最近よく夢をみます。
だいたい何かに追われるような感じで絶望的になって目が覚めるんですが、それは精神が不安定だからなのでしょかね。
昔、夢を操作できるような装置が開発されて、イイ夢みれたらいいな~なんて思ったり、
『パプリカ』のセラピー受けれたら、、、なんて思ってました。
そういえば映画の『パプリカ』
監督が今敏さんなので期待してるんですが、
ぼくの住んでる所では、上映してないので残念です。


パプリカ/筒井 康隆

¥700
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そんなこんなで今回紹介するのは『東京ゴッドファーザー ズ』です。

東京ゴッドファーザーズ

¥4,230

時間: 90 分
監督: 今敏
出演: 江守徹, 梅垣義明, 岡本綾, こおろぎさとみ

【ストーリー】

『PERFECT BLUE』『千年女優』の今敏監督による長編アニメーション第3作。クリスマスの夜、ゴミ捨て場で赤ん坊を見つけたのは、3人のホームレス—かつて競輪選手だったというギン、元ドラッグクイーンのハナ、そして家出少女のミユキ—だった。赤ん坊の母親探しをはじめた3人は、さまざまな事件に巻き込まれることに。やがて母親を見つけるのだが…


これは、まず映像に驚きました!特に背景実写かと思うくらい奇麗でした。
ストーリーもホームレスという厳しい現実にいる3人が赤ん坊のために奔走するというありえない展開なんだけど、笑いあり、感動あり、というハートフルコメディーでよかった。
クリスマスから大晦日にかけて起こる裏東京を舞台にした人情劇で、うまくまとまってました。



キャラもよかったです!
かつて競輪選手だったというギン元ドラッグクイーンのハナそして家出少女のミユキ
個人的にはタクシーの運転手の使い方がうまかったな~と思いました。


関係ないと思ってた人間関係がだんだん繋がっていくところも見所です。
自分の周りの人間関係もよくよく考えると、奇跡的にいろんな縁が折り重なって、 成り立っているんだな~としみじみです。

何か『不思議な少年3巻』末次家の三人での、


お父さんが一歩前に出るだけで確率は百万倍に増えるよ。

不思議な少年 (3)/山下 和美

¥720
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という言葉を思い出したり、思い出さなかったり、、


まーそれはおいといて見終わったあと、不思議と優しい気持ちになれました。


最近のジブリ映画がつまらないな~と感じてる人。
宮崎駿ムービーもいいけれど、もっと大人向けのシュールなアニメが観たい方にオススメです。
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最近パスタ作りにはまってます。
参考書は『バンビ~ノ』

バンビ~ノ! 6 (6)/せきや てつじ

¥530
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この本のおかげでパスタの標準時間というものを考慮して自分ではアルデンテにしていたつもりが大きな間違いをしている事に気づきました。
自分が使っているパスタの標準時間は約7分。なのでコンロの火加減にもよりますが、自分の感覚ではだいたい6分ぐらいで麺をゆでソースに絡ませたらアルデンテじゃんって思ってたのですが……間違いでした。

パスタとソースをなじませるその間の熱!
温められてる皿の余熱!
そして自分の舌に届く頃にはちょうどアルデンテ!!


ゆで上がってからお皿に盛りつけている間にもパスタ内部に高温の水分が浸透して行くのDA。
それから麺が口に入るまでの時間もある。
この時間も若干は考慮しなければいけなかったのだッ!



