(戦史:デジャ・ヴ賢豪戦)
2007.2.24に開催されました、デジャ・ヴ賢豪戦のダイジェストを上梓致します。
2007.2.24
デジャ・ヴ賢豪戦
*記録、執筆の段階で複数のミスが発覚しました。既に訂正は行っておりますが、ご迷惑をおかけしました事を、謹んでお詫び申し上げます。
・参加者総数…44名
締め切り当初は41名での参加登録だったが、今作ではCOMが含まれると出題難易度が大きく下がる上、賢豪戦レギュレーションを逸脱した問題選択が行われる事が想定されていた。
そこで、運営スタッフより、参加者総数が4の倍数となるよう欠員補充を行う事となった。主催のGREAT3より補充指名されたのは、フィルヴィス、フィオーラ、フローレンスの3名である。なお、この3名は正式な参加者としても扱い、定められた参加費を支払った。
・総試合数…22
但し、決勝戦のみ「2戦の合計得点」で競っている点を補足しておく。
[縛りについて]
・1回戦で選択できるジャンル、形式に一切の制限を加えない。
・2回戦以降は、次の制限が加味される。なお、この制限は「第1回賢豪戦」が終了するまで継続される。
1.それまでに1度使ったジャンル、形式を選択できない。いわゆる、ボンバーマンルールの採用。
2.大会開始前に、すべての形式を抽選により2つのグループに配分する。参加者は2回戦以降、1回戦で選んだ形式に属するグループ以外の形式を選んではならない。なお、○×と四択は、必ず別のグループに配分される。
3.決勝は2戦の合計得点で勝敗を決するが、決勝1戦目で選択したジャンル、形式を再選択してはならない。
なお、今大会でのグループ配分は、次のとおりである。
Aグループ…○×、四文字、キューブ、線結び、一問多答、順番当て、ランダム3、ランダム4。
Bグループ…四択、連想、並べ替え、タイピング、エフェクト、ランダム1、ランダム2、ランダム5。
*例示…今大会1回戦にて、ちゃっぱが「芸能キューブ」を選択し、2回戦に進出した場合
・ちゃっぱは2回戦以降、「芸能の全形式」「全ジャンルのキューブ」が一切使えない。
・ちゃっぱが1回戦で選択した「キューブ」は、上記の表に当てはめるとAグループに属する。したがって、ちゃっぱは2回戦以降、Bグループに属する形式が一切使えない。
なお、これらの制限が原因で形式選択の余地がなくなった場合は、1回戦で選択した形式のグループ選択に従う。つまり、1回戦の選択形式がAグループに属するならば○×を、Bグループに属するならば四択を使い続けなければならない。また、ジャンル制限に関してはそのまま継続して縛られる。
[勝ち抜け基準]
1回戦、2回戦は上位2人抜け、準決勝は上位1人抜け。
しかし、1回戦は3位の、準決勝は2位の高惜敗率上位者を、勝ち抜けとして扱う場合がある。惜敗率による次戦進出を含めたすべての勝ち抜け者は、各回戦の最後に改めて説明を加える。
*参考情報…惜敗率計算式
(2位or3位or4位の総得点)÷(1位の総得点)×100=惜敗率(単位:%)。これにより、あるバトルにおける2位以下のプレイヤーの総得点が、1位のプレイヤーの総得点の何割を占めているかが割合として算出される。
[賢豪戦運営スタッフ]
GREAT3、EAGLE、フィルヴィス、フィオーラ、フローレンス。
[賢豪戦記録ボランティア]
大会終了後に、当戦史への掲載許可を頂いた方のみ記載している。許可を頂いたのは、ゆき氏、ユーディ氏、たぶちいわお氏、CHIRI氏、あろえさかな氏、くしろまい2氏。また、当ブログへ掲載許可を頂けなかった方にも、多数のご協力を頂けた。それらの方を含め、主催に代わり改めて感謝申し上げる。
[ダイジェスト向け記録補助]
