて、というかひろみに対してすごく優しくなれていったような気がします。

この時くらいがきっかけじゃないのかな。

本気になれるものが出来たら人間そのものが変わって行くものなんだなと気づかされました。

それでもまだまだ僕の浮気ライフは終わるわけではなく、ひろみとみさの駆け引きは輪をかけてエスカレートしていきました。

しかしここでもう一つの変化も生まれました。

それは『女を囲う理由』です。

いままではただ体を求めてあわよくばお金を出してもらうだけの理由でしたが、その頃から

『女を囲う=売り上げを伸ばす』

に、変わっていました。

用は店の可愛くて話も上手な女を落とせば僕の言う事は8割型聞くわけです。

店のNo1が僕の味方になれば必然的に僕が育てた事になり僕の評価にもつながるわけです。

相変わらずずるがしこい奴。

でもそれが一番手っ取り早い作戦。

その時はそう思っていました。

みさとはお店がはじまる前からの付き合いなので初めからその状況を作らげられてたわけなので店内に入りさえすれば僕の天下だと思っていました。

しかしみさは一筋縄ではいくような子ではなかったです。

そりゃ圧倒的に僕なんかより水商売歴が長いわけですし、性格は悪い、我がまま、生意気と散々店では手を焼くNO1だったのでその時の僕の考えが及ぶはずもありませんでした。

と、いうよりそれを本格的に実行したのはもうちょっと後の話になります。

まだ店内に入ったばかりなので暇な時くらいしか『リスト(お客さんの時間や伝票、女の子の出勤の管理)』『付け回し』はさせてもらえなかったし、当然ずっと店内にいるわけではなく、外に出て客引きもやっていました。

そえでも嫌な気持ちは少しもなく全てにおいて頑張れました。

そうだな、他にも色々ありすぎて全く文章がまとまらないけど・・・。後、こんな事もありました。

キャバクラというところにはホントにたくさんの女性が面接に来ては体験入店をしてそれだけで終わる人もいれば本入店する人もいます。

本入店して真面目に働く子もいれば、いきなり給料だけもらって飛んだりする人もいます。

僕はいままでそんな事を経験してこなかったので要は人を信じてしまいすぎる所があったのです。

だからここで人間の汚い部分を嫌というほど知る事になります。

というか真面目に真剣にこの仕事に取り組んでるキャストの方はホントにごく一部だという事です。

後の8割の人たちは本当に平気で人を裏切り、何の恩義も感じる事なく暴言や我がままを言える子たちがほとんどでした。

正直ぼくもそれを目の当たりにした時、びびっちゃいました。

こんなにもひどい事が言えちゃうんだとか、常識じゃ考えられないような事が起こる場所なのです。

実際、キャバクラの裏舞台に立たないと分からない事が多いですし、皆さんはきっと知らない方が幸せだと思います。

僕も正直みたくはというか知りたくなかったですから。w

これからの話の中で『女の闇』がたくさん出てきます。

ひろみとの話とは離れてしまいましたが、ちゃんと全部つながる(と、思う)ので、安心して読んでくださいw

それでは今日はこの辺でっ。










こうちゃんでした得意げ
はい。

すいません、よくわからな番外編で。

これから本編に戻りますので。

ってか前回まとめをしたいなんて話をしたんだけど。。。

結局いい案が浮かばなかったんで、ほんとこれみてる人いい案あったら教えてくださいねっ。

でも更新していくたびにアクセス数が伸びてるのが嬉しいね。

ちょいちょいは読んでくれてるのかな?

まーほんとただの自伝みたいなものなんでこれといって面白くないかもですけどw

ではそろそろスタートしようと思います。




~ 1からのスタート。キャバクラライフ ~



面接後、数日はお仕事はなかったです。

というのも、まだお店は準備中だったのでオープンまでは1週間くらい空きがあったと思います。

でも新しい職場が決まった期待と緊張でいつものつまらない生活が徐々に変わろうとしている『風』を感じていました。

でも前回もお話しましたが、キャバクラに行った事もなければ今まで関係をもっていたキャバ嬢にも仕事の話なんかまたくしなかった、と言うより興味がなかったから聞かなかっただけなんですけど。