おそらく5分半でゆであげたらベターだろうなッ……
料理はいろんな要素が絡みあってくるので難しいですね。
結局、

『オレは…標準時間という皿の上で踊ちょっただけばい』




そんなこんなで今回紹介するのは『Gガール 破壊的な彼女』です。





監督 : アイヴァン・ライトマン
脚本 : ダン・ペイン
出演 : ユマ・サーマン 、 ルーク・ウィルソン 、 アンナ・ファリス 、 エディ・イザード 、 レイン・ウィルソン


【ストーリー】

設計会社に勤めるマットは、ある事件がきっかけで、メガネの美女ジェニーと交際することに。だが実は、彼女の本当の姿は、ニューヨークの平和を守る正義の味方、Gガールだったのだ!彼女の激しいセックスに圧倒されるマットだったが、自分の恋人がGガールと知り、喜びを感じるのだった。そんなある日、マットはベッドラム教授に捕らわれる。彼はジェニーのハイスクール時代の同級生で、彼女に怨みを抱いていたのだった…。



ニューヨーカーに絶大な人気を誇る正義のスーパーヒロインがいた。
その名もGガール。
NYの危機はいつも彼女が守ってくれてるのです。

でも、この話はそういった正義のヒロイン物語ではなく、あくまでも恋愛がメイン。
くだらなくて、ちょいエロなラブコメ!


それもそのはず、Gガールの性格がぶっとんでるんです。
嫉妬、束縛、暴力、とりわけ性欲が半端ない!
夜空を飛びながら空中でエッチするシーンなんか最高にバカでいいです。
そんなスーパーヒロインを演じるユマ・サーマンがイイ!
時折みせる乙女ちっくな表情もかわいかったです。



対照的にユマ・サーマンの恋のライバルとなる女の子を演じるアンナ・ファリスもイイです。
ユマ・サーマンの個性をいかす優等生的な役を見事に演じてました。


主人公のルーク・ウィルソンがGガールに憧れつつも次第に手に負えなくなり、最終的にはアンナ・ファリス演じる普通のかわいい女の子に惹かれてしまう気持ちも男なら納得です。
女性の方はGガールのようなわがままっぷりを参考にされるのもいいかもしれませんね。






ドエムでちょいエロな男性にオススメの一本です!たぶん
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最近、日曜日はぼーーと『日本の論点』を読みながら、『たかじんのそこまでいって委員会』観てます。

日本の論点2007 変質する社会/文芸春秋

¥2,800
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そんなこんなで今回紹介するのは『それでもボクはやってない』です。

それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!/周防 正行

¥1,470
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製作年度 2007年
上映時間 143分
監督 周防正行
出演 加瀬亮 、瀬戸朝香 、山本耕史 、もたいまさこ 、田中哲司 、光石研


【ストーリー】

大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。




日本の裁判制度に疑問を投げかけ、痴漢冤罪事件を映像化したもの。さすが周防監督!ひっさびさに感情揺さぶられまくりんぐで、めっちゃくちゃ個人的にHITな映画でした。


主人公に降りかかる災難は、男なら他人ごとではすまされないし、誰もが共感できるのもの。
痴漢を認めたサラリーマンが数時間で釈放され、否定した主人公は何十日も警察に拘束される。面会した当番弁護士が、無実を証明する裁判を起こすよりも、やってもいない罪を認めたほうが得だと語り、その言葉の真意が物語が進むにつれて明らかになっていきます。


刑事事件の99・86%が有罪になる現状…というかほぼ100%だという話は聞いていたんですが、これ観て裁判員制度について深く考えるイイきっかけになりました。
んで主人公の加瀬さんの自然体な演技よかったです!
ハチミツとクローバーでの真山役でもそうでしたが、何か気の弱そうな情けない男を演じるのうまいですよね~。フリーターっていう設定がばっちり決まってる気がしました。
もたいまさこさんは初め、他キャストもまーよかったんじゃないでしょうか。


気がつくと147分という時間がいつの間にかすぎてました。間違いなくオススメ映画ですね!




そういえば、先々週ぐらいかな?