フローレンスの試合出場を理由に、1回戦第4試合はEAGLE氏に記録補助を頂いた。また、フローレンスのトイレ休憩を理由に、3回戦第1試合開始前、ユーディ氏に一時記録用紙を預けた。帰還時にこの試合が始まっていなかったものの、ユーディ氏の好意により、ユーディ氏が記録を代行した。改めて感謝申し上げる。
さらに、当方の記録に一部抜け落ちが見られたため、事前にGREAT3氏へスコアを照会し、その不備を改めている。
[大会告知サイト]
・1回戦 全11試合(44→22+2)
第1試合
1:FLORES アニ並べ 323.44 1位○
2:JUDY スポR1 313.19 2位○
3:うたかた スポタイ 235.64 4位
4:シンイチ スポエフ 285.06 3位
兵庫初のあの大会が帰ってきた…その期待感が大いに高まっていた中、主催・ちゃっぱはその開戦を宣言した。
まずはアニゲ並べ替えから勝負は始まり、うたかた、シンイチに対してFLORESは一歩リードを確保。流れをそのままにスポーツランダム1も波に乗ることができたが、JUDYはFLORESの真後ろに迫っていた。スポーツタイピングは悲しい事に易問続き、ここで差は開かなかった。最後のスポーツエフェクトに逆転の望みを賭けたい所だったが、シンイチが惜しくも「てんのうはい」と読み違え、ここで儚くもダウン。FLORES、JUDYが場数の違いを見せた。
*第1試合終了後、フローレンスはFLORESより1サテのズレを指摘されました。そこで、フローレンスはEAGLEにキャリブレーションを依頼、座標調整ならびに精度確認を致しました。着順に変動はありません。
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第2試合
1:リアン アニ四字 219.91 2位○
2:オッティー スポR2 95.32 4位
3:890れいむ 学問タイ 184.72 3位
4:ニールパート 芸能タイ 256.88 1位○
アニゲ四文字は難問に次ぐ難問が炸裂、まずはオッティーを沈めたが、890れいむ、ニールパートはまだ耐えていた。そして、続くスポーツランダム2でまたも状況は激変、890れいむが弱点を突かれたか、ここで致命傷とも言えるミスを連発した。学問タイピングで890れいむが流れを取り戻しリアンに反撃、殴り殴られの白兵戦を髣髴させる展開となった。最後の芸能タイピングはニールパート自身もミスが目立ったものの、そこは他の3名も同様に解けず終い、ニールパート、リアンが難問地獄を脱却。
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第3試合
1:ノリリン 芸能R4 305.13 3位
2:ユーディ アニ線結 335.34 1位○
3:ミキティ 雑学並べ 243.23 4位
4:たぶちいわお 芸能R1 318.41 2位○
*ユーディ氏とたぶちいわお氏の総得点、順位の記載は、当方の記録ミスの可能性がある事を確認いたしました。訂正してお詫び申し上げます。
芸能ランダム4は意外にも易問続きとなったお陰で、ノリリンのタイプミスが結構痛いダメージになってしまった。しかし、そこは展開の読めない試合運びとなったか、アニゲ線結び、雑学並べ替えでミキティが撃墜され、ノリリンは多少ホッとしたところだろうか。最後の芸能ランダム1は正解率が極端な展開となり、ここでは大きな差をつけられなかった。着順判定ではユーディとたぶちいわおが駒を進めたものの、ノリリンとの点差は多少縮まり気味。惜敗率の発表を待て!
そういえば、ユーディによると某ドラマには「たぶちいわお」が出場しているらしい。キメ台詞は「身の程を知れ」か「ショウヘイヘーイ!」のどちらだろう?