そんなもんだから全然想像つかないわけですよ。

元なんちゃってホストなんで夜の知識もなんちゃって。

そしてオープン前日。

みさと一緒にお店に行き、最後の顔わせ的な事をしてみんなで親睦会みたいなのをしました。

当然、その時はみさと僕が付き合ってる(そういう設定)ましてや一緒に住んでるなんてのは内緒です。

キャバクラではボーイとキャスト(キャバ嬢)が付き合ったり関係をもったりするのは『風紀』といって高額な罰金の対象になります。

なので絶対にばれる訳にはいかなかったのです。

罰金50万とか100万ですからね。聞いた時はビックリしました。

そしてオープン当日。

僕は何も分からないもんだからとりあえず『客引き』

外に立って『キャバクラいかがですか?』ってひたすら声かけてました。

次の日も、その次の日も。。。毎日毎日。来る日も来る日も客引きばっかり。

正直もっと楽しいというかキャバ嬢達とわいわい出来る所だと思っていたので甘かったです。

でもその時の店長『山本さん』は優しかったです。

店長もキャバクラは初めてとの事。

代表『山口さん』とは昼の仕事が一緒でサイドビジネスとしてやっていこうと始めたみたいです。

代表は高円寺が地元で若い時からずっとキャバクラで働いていて新宿でお店も3店舗経営していた時もあるほどの実力者でした。

正直人間的には『クズ』でしたがなぜか人脈、信頼?はあったみたいで。

そしてその時はお店のサポート、お手伝いの人としてきていたのが『ゆうりさん』この人は長い事高円寺で飲み歩いていて知らない人はいないほどの地元高円寺では有名人だそうです。

実際、たくさんのお客さんも持っていたので顔は広かったと思います。

しかしこの人も私生活は『クズ』でした。

お酒に溺れて病院通いの毎日。要はアルコール依存症ってやつですよね。

いろんな人からお金をかりては飲み、返せなくなってまたお金をかりて。

夜の世界の人はこういう人たちが多いみたいですねやっぱり。

僕も人の事いえないですが、その時は自分よりひどい人たちがいるんだなと思った瞬間でした。

そんなこんなで山口代表を筆頭に山本店長、ゆうりさん、僕の4人がこれから先中心にこのお店をまわしていく事になります。

だいぶ話がそれてしまったので戻しますね。

季節は丁度春だったと思います。まだまだ寒い夜だったと思います。

P商店街の中、出口に一番近いキャバクラだったので飲み客より帰る人の方が圧倒的に多くお客さんを入れるのが大変だったのを覚えています。

それでも毎日客引きしてると知った顔も増えていきます。

その商店街を毎日通る人。パンクだぜっみたいなノリのモヒカンの集団。どこかのお店のいろんなキャバ嬢の出勤中。毎日酔っ払ってるおじいちゃん。髪の毛みどりの不思議な女の子。いろんな人が毎日同じくらいの時間にそこを通って行きます。

なんか人間観察が癖になっていました。

客引きをやっているとたまに店長が飲み物を買ってくれました。

まだ寒かったのでその時はすごく嬉しかったです。

でも僕は元々接客が大好きだったのもありなぜかその毎日が苦痛ではなかったです。

大半は声をかけても無視されてましたがその中でもお店に入ってくれた人、『よかったよ。またくるよ。』と言ってくれた人もいたのでそれが嬉しくてそれだけで頑張ってた気がします。

道に立って客引きをする。

それが僕の仕事なんだと思っていました。

というか、それしか出来なかったので。

たまに店内にトイレに戻ってみると、女の子達がお客さんの隣についてお酒を飲んでる光景が目に入ります。

店長や代表は店内で『付け回し(女の子を時間ごとに変えていく事)』をしたりお客さんの席について一緒にお酒を飲んでいたりしました。

正直すごいたのしそうでした。

羨ましかったし、早く僕も店内で仕事が出来るように頑張ろうとその光景を見るたびに思っていました。

みさはと周りを見渡すと、ひっきりなしに店長に呼ばれていました。

みさはどこのお店に行ってもNo1だったので自分が持ってるお客さんの数もはんぱなかったです。

その日もみさのお客さんでほとんど埋まっていました。

お店からしたらみさ様様だったと思います。

なんかちょっと優越感にひたったりしてました。

お客さんは『みさちゃんかわいいねー。』とか『今度プライベートで遊んでよ。』とかお店でて一緒に来た人と『一回でいいからみさちゃんとエッチしたいよなー。』とかいう会話を聞いてると。

『俺は毎日エッチもしてりゃ一緒にも寝てるしいいだろ~っ。』

的な事を思っていました。

なんだろう。僕の中でNo1キャバ嬢と付き合っているというのがステータスになっていたのかもしれません。

というかその優越感を味わってしまってはもうこれ以上ランクを落としたくないという気持ちになっていたのかもしれません。

それが後々大きな事件になるなんてその時は思ってもみなかったです。

客引きの毎日から3カ月目。

ついに僕に新しい仕事が与えられました。




続く。。。








こうちゃんでした得意げ
記念すべき第10話です。

いやー長かったw

まだ全然終わらないんですけどね。

何かこの話だけ別に乗っけたり出来ないのかな?