第170回『たかじんのそこまで言って委員会』でとりあげられてました。
『それでもボクは』・・・99.86%の恐怖
見に覚えのない罪で逮捕された時、無罪を主張し続ける自信はある?
という質問に対して、


自分もやってないものはやってない!と主張する(やっててもやってないと言い張る)自信はあるつもりでしたが、映画『それでもボクはやってない』を観て、三宅さんの『一ヶ月くらいなら大丈夫だが、、、』という発言と同様、実際一ヶ月以上はきついかも~なんて思ってしまいましたね。
いや~、男性の立場からすると痴漢冤罪とか本当たまらんと思います。でも、それ以上に痴漢して捕まってないやつは圧倒的に多いと(勝手に)思ってるので、実際女性のがたまらんかもしれませんね。



あと、気になるのは、
殺人や傷害致死などの重大な刑事事件に限って、国民に一審裁判への参加を義務づける裁判員制度が、2009年5月までにスタートするということで、『市民に裁判員がつとまるか』という事。
裁判員に指名されたら、守秘義務まで課せられるみたいだし、人を裁くことに対する不安もある。
まー最大のネックは日程の調整でしょうね。
数日間は確実に拘束されるみたいなんで仕事にもならんでしょうし。
裁判員に選ばれた社員が会社を休んだ場合、有給にする
かどうかの扱いは、現在のところ各企業の判断に任されているそうですが、さすが世界のトヨタではいちはやく対応策を打ち出して『裁判員休暇』を制度化してるみたいです。
本当に考えさせられる問題ですね。たぶん


ということで是非一度『それでもボクはやってない』を観てくださいという事で終わりです。
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最近、無性に昔のマンガが読みたくて古本屋に通っています。
んで、この何年かでずっと探してるけどみつからない『惑星をつぐ者』
amazonで1000円
とか値段ついてんですね。。びっくり
新人作家の連載デビュー作で、たしか9週間ぐらいで打ち切られた、この漫画。
漫画好きの友人はそろって単発感が好きやったと言いますね。
自分も画風とスパイラルナイフとか好きやったな~!
是非もう一度読んでみたいです。



戸田 尚伸
惑星をつぐ者

そんなこんなで今回紹介するのは『世界最速のインディアン』です。






製作年 : 2005年
製作国 : ニュージーランド=アメリカ
監督 : ロジャー・ドナルドソン
出演 : アンソニー・ホプキンス 、 ダイアン・ラッド 、 ポール・ロドリゲス 、 アーロン・マーフィー 、 アニー・ホワイト


【ストーリー】

ニュージーランド南部の小さな町、インバカーギル。小さな家に独り暮らしているバートは、早朝からバイクの爆音を轟かせる名物の老人だった。家族もなく、暮らしも貧しかったが、若い頃は優秀なエンジニアだった彼は、自ら改良したバイクで、数々の国内記録を残していた。爆音の苦情はあるが、温かい人柄から町の人々に慕われてた。バートの夢は、米国ボンヌヴィルの大会で世界記録に挑戦すること。苦心して改良したマシン“インディアン”号とバイク少年からの餞別を手に、ライダーの聖地目指して出発した。





これ、タイトルだけ見るとサンドマンの話かと思いきや、三度のメシよりバイクが好きというおじいちゃんが、世界最高峰のスピードレースに挑戦するという実話に基づいた話。

個人的に同じおじいちゃんのロードムービー『ストレイトストーリー』より感動しました!!

ストレイト ストーリー

¥3,420



このおじいちゃんの生き方素敵です。

『夢を持たないヤツは野菜と同じだ』
『一生に勝る5分がある』



という言葉通り、
その5分の夢のために泊まる場所も決めず、全財産をはたいて単身外国の地に出向くんです。
頑固で、時には非常識な行動もとるんだけど憎めない。
どんなときでも屈託のない笑顔で、周りを和ませる。
そんなおじいちゃんを演じるアンソニー・ホプキンスがホントいい味出してます。
『羊達の沈黙』『ハンニバル』でかなり猟奇的なイメージが強かったけど、この映画のバートという役では、ナチュラルなカッコイイ老人を演じてました。



男のロマンに人とのふれあいってええな~と思います。
ラストはほっこり涙が流れました。
地味だけど、いろんな人にオススメできるロードムービーです。

第70回 『王と鳥』

テーマ:
昨年、読んでよかったな~とおもった本がこれ『ウェブ進化論』
Googleという企業にスポットを当て、ネットの『あちら側』と『こちら側』という視点で、『インターネット社会』の本質を良く整理されていて、とても勉強になりました。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる/梅田 望夫