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第4試合(記録:EAGLE)
1:CHIRI 学問エフ 334.58 1位○
2:ちえぱん 芸能R2 257.87 4位
3:ピンクキラー アニタイ 287.51 2位○
4:フローレンス 学問四字 283.52 3位
いきなり学問エフェクトをブッ飛ばしてきたのに面食らったのは、ピンクキラーとフローレンス。序盤から流れを作り出したCHIRIが地盤固めに成功し、ちえぱん、ピンクキラー、フローレンスも続く。勝負が動いたのはアニゲタイピング、ちえぱん、フローレンスがピンクキラーに斬られ、ここで通過にリーチをかけた。しかし、最後の最後で、学問四文字にてピンクキラーをメッタ刺し、勝負の行方は読めなくなった。CHIRIの通過は固いものの、2位以下の逆転はなったかと思いきや…なんと、ピンクキラーがフローレンスを4点差で撒いていた。
「学問四文字とかひどすぎですよ!」ピンクキラーはフローレンスに言ったが、まさに心臓に悪い展開だったのだろう。しかし、結局は「学問エフェクト投げられたのが一番辛かった」という点で同意。
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第5試合
1:うれしのD 雑学R4 231.34 3位
2:APPLE スポR1 275.11 1位○
3:MRSダウト スポR2 246.92 2位○
4:キサラギ 雑学並べ 209.96 4位
一部に難問が見られた雑学ランダム4、ここは4人とも最小限の被害で抑えたものの、続くスポーツランダム1では大波乱。MRSダウト、キサラギが難問の前に沈み、うれしのDも無事では済んでいなかった。後半戦、スポーツランダム2で今度はMRSダウトが場の空気を変え、うれしのD、APPLE、キサラギを轟沈させた。雑学並べ替えで逆転はなるかと思いきや、ここは4人ともキッチリ抑えてきたので、武器でしこたまアドバンテージを貯めこんだAPPLE、MRSダウトが勝ち抜け。
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第6試合
1:TT 学問タイ 274.36 2位○
2:みツひろサチ 学問タイ 303.61 1位○
3:フィルヴィス 芸能キュ 138.66 4位
4:るーふぁす スポタイ 257.09 3位
武器がカブった故の学問タイピング12連発、フィルヴィスに対して大ダメージを与え、トップ3は半ばダンゴ状態のまま後半戦へ突入した。芸能キューブではフィルヴィスがタイプミス、TT、るーふぁすも、徐々にみツひろサチに引き離されていった。最後のスポーツタイピングは正解率1ケタの強烈な難問も出題され、るーふぁすは点差を巻き返すほどの流れには乗れなかった。得意分野の相乗効果が勝利要因となったか、TT、みツひろサチが勝利。
フィルヴィスはラスト2問で「ミンナガンバッテ」「シゴトシテクル」とエールを送った。しかし、学問タイピングにて、解答を肉体の「かんけい」と打っていたのを、私は見逃していない。
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第7試合
1:いしのすけ 学問並べ 266.52 3位
2:ゆき 学問R3 287.06 2位○
3:マナツ ノン順当 257.85 4位
4:アカボシ 学問並べ 358.47 1位○
まずは学問並べ替え、選択したいしのすけ自身も多少ダメージを受けるものの、マナツを道連れにゆき、アカボシの2名を追う。続く学問ランダム3では難問が連発、ゆき、マナツが致命傷を負い、アカボシは場数の差を見せ付けていった。後半戦も流れを引きずり、ノンジャンル順番当てでその差はさらに開いていった。最後は学問並べ替え、易問だらけだったがアカボシは武器を温存したのだろうか、ともかくも、ゆき、アカボシが勝ち抜け。
*第7試合終了後、フローレンスの目視による確認で1番台の押しぬけを多数確認、EAGLEへ再度キャリブレーションを依頼しました。しかし、度重なる高精度キャリブレーションの甲斐なく、個体差により完全な調整が不可能との結論に至り、その旨を参加者に注意喚起し、タイプミスを防いで頂く以外に打つ手はありませんでした。
なお、押しぬけが原因でのタイプミスは発生しなかったため、着順に関する協議は行っておりません。
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第8試合
1:ゆーりる 雑学タイ 261.49 3位
2:Aビーナス アニ○× 250.18 4位
3:1374 学問タイ 311.96 1位○