ブログの1つになっちゃってるからなっ。

月日がたつにつれてどんどん下になってっちゃう。

何か良い案ありましたらどなたか教えて下さいまし。

トップページから直接飛べるようにしたいのでよろしくお願いします。


ではでは本編スタート。







~ 番外編 ひろみと愉快な仲間たち ~



ここでちょっと話はそれますが、ひろみが埼玉の病院にいた時の同僚、友達との絡みの話を少したいと思います。

この方々には当時とてもお世話になりました。

『ゆい』『まなみ』『こうき』この三人が重要人物となってくる訳ですが。

僕はかおりと別れてひろみの家に居候するようになった時に毎日のように遊んでいたのが『ゆい』でした。

彼女はひろみの後輩にあたり、というかひろみは先輩より後輩との絡みが多くもっぱら後輩と遊んでいる方が多かったと思います。

ゆいとはひろみが仕事の時でも二人で映画にいったりカラオケにいったりと普通の『地元友達』の感覚で一緒にいれました。

20歳過ぎて出会った女性で初めて『女を感じなかった』人だったと思います。

あっ。いい意味でねっ。

初めの方に僕のウソの誕生日パーティーの時クラブに連れて行ってもらったのですがその時からクラブにはまってしまいよくひろみと3人で一緒にクラブにいっていたものです。

その頃はゆいには彼氏がいなく、まークラブでいい人に出あえたらラッキー的な感じに思っていた頃。

そのクラブにも仕事帰りのふみかを誘って行った事もありますw

そんなこんなでクラブの常連、通称『サトパー』とゆいは出会います。

学生時代からひろみがお世話になった人でもありすぐに打ち解け付き合う事になりました。

しかしそれも長くは続かず(ちなみに年の差は10歳くらいでした。)1年もたたないうちに別れてしまいました。

その間にゆいにずっと思いを寄せている男性がいました。それが『こうき』です。

彼は小学生の時からゆいに思いを寄せていました。しかしお互いは違う人と付き合い、『いい友達』の関係が何年も続いていました。

人生何がどう転ぶか分からないもので・・・ついにこの二人が結ばれる時が来たわけです。

小学校のころからの幼馴染。小学校時代の集合写真に写る二人がまさか10何年後に『結婚』にいたるなんて誰が思ってたでしょうねっ。

この結婚がきっかけで僕はひろみとの結婚を完璧に意識し始めた訳ですけれどもそれはもうちょっと先の話。

『まなみ』もひろみの後輩にあたる子なのですがゆいに比べてちょっと、いやかなりの『毒舌』な子なのです。

でもひろみの事をよく考えていてくれて(その当時はね。今、離れてからは微妙w)この子にはかなり怒られていた気がします。

と言うか、この頃はひろみの友達家族、姉妹(妹が一人います。)みんなが僕の事を嫌いでした。

それはそうですよね。
ひろみは『好き』だからその時は周りを見えなくなってるんだくらいにしか思ってなかったし、常に

『早く別れなよ。ひろみが不幸になるだけだよ。』

と毎日言われていたみたいです。

1年以上言われ続けてそれでもめげなかったひろみはホント凄いなt思います。

というかハート強すぎでしょ。

それでもみんないい友達ばかりでひろみが僕の事を好きでいたから周りのみんな僕と仲良くしていてくれました。

当時の僕は周りのそんな気持ちも知らないで『いやーっ。俺はどこにいても人気者じゃん。』

なんて思っていました。

ホント愚か者です。


この場をかりてあのどうしようもなかった僕をここまで支えてくれた埼玉の仲間にお礼をいいたいと思います。

ゆい、まなみ、じょり、まみ、れいちゃん、こうき。

こんな僕を最後まで嫌いにならずに一緒に遊び、相談にのったりしてくれて本当にありがとうございました。

僕は今、ひろみと結婚もきまり幸せな日々を送っています。

何か困った事とかテンション上げたかったりしたら連絡くれたら飛んでいきますんで!!

これからもよろしくねっ。



てな感じで良くわからない番外編になっちゃったけど。。。

まー自己満足なんで気にしないでくださいw

ではでは。






こうちゃんでした得意げ