¥777
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んで、今日はその『ウェブ進化論』の著者である梅田望夫さんと文学者である平野啓一郎さんの対談本を読みました。”『ウェブ進化』によって、人間そのものはどう変容していくのかというテーマ”について語られ、そのテーマに関しては前々から興味があったので、非常におもしろかったです。『ウェブ進化論』とセットで読むとおもしろいです。たぶん


ウェブ人間論/梅田 望夫

¥714
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そんなこんなで今回紹介するのは『王と鳥』です。

王と鳥

¥6,480
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監督: ポール・グリモー
言語 フランス語
時間: 81 分

【ストーリー】

その部屋には、3枚の絵が飾られていた。美しい羊飼い娘と、煙突掃除人の青年、そして、孤独な王の肖像画。娘と青年は恋をしていた。その仲を引き裂こうとする王。ふたりは絵の中から、逃げ出した。一羽の鳥が道先案内人になり、めまぐるしく続く階段を、どこまでも駆け降りていく。 しだいに明らかになる、宮殿の正体。為政者もマスコミも、そして民衆も、みんな一緒くたになって天高くそびえる高層宮殿は、世界の支配構造(システム)そのものだった!


高畑勲、宮崎駿両監督が多大な影響を受けたジブリの原点ともいえるこの作品。確かに、この城の設定には『カリオストロの城』『未来少年コナン』の匂いを感じました。
ストーリーはいたって単純。愛する男と女が、二人を妬み邪魔しようと国中に罠をはった王様から逃げようとするという話なんですが、 とても映像が美しく音楽がすばらしかったです!
別に具体的なメッセージもなく、サラっと人生や世界を語ってしまう所がフランス的ですよね~。
ただ、能動的に観るととても深い映画だと思いました。


高畑さんはインタビューで、『先見的で、きわめて今日的』な作品と評しています。

孤独な寄り眼の王様だけを見ても、確かにそう感じます。彼は一人で部屋に閉じこもって、最新機器で歌を聴き、絵の中の美少女しか愛することができない。この王様は、気に入らないやつがいると落とし穴に落として、いとも簡単にその存在を消してしまいますが、この感覚というのは、現代人、特に若い人に通じている気がします。非常に内向的になっていて、煩わしさが高じると、自分に都合の悪い人との関係を閉ざしてしまう。コミュニケーションを図る前に殺してしまうことすらある。この作品は、そういう現代に生きている自分たちの鏡でもあると思うのです。


確かに現代人と照らし合わせてみると非常に先見的に思える作品です。


鳥はいいます。


『気をつけたまえ。この国は今、罠だらけだからな。』


罠をはったのは、実は王様だけではなかったんですよね。
実はこの作品の作者も、観客に対してたくさんの罠をしかけていて鳥のこの台詞は恋する二人だけではなく、我々観客に対する警告でもあるのではないでしょうか。



小さい頃なら、あの王様嫌いだな~ですんだような物語なんでしょうが、今みると王様がとても『孤独』で切なくなります。
考えれば考えるほど深い。
ジブリファンだけでなく、いろんな人にオススメできるアニメですね。

第69回 『狼たちの午後』

テーマ:
今週楽しみにしていたヤングサンデー。。
『さくらんぼシンドローム』『とめはねっ!』がなくて残念。
ちなみに『とめはねっ!』はあの『帯をギュッとね!』『モンキーターン』でおなじみの河合克敏先生の新連載です。書道漫画かな。



帯をギュッとね!―New wave judo comic (12)/河合 克敏

¥398
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帯ギュは思い出深くて大好きな漫画。
柔道漫画の中でもダントツですね!