4:ジャポニカ 雑学並べ 311.88 2位○
雑学タイピングで単独正解を決めた甲斐もあり、まずはゆーりるが一歩リード、Aビーナスに対しても大きくリードを広げ、まずは安心といったところか。続くアニゲ○×では差がつかず、勝負は学問タイピングへ。これが打って変わって難問続きだったものの、4人とも比較的得意なのかそれほどのダメージにならなかったのはさすがだ。最後の雑学並べ替え、ここでゆーりるは雑学タイピングでの貯金を使い果たし、Aビーナスも反撃の手立てを見つけることはできず、1374、ジャポニカが勝利。
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*第9試合開始後あたりからマイクの不調が確認されましたが、予備のマイクが用意されていたので、運営には特に支障ありませんでした。
第9試合
1:ヤッティー 学問タイ 267.11 4位
2:なぎさたん 芸能キュ 370.88 1位○
3:スカぽかーん スポ並べ 306.48 3位
4:ユリ 芸能並べ 333.11 2位○
学問タイピングにて突如カミングアウトされた、ユリの生まれいづる「おそれ」を尻目に、なぎさたんが独走態勢を確立。それは、続く芸能キューブでも揺るぐ事はなかった。さて、スポーツ並べ替えでも易問が続いたが、この流れでヤッティーは「かけめぐる春青」と痛恨のタイプミス、逆転の道が阻まれてしまう。芸能並べ替えでも易問が続き、最後の最後でヤッティーは「かレーラいス」と鉄板中の鉄板のボケをかまし、なぎさたん、ユリを見送った。
それにしても、このバトルはなかなか激しいボケが展開された。一番面白かったのは、芸能キューブにて炸裂した、スカぽかーんの「いきとめて」。酸素不足は正常な思考を妨げてしまうぞ、気をつけろ!
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第10試合
1:ゲキツイヘリ 雑学四択 301.57 2位○
2:EXうぉーか アニR4 291.27 3位
3:まる スポ多答 326.72 1位○
4:あろえさかな 雑学タイ 220.03 4位
*まる氏の選択形式がスコアと短評中で相違が見られるとのご指摘を頂きました。訂正してお詫び申し上げます。
なんと、関西を代表するトップランカー達が集結した第10試合、まずは雑学四択で、4人とも横一線でのスタートとなった。続くアニゲランダム4では大きな差が生まれはしなかったものの、速度差で徐々にあろえさかながリードを広げられてしまう。さて、スポーツ多答でまるが一気にダッシュをかけ、ゲキツイヘリ、EXうぉーか、あろえさかなにダメージを与えた。最後の雑学タイピングでその差を挽回する事はできず、ゲキツイヘリ、まるが次戦進出。非常に内容の濃い試合だった。
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第11試合
1:フィオーラ アニR4 252.67 2位○
2:TERRA アニタイ 286.73 1位○
3:あゆり 学問タイ 190.77 4位
4:たきゃお 芸能R3 224.63 3位
アニゲランダム4→アニゲタイピングの流れで、比較的耐性の薄いあゆり、たきゃおに対して妨害を加え、フィオーラ、TERRAが足場を固めた。さて、ここでやられっぱなしになるわけにいかないのだが、学問タイピングは易問続きで差が開かず、舞台は芸能ランダム3へ。しかし、ここもまた4人ともキッチリ解かれてしまい、フィオーラとTERRAを捕まえる事はできなかった。対戦相手の相性というものは、本当に恐ろしいものである。
*10問目において、TERRAが軽度の台叩きをしていたのをフローレンスが確認しましたが、さらに近くにいたちゃっぱが反則用件として扱わなかった為、失格などの処分は下されていません。しかし、次の展開などを考慮した結果、試合終了後フローレンスがTERRAに対し、個人的に警告を加えました。
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[惜敗率上位救済]
各試合で3位となったプレイヤーの惜敗率上位2名を、1回戦勝ち抜けと同様に扱う。
1.ノリリン(第3試合)…90.99%○
2.EXうぉーか(第10試合)…89.14%○
3.シンイチ(第1試合)…88.13%
4.フローレンス(第4試合)…84.73%
5.るーふぁす(第6試合)…84.67%
6.うれしのD(第5試合)…84.09%
7.ゆーりる(第8試合)…83.82%
8.スカぽかーん(第9試合)…82.63%
9.たきゃお(第11試合)…78.34%
