来年の夏にオリンピックを開催する、ブラジルのリオデジャネイロ州で、電話・インターネットなどの通信費を滞納して一部の回線が遮断されているという。
未払い金などを含めると滞納金額は、日本円で何と392億円を超えるという。
かなり以前から、ブラジルのオリンピックは開催が危ぶまれていたが、これほど恥ずかしい事態になってまで開催する意義があるのだろうか。
韓国でも、2018年の冬季オリンピック開催予定の平昌(ピョンチャン)でも”財政難”で会場作りがほとんど進んでいないとのニュースが流れていた。
今や、「オリンピック」は国の財政を圧迫、悪化させる国際的行事となりつつあるようだ。
何もないところに、多数の競技場をつくるということは、それだけ二酸化炭素を多数放出するということにもつながり、地球温暖化防止で色々取り決めをしても全く意味がないということだ。
オリンピックによる経済効果は、オリンピックが開催されている期間だけであって、そのあとはその国、その地域の財政を圧迫する悪しき根源と成り代わってしまうだけである。
そんなひとときの夢に浮かれることなく、もっと真剣に今後のことを考えるべきではないだろうか。
果たして、2020年の東京オリンピックが終わったあとに、何が待ち構えているのか。
それじゃ、明日もみなさんにとって良い日になりますように
Good Day