そんなこんなで今回紹介するのは『狼たちの午後』です。

狼たちの午後 スペシャル・エディション/アル・パチーノ

¥3,861
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製作年度 :1975年
上映時間 :125分
監督 :シドニー・ルメット
出演 :アル・パチーノ、ジョン・カザール、チャールズ・ダーニング、ジェームズ・ブロデリック、クリス・サランドン、ペニー・アレン、キャロル・ケイン、サリー・ボイヤー、ランス・ヘンリクセン


【ストーリー】

72年8月22日、ニューヨーク。ブルックリンの銀行に、3人組の強盗が入った。若い1人が怖気づいて逃げだしたところへ、警察から電話がかかる。「包囲した。投降しろ」。2人は9人の銀行員を人質に立てこもる。
1972年に実際に起きた事件を下敷きにしており、ほとんど全てのシーンがアドリブで撮影された
サスペンスである。白昼堂々と銀行に入った強盗たちの、無謀な行動を克明に追う。警察とFBIの確執、犯人と人質の心の交流、そして野次馬たちの心理描写を見事に描いた秀作。




西川美和さんも好きらしいこの『狼たちの午後』。
シドニー・ルメット監督の影響を受けたという事もあってこの映画要チェックです。
原題“Dog Day Afternoon”のというのは「猛暑の日の午後」とか「うだるような夏の日の午後」になるんですかね。
まーそれはおいといて、これアル・パチーノの情けない強盗ぶりが最高です!!
目の動きや表情でソニーの焦りや緊迫感や葛藤を表現する姿に引き込まれましたね~。
70年代のアル様の演技、個人的に大好きです。


また、怯えきって今にも糸が切れてしまいそうなギリギリの神経を懸命に堪えようとするカザール(サル)の表情や演技も、追い詰められた2人の緊張感を倍増していてイイ!
コルレオーネファミリーの2人最高です



特にアル・パチーノが民衆に向かって、


『アティカ!アティカ!』


と叫ぶ場面が強烈な印象を放っていたんですが、これ、ニューヨーク州の Attica 刑務所で暴動が起きて、多数の死傷者が出た事件が下敷きになってるみたいです。



ラストはほとんど全てのシーンがアドリブで撮影され、実際の話をベースにした社会派ドラマというだけあって、、、





まーま-衝撃的です。




大衆心理の動きに興味のある方は、是非一度は観て頂きたい作品です。

第68回 『ピエロの赤い鼻』

テーマ:
こんにちわ。
最近おうちに帰る前はipodで『ゆれる』のサントラばっか聞いてます。カリフラワーズいいですね♪



ゆれる オリジナルサウンドトラック/カリフラワーズ

¥1,696
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そんなこんなで今回紹介するのは『ピエロの赤い鼻』です。


ピエロの赤い鼻/ジャック・ヴィユレ

¥3,990
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製作年: 2003年
製作国: フランス
収録時間: 95分
出演者: ジャック・ヴィユレ アンドレ・デュソリエ ブノワ・マジメル ティエリー・レルミット
監督: ジャン・ベッケル
製作: ルイ・ベッケル



【ストーリー】

14才のリュシアンは、父親のジャックが毎週日曜にピエロの真似事をするのが大嫌い。学校教師の父が、みんなの笑いものになるのを我慢できないのだ。今日もお祭り会場で、不機嫌そうにピエロ姿の父親を見つめるリュシアンに、ジャックの古い親友・アンドレが声をかける。「お父さんがピエロになる理由を知ってるかい?」 それはまだ、フランスがドイツに占領されていた頃。リュシアンの知らない、美しくも悲しい記憶だった…。

世界15カ国で出版された、ミシェル・カンの同名ベストセラー小説が原作。この作品に感銘を受けたスピルバーグが、ハリウッド版リメイク権を獲得したことでも話題に。物語は1960年代の素朴でのどかなフランスの片田舎を舞台に、ほのぼのとしたコメディタッチで始まるが、アンドレの回想劇中にある事件が起こると雰囲気は一変。小さなボタンのかけ違いが、取り返しのつかない事態を引き起こしていく、容赦ない現実を淡々と描く。