10.いしのすけ(第7試合)…74.34%
11.890れいむ(第2試合)…71.90%
[1回戦勝ち抜け確定メンバー総括]
FLORES、JUDY、リアン、ニールパート、ユーディ、たぶちいわお、CHIRI、ピンクキラー、APPLE、MRSダウト、TT、みツひろサチ、ゆき、アカボシ、1374、ジャポニカ、なぎさたん、ユリ、ゲキツイヘリ、まる、フィオーラ、TERRA…以上、各試合2位以上となったメンバーに、ノリリン、EXうぉーかを加えたメンバーが2回戦へ進出。
・2回戦 全6試合(24→12)
第1試合
1:みツひろサチ スポR2 363.17 2位○
2:APPLE アニエフ 375.15 1位○
3:ゆき 雑学多答 211.35 4位
4:ニールパート 雑学並べ 312.04 3位
スポーツランダム2にて、弱点を突かれたゆきが大きく撃沈、次のアニゲエフェクトが比較的簡単だった事もあり、その差は次第に大きくなっていった。さて、雑学多答で空気を変えたいゆきだったが、相手は店舗大会歴戦の賢士達、そう簡単には挽回させてくれず、逆にダメージを受けてしまい、ニールパートもここで傷を負った。最後の雑学並べ替えでは、ニールパートが「デビッドカート」と痛恨のミス、みツひろサチ、APPLEがこの戦いを制圧した。
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第2試合
1:MRSダウト アニ並べ 300.24 4位
2:CHIRI 雑学R1 351.91 2位○
3:ユリ アニタイ 322.98 3位
4:アカボシ 雑学R1 362.02 1位○
*ご指摘のとおり、ユリ氏の出題形式が誤っておりました。訂正してお詫び申し上げます。
このメンバーではもったいないと思える程の易問が展開され、それに伴い平均点もハネ上がる結果となった第2試合。まずはアニゲ並べ替え「あの約束の場所で」と答えたMRSダウト、CHIRI、ユリをかわしたアカボシが一歩リードを固める。しかし、雑学ランダム1でCHIRIがアカボシに追いつき、まだまだ勝負は決しない。アニゲタイピングでMRSダウト、ユリがジワジワと後退していき、CHIRI、アカボシの二頭体制がここで固まる。雑学ランダム1にて、MRSダウトが連想でダイブを敢行し差を詰めようとするも失敗、CHIRI、アカボシが見事勝利。こうなると、まさに「落とす為の試合」だ。
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第3試合
1:TERRA 雑学並べ 140.76 4位
2:EXうぉーか 雑学線結 297.96 1位○
3:JUDY アニ四字 217.17 3位
4:まる 学問キュ 289.10 2位○
*EXうぉーか氏の選択形式は、執筆時に記録した形式の記号を誤認していた事を確認いたしました。訂正してお詫び申し上げます。
雑学並べ替えでTERRAがタイプミス1つを含む痛恨のミス、全てキッチリ答え切ったEXうぉーか、JUDY、まるに対し大きな差をつけられてしまう。続く雑学線結びではJUDYが僅かに当落線上のバトルから外れ、EXうぉーか、まるの熾烈な争いが展開された。アニゲ四文字で戦いが動く事はなかったものの、決定的となったのは学問キューブ。ここでTERRA、JUDYはトドメを刺されるコトとなった。
*JUDYの1回戦での選択形式は「ランダム1」で、これはBグループに属するものです。しかし、この試合でJUDYは「四文字」を選んでおり、これはAグループに属します。今回のルールでこの選択は反則となりますが、着順判定段階で2位以上に入っていないため、記録をこのまま残す事となりました。
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第4試合
1:ピンクキラー スポ並べ 257.60 3位
2:ジャポニカ 学問タイ 318.33 1位○
3:1374 スポエフ 286.19 2位○
4:たぶちいわお アニエフ 199.16 4位
スポーツ並べ替えで難問が連発、ジャポニカ、1374はなんとかこの悲劇を免れたが、ピンクキラーとたぶちいわおはたまらず悲鳴を上げた。そして、間の悪い事に学問タイピングが出題、ピンクキラーは思わず頭を抱えた。後半戦、スポーツエフェクトでは1374、たぶちいわおが惜しくも「けんえいば」と解答、微妙に痛い差がつく。トドメはアニゲエフェクト。ピンクキラーは「もののけ」、たぶちいわおが「かい」と答えた事もあり、ジャポニカ、1374がこの激戦を制することとなった。それにしても、ジャポニカvs1374のカードは、よく見る気がするのだが…気のせいだろうか?