これは他の戦争映画と比べれば、時間も短いし、地味な話で世間を揺るがすような大きな事件が起こるわけでもないんだけど、見終わった後何かSIMIJIMIする、、、そんな映画。



お父さんは日曜日にピエロになる。
みんなから笑われるピエロを演じるお父さんが大嫌いだったリュシアン。
お父さんがピエロになったわけ。
ピエロの赤い鼻には哀しくて、美しい理由があったのです。


英語でピエロというとclown。いわゆる『道化』という意味で日本語と同様、よく人を馬鹿にする意味や卑語として使われます。
ですが、この映画におけるピエロはそのように蔑まされた笑いをとるために存在していません。
この映画に出てくる敵兵のピエロのゾゾ。悲惨な状況で彼のとった行動、その優しさと勇気に感動です。
ユーモアって大切だなぁ~と思わせてくれます。




真相を知った息子が舞台を見に戻り声援を送る
ラストシーンも感動。
ジーンとした。 そしてずしりと重い何かが残る。
忘れられない作品です。



笑うべきだとわかったときは、泣くべきじゃないんだ。
ですね。鳴海兄ちゃん!



からくりサーカス (43)/藤田 和日郎

¥410
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第67回 『最近買った漫画』

テーマ:
お刺身ブリです。
最近、漫画ばっか買って読んで更新できてませんでした。うそです
せっかくなので一部を紹介しときます。


RAINBOW 15巻
昭和30年代、舞台は戦後の日本。
荒廃した戦後の日本で強く生きる二舎六房の7人達の物語。
僕のピークはアンちゃんがいる頃までですが、必死で生きようとする男たちの生き様を見てると感動できます。
オススメ度 ★★★★



RAINBOW 15 (15)/安部 譲二

¥530
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ムーたち 1巻
何気に単行本化を楽しみにしてた榎本さんの今作品。エログロを封印してます。
哲学的なギャグ漫画。
オススメ度 ★★★★




ムーたち 1 (1)/榎本 俊二

¥620
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不思議な少年 3巻
永遠の生を持つ不思議な少年が、時を超え、場所を超え、あらゆるところに現れ、人間とはなにか?を見つめていくという物語。手塚治虫さんの『火の鳥』みたいなもんです、

『ソクラテス』
『末次家の三人』
『タマラとドミトリ』

が好き。5巻まで出てるけど個人的に3巻ぐらいまでが好きです。
オススメ度 ★★★★★



不思議な少年 (3)/山下 和美

¥720
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LA QUINTA CAMERA~5番目の部屋

昨年書店でオノナツメさん特集みたいなやつはやってましたよね。
『not simple』も好きだけど、これは『リスパラ』同様、心があったまる物語。 語学留学や5番目の部屋住みたくなります★
一見シンプルでいて、デフォルメされまくりんぐなのにキャラの表情豊かすぎて伝わってくるものがあります。なんだかオノナツメさんの漫画は映画を観てる感覚。
オススメ度 ★★★★



LA QUINTA CAMERA~5番目の部屋/オノ ナツメ

¥630
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デトロイト・メタル・シティ 1巻
これって2006年このマンガがすごい!一位でしたっけ?
確かにおもろいし久しぶりに漫画で笑いました。言葉のセンスも抜群です!
文句なくオススメ度 ★★★★★




デトロイト・メタル・シティ 1 (1)/若杉 公徳

¥530
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彼女を守る51の方法 2巻
大好きな古屋先生の作品。
現代版サバイバル的展開をしてたので、まだおもんないかな~
オススメ度 ★★★



彼女を守る51の方法 2 (2)/古屋 兎丸

¥530
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フライングガール 2巻
待望の2巻待ちわびました。
え、、これで終わりですか?最近漫画の中でズバ抜けたおもしろさだったのに残念。
シンプルだけどイイ!
オススメ度 ★★★★★

フライングガール 2 (2)/笠辺 哲

¥590
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魔人探偵脳噛ネウロ 9巻
太蔵もて王サーガと相性抜群な漫画。
ネウロらしからぬ少年漫画的展開にさぶいぼたつ最高にCOOLな展開の電人HAL編。 久々にジャンプが一週間待ち遠しかったです
0と1のはざまの世界に電人HAL、刹那、、 たぶん10巻あたりやばいと思います。

オススメ度 ★★★

魔人探偵脳噛ネウロ 9 (9)/松井 優征

¥410
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テレキネシス山手テレビキネマ室 1巻
古典映画を観る時に参考にしてます。
ストーリーは金魚屋の映画版的な雰囲気でいいですね。
原作の東周斎 雅楽という方はすばらしいです。

オススメ度 ★★★★

テレキネシス山手テレビキネマ室 1 (1)/東周斎 雅楽

¥530
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そんなこんなで今年も漫画いっぱい読みたいな~
今日美容室に髪を切りに行くと、店長に、

『この前、えらいかわいい彼女と手つないで歩いとったろ?』


みたいな事言われたのですが、全く身に覚えがなく『たぶん人違いですよ!』って答えると、『またまた隠さんでもいいのに』みたいな事を言われました。
弁解しようとすればするほど、かんちがいされたのでおもしろかったです。たぶん僕によく似た方がいたんでしょうね。こんにちわ。
話はワンエイティー変わって、最近好きな漫画家の新作が目白押しでたまらんですね。
ようやく1巻発売の『竹光侍』『ハチワンダイバー』
うーん、おもしろいです。


竹光侍 1 (1)/松本 大洋

¥900
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ハチワンダイバー 1 (1)/柴田 ヨクサル

¥530
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そんなこんなで今回紹介するのは『パビリオン山椒魚』です。





オダギリジョー/映画「パビリオン山椒魚」プロローグDVD実録パビリオン山椒魚!/SJ-10305

¥1,890



製作年度 2006年
上映時間 98分
監督 冨永昌敬
出演 オダギリジョー 、香椎由宇 、高田純次 、麻生祐未 、光石研 、KIKI


【ストーリー】

自称・天才レントゲン技師の飛島芳一は、ある日、第二農響会の香川から奇妙な依頼を受ける。それは、今年150歳を迎える動物国宝のオオサンショウウオ、キンジローのレントゲンを撮ること。香川は、経済的に逼迫したキンジロー財団の買収を目論んでいた。妹の結婚資金を調達するため依頼を受けた飛島だが、キンジローは、何者かが先に誘拐してしまう。レントゲン車へ戻った飛島を待っていたのは、財団の4女、あづきだった。
レントゲン博士に憧れ、21世紀の天才レントゲン技師を豪語する青年が、財団の美人令嬢と出会い、奇想天外な事件が巻き起こっていくジェットコースター・ムービー。自主映画の短編作品が絶賛された冨永昌敬監督の、記念すべき劇場長編第1作。


知る人ぞ知るインディーズDVD『亀虫』の冨永昌敬監督作品。
最近では『ゆれる』『BIG RIVER』で圧倒的な存在感を見せつけ、日本映画を牽引するオダギリジョー。
100万人に一人という高い左右対称性を持つ顔を有しており、そのため歯の咬合も完璧で、ドイツの医学博士が標本にしたいと言ったほどであるという香椎由宇。
そして高田純次にKIKI
旬な二人&おもしろいキャストだったので、とりあえず観よっかと思ってた映画だったのですが…



『な、なんじゃこりゃぁーー』



小ネタ満載、荒唐無稽、最強にシュールなおバカ映画でした!!
序盤は退屈だったものの、後半、、、やばいね。
キンジローのシャボン玉シーンあたりから、『はい、どーーーん』
オダギリジョーがはじけまくるんですが、あんな跳んだ役をやらせてもサマになるんだからやっぱカッコイイ!
衣装もぶっとんでるしね~

香椎由宇もレントゲン撮って撮ってとはしゃぎまわる姿とかナチュラルな演技が好印象でした!
さすがに大型女優となる素質のありそうな感じがしました。



ですが、この映画はストーリーを楽しみたい系な人にはオススメできません。
だってむちゃくちゃですもん。まーオダジョーファンならビジュアル的にHITだと思うし、感覚で映画を楽しめる方にはオススメ。
あ、映像と菊池成孔さんの音楽もよかったです!