そして、この戦いにおいても、たぶちいわおのキメ台詞「しょうへいへーい」で観客が沸いた。ひらがな、カタカナ含めて、合計2発。
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第5試合
1:フィオーラ 雑学キュ 334.27 1位○
2:ユーディ スポR4 321.79 3位
3:リアン スポ線結 306.33 4位
4:ゲキツイヘリ 学問エフ 334.27 2位○
雑学キューブを軽く片付け、舞台はスポーツランダム4へ。フィオーラがキューブの文字列に悩み、わかった所でギリギリ解答を成立させたものの…困った事に「オレハマッテルセ」。微妙にユーディ、リアン、ゲキツイヘリの先行を許してしまう。しかし、戦いはまだ第2コーナーを回ったばかり。スポーツ線結びは全員正解し、学問エフェクトでムチが入る。ここで味のある問題が炸裂し、ユーディ、リアンを退けたフィオーラ、ゲキツイヘリだが…なんと、ツートップが同点という超レアケースに遭遇!ここはゲキツイヘリよりも階級の低かったフィオーラがトップ扱いとなったが、これはもう万覇賢モノだ!
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第6試合
1:TT スポR2 297.53 1位○
2:FLORES スポ四択 234.16 4位
3:なぎさたん アニ四字 257.12 2位○
4:ノリリン アニ線結 236.68 3位
スポーツランダム2とスポーツ四択の流れでまずはTTが一歩リードし、FLORES、なぎさたん、ノリリンはそれを追う形となった。アニゲ四文字の速射砲がついに火を噴く…かに思われたが、ここはさすがに歴戦の強豪たち、ほとんど差をつける事ができなかった。アニゲ線結びでなぎさたん、ノリリンが多少ダメージを負い、TT以外は半ば絶望していただろう、それほど僅かな差しかついていなかったのが、実戦を見ていただけでもハッキリとわかった。記録を紐解けば、1問差が明暗を分け、なぎさたんが2位に滑り込んだ。
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・3回戦 全4試合(12→3+1)
*上位1名の勝ち抜けが3組と、惜敗率最上位1名が決勝戦への進出権を得る。
第1試合(記録:ユーディ)
1:EXうぉーか 芸能順当 377.47 2位
2:APPLE 学問並べ 218.18 4位
3:アカボシ 芸能タイ 392.88 1位○
4:みツひろサチ ノン並べ 296.49 3位
*アカボシ氏の選択形式ですが、執筆時に形式メモの記号を誤認していたのが原因であると確認いたしました。訂正してお詫び申し上げます。
強豪集まる準決勝、ここで狂気の展開が繰り広げられた。まずは芸能順番当てにてAPPLEが大破撃墜、学問並べ替えはなんとかかわしたものの、挽回が極めて難しくなってしまった。後半戦、芸能タイピングでも勝負のキマグレさが現れ、今度はみツひろサチ、APPLEが火の海に巻き込まれた。ノンジャンル並べ替えは荒れ狂う事無くスムーズに流れ…結果を見てみれば、なんとアカボシが全問正解、申し分ない速度で圧倒した。
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第2試合
1:まる 芸能R3 319.52 1位○
2:1374 アニ四択 284.14 4位
3:CHIRI 芸能並べ 302.17 3位
4:なぎさたん 雑学R4 304.04 2位
*なぎさたん氏の選択形式について、実地記録段階での誤認が判明しました。また、1374さんの選択がスコアと短評中での相違をご指摘頂きました。訂正してお詫び申し上げます。
芸能ランダム3から始まった第2試合は接戦を極めた。1374、CHIRIが一問リードする形で展開、続くアニゲ四択でCHIRIが1問落とすものの、まだまだ勝負はわからない。芸能並べ替えは易問続きでまるで差がつかず、勝負は雑学ランダム4に賭けられた。ここで出題された問題はことごとく1374に牙を向き、トップ争いはまる、CHIRI、なぎさたんの3名に絞られた。そして結果を見てみれば、アニゲ線結び以降を手堅く抑えていったまるが、CHIRI、なぎさたんを下した結果に終わった。
余談だが、芸能ランダム3のキューブで突如正解率6%の難問が炸裂、いきり立った魂を鎮めにかかったか、まるが「スワルニダ」と解答。文字列が文字列だっただけに、なかなか際どい解答だ。
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第3試合
1:フィオーラ ノン○× 261.63 4位
2:ジャポニカ 芸能連想 360.90 1位○
3:TT 雑学エフ 312.03 3位
4:ゲキツイヘリ スポ並べ 325.64 2位
もう出すものがなくなったか、フィオーラはノンジャンル○×で波乱に賭けたが、TTと共に沈んでしまい、その目論見は崩れてしまう。そして、ジャポニカの伝家の宝刀・芸能連想は比較的易問続きだったものの、果敢な速攻によりフィオーラ、TT、ゲキツイヘリのスコアを削る事に成功、この差は大きい。そして雑学エフェクトに移ったとき、1番台の恐怖が蘇った。フィオーラが「しげんりゅう」「さるばししょう」とニアミスを2つ犯し、ここで勝ち抜け戦線から大きく後退。スポーツ並べ替えでゲキツイヘリが6問正解してトップを追うものの、ジャポニカとの差は埋まらなかった。
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[惜敗率上位救済]
各試合で2位となったプレイヤーの惜敗率上位1名に、決勝戦進出権を与えた。
1.EXうぉーか(第1試合)…96.07%○
2.なぎさたん(第2試合)…95.45%
3.ゲキツイヘリ(第3試合)…90.22%
したがって、アカボシ、まる、ジャポニカにEXうぉーかを加えた4名で、決勝戦を行った。
・2戦制決勝戦(4)
*決勝戦は2戦の合計得点で勝敗を決する。なお、前半戦では「選択グループ外の形式」「決勝戦以前に使った形式、ジャンル」が使えない。後半戦は前半戦の縛りに加え「前半戦で使った形式、ジャンル」も使えなくなる。
決勝前半戦
1:ジャポニカ アニR2 246.35 区間4位
2:EXうぉーか 学問多答 307.99 区間2位
3:アカボシ スポエフ 313.79 区間1位
4:まる 雑学線結 300.73 区間3位
初代賢豪は誰の手に渡るのか?それを決すべく決勝戦の火蓋が切られた。アニゲランダム2から始まり、まずはEXうぉーかが一歩リード、ジャポニカは問題に嫌われたか、ここで後退を余儀なくされる。続く学問多答ではアカボシも軽傷を負い、EXうぉーかをまるが追う形となった。試合が大きく動いたのはスポーツエフェクト。ここでアカボシがまるに追いつき、雑学線結びを迎えた。ここを1問不正解で食い止めたアカボシが一気に追い上げ、EXうぉーか、まるをひとまず叩いた。
しかし、この程度の差で勝負は決まるはずも無い。間髪いれずに、舞台は後半戦へ移る。そこは、これまでに類を見ない縛りの厳しさが待っていた!