これは、デタラメだが深い愛の物語なのである。らしい

第65回 『ベン・ハー』

テーマ:
最近、皇国の守護者 にはまってます。
人と龍が共存する世界で、小さいながらも貿易によって繁栄していた<皇国>と海の彼方から侵略してきた<帝国>との戦争、それをきっかけとして激化する<皇国>内部の権力闘争を描いたものです。
漫画版しか読んでないけど、おもしろいです!



皇国の守護者 4 (4)/佐藤 大輔

¥620
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そんなこんなで今回紹介するのは『ベン・ハー』です。


ベン・ハー 特別版/チャールトン・ヘストン

¥3,129
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公開年:1959年
時間: 212 分
出演: チャールトン・ヘストン, スティーブン・ボイド, ジャック・ホーキンス
監督: ウィリアム・ワイラー


【ストーリー】

ユダヤの豪族の息子、ベン・ハー(チャールトン・ヘストン)の数奇な運命を通してローマの圧政とキリストの最期を6年半の製作期間と54億円の巨費で描いた一大スペクタクル。些細な出来事から旧友メッサラ(スティーヴン・ボイド )の裏切りにあい、奴隷船送りとなったベン・ハーはそこで命を救ったローマの将軍の養子となる。束の間の安住の後再び故郷へ戻った彼は、別れた家族が獄中死したと聞かされ戦車競技に出場する事を決意する。そこではメッサラとの宿命の対決が待っていた。あまりにも有名な戦車競技のシーンは4人の監督が演出した素材を僅かな時間に凝縮させた編集の妙に尽きる大迫力で迫る。作品、監督、主演男優、撮影等アカデミー賞史上最多の11部門受賞。



この映画、『ローマの休日』で有名なウィリアム・ワイラー監督の作品です。
ローマ帝国支配時代のユダヤ人貴族ユダ・ベン・ハーの数奇な半生にイエス・キリストの生涯を交差させて描く物語。



見所は何と言ってもクライマックスの戦車競争のシーン!
20分弱のこのシーンを撮影するためにローマに1周460mの競技場のセットが作られ、約4か月の入念のリハーサルののち、3か月もかけて撮影されたそうです。
車輪と車輪がぶつかり合って火花を散らすなど、まさに迫真のカーチェイスの原型として映画史上に残るシーン!
映画史に残る一大スペクタクルであるといっても過言ではないと多くの人が言うだけあります。
CGもない時代にこの迫力はパネー!



あのシーンみてスターウォーズのポッドレースシーンが真っ先に思い浮かびました。
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のポッドレースの場面はこの戦車競争シーンへのオマージュなんでしょかね?



ローマ帝国のセットも圧巻ですし、
レース以外にもガレー船の海戦など見所はたくさん!
競技場の観衆とか奴隷船の乗組員とか、みんな生身の人間がやってますし、危険な撮影も多かったみたいです。 無数のエキストラ、実物大に組まれた競技場のセット、スタントマンに死者が出たと噂された撮影時のエピソードなどまさにアクションシーンの金字塔という言葉がふさわしいです。



また、主人公の苦難を乗り越えてく様や、主人公を取り巻く周囲の人の『愛』…などなど
考えると奥が深い映画ですね。
とても50年前の作品とは思えません。
んで特に印象に残った言葉あります…
メッサラとの戦いであとで、新しい総督ポンティウス・ピラト総督にベン・ハーは、こう言われます。




『完全な自由などない。世にあわせて生きるのだ。今は、ローマにな!』




なんだか現代の日本人にとって、とても考えさせられるセリフのような気がしました。


長時間ですが観てみて損はない映画!
時間のある暇な人にオススメです。