[得失点差中間報告]
*スコア表記は「自己総得点/1位との点差/2位との点差/3位との点差」。
1.アカボシ
313.79/0.00/-/-
2.EXうぉーか
307.99/5.80/-/-
3.まる
300.73/13.06/7.26/-
4.ジャポニカ
246.35/67.44/61.64/54.38
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決勝後半戦
1:アカボシ アニR2 355.28 区間2位
2:ジャポニカ ノンR5 280.87 区間4位
3:EXうぉーか スポR3 345.24 区間3位
4:まる アニ四字 362.99 区間1位
*ジャポニカ氏の選択形式について、実地記録段階で誤認の疑いがあると判明しました。訂正してお詫び申し上げます。
さて、ここで縛りのルールを確認して欲しい。決勝後半戦で選べるジャンルはたった1つ、形式の選択肢はその中から4つと、嫌でも使い慣れない選択を迫られる決勝後半戦、この厳しい条件を戦った4名をまずは称えようではないか!
疲れも癒えぬ後半戦、まずはアニゲランダム2→ノンジャンルランダム5の流れ。やはり予想は的中したか、もはや武器がないとも取れる出題内容ゆえ、ここで1問落としてしまったジャポニカにとって、かなり痛い展開となった。続くスポーツランダム3ではまるがアカボシ、ジャポニカ、EXうぉーかを抑え込み、一気に得点を稼いだ。最後のアニゲ四文字で、さらにジャポニカへ追い討ちを掛けたが、前半戦区間1位のアカボシへはノーダメージ。まるが後半戦を制したものの、これは最終結果に響くことだろう。
さあ、肝心の結果は次で明かされる!
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決勝総括
(括弧内の数値は1位との得点差)
・アカボシ 669.07 1位
・まる 663.12(-5.95) 2位
・EXうぉーか 653.23(-15.84) 3位
・ジャポニカ 527.22(-141.85) 4位
以上のとおり、優勝はアカボシさんです。おめでとうございます!
なお、決勝を戦った4名には、賞品が贈られました。アカボシさんへは「マロンフィギュア」と「中国語で喋る電卓」、まるさんへは風水で使用する「羅版」、EXうぉーかさんへは「ザーサイ」、ジャポニカさんへは「亀ゼリー」が贈られました。
さて、ここからは大会の舞台裏へ突入です。結果では分からない、その一部をお見せしましょう。時間軸はバラバラですので、あしからず。
1.スカウトマン・フローレンス
さて、運営として動いていた、ちゃっぱ、EAGLE、フィルヴィス、フィオーラ、フローレンスの5名は、全員とある名札をぶら下げていた。某所でちょっと悪く言われかけた、あの「Global Ploject」の名札だ(もちろん、あそこで危惧されているような集団ではない。そこは私が保証する)。
ヨコ展開を広げてより良い運営を行う為の組織とはいえ、絶対数はまだまだ不足している。それが理由なのか、某氏の密命を受け、これまでの活動に対して目星をつけていた2名へ、なぜか私がスカウトマンまがいの行為を行う事となった。
一体誰を呼んだのか?そこは今後の動きで明らかになる…かも。
2.麻雀大会
コンピュータ抽選が導入された今回の大会だが、ひとつ問題点があった。その場にあったノートパソコンの数は
5台。
ちなみに、持ってきたのはフローレンス以外全員。しかも、何故かEAGLEは2台持参…もちろん、フローレンスの分ではない。
大会前にGREAT3が「ここで麻雀大会でもやる気ですかwww」と言うのは無理もない。事故対策もあるとはいえ、いくらなんでも多すぎだ!
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デジャ・ヴ賢豪戦のダイジェストは以上です。長文にも関わらず最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。