「プルトニウム」の恐怖 | mijiocyanのブログ

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狭心症・潰瘍性大腸炎・椎間板ヘルニア・花粉症のおやじが、病気の経過を備忘録的に書いてます。また、気になるテーマのニュースに自分勝手なコメントをしてます。きままに好き勝手に書いてます。よろしかったらお立ち寄りください。


今日は、久々に”花粉症”の襲われているショック!
午前中、”今日はヤバそうだ”と感じていたが、午後になって「クシャミ」「鼻水」と「眼のかゆみ」に襲われている。
おやじは
「スギ」より「ひのき」のほうがアレルギーが強いから、今日は「ひのき」の花粉が多いのかなはてなマーク

下腹部のドンツウもあるし、今日はもう外に出掛けるのはよそう。
朝、投票に行っておいてよかった~ニコニコ



東京電力は28日夜、福島第1原発の敷地内で、21日と22日に採取した土壌中から「プルトニウムが検出された」と発表した。今回の事故で放出されたとみられるが、人体に問題となる濃度レベルではないとしている。
「東電のほか、文部科学省が半径20キロ圏外でそれぞれプルトニウムの調査を始めるなど、監視を強化する」としている

が、その後「プルトニウム」についての報道が全くない。
検出されていないのならいないで、なぜ報道しないのでしょうか。
不信感が募るばかりです。

「プルトニウム」とは一体そんな放射性物質なのでしょうか。
おやじは、「プルトニウム」とは、人類を滅ぼすであろう非常に危険な元素であるということくらいしか認識がありません。

勉強の意味で、調べてみました。

プルトニウム239、241その他いくつかの同位体が存在している。半減期はプルトニウム239の場合約2万4000年(アルファ崩壊による)。比重は 19.8。
「半減期」とは、放射性核種あるいは素粒子が崩壊して別の核種あるいは素粒子に変わるとき、元の核種あるいは素粒子の半分が崩壊する期間のこと。


プルトニウムは、1μg(マイクログラム)という微量でも体内に入ると、肺などにガンを引き起こす放射性物質で、人類が作り出した物質の中でもトップレベルの恐ろしい毒性を持つ元素である。
1945年8月に長崎に投下された原子爆弾がプルトニウム爆弾であり、人口約24万人のうち、約15万人の命を奪った。(ちなみに、広島に投下された原爆はウラニウム型原爆であった)


今回、福島第1原発のMOX燃料を使用していた3号機から放出されたと見られる。
報道では、「人体に問題となる濃度レベルではない」とされたが、アメリカのある専門家の話では、「健康への影響は、その量は関係ない。わずか数μgあれば、十分ガンを引き起こすことが出来る。それほど危険性は高い」と言っている。


プトニウムは、天然にはほとんど存在しない金属であり、常温では固体の状態で存在する。固体の状態では銀色で、酸化された状態では黄褐色となる。
原発などでウラン燃料が核分裂(燃える)することによって、生成される物質。


プルトニウムの毒性はサリンを上回るもので、青酸カリに匹敵する。体重50kgの人が、わずか15mgを摂取すると重金属中毒を起こして死ぬという。


プルトニウムの摂取経路は3つあり、
①「傷口などからの侵入」
②「飲食物などからの摂取」

③「汚染した空気の吸入」
であり、③が最も警戒しなければならない摂取経路である。
空気中のプルトニウムは、呼吸により肺に入り沈着し、長時間肺の中で放射線(α線)を放出し、その結果、肺がんのリスクが高まる。


プルトニウム自体は非常にゆっくりとしたスピードで肺のリンパ節、血管へと移行し、最終的に「骨ガン」や「肝臓ガン」を引き起こす可能性もあるという。

2010年に内閣府原子力政策担当室が公表した「我が国のプルトニウム管理状況」によると、2010年末で福島第1原発に原料として貯蔵されているプルトニウムは210kgあるという。
これに対し、長崎原爆で使用されたプルトニウムは、約6kgであり、福島第1原発には長崎原爆の35発分のプルトニウムが眠っていることになる。


プルトニウムの粒子の大きさは、0.3μgで、インフルエンザウイルス(0.1μg)より大きいが、風により空中に舞い、遠くまで運ばれる可能性は十分考えられる。

前出のアメリカ原子力専門家の話では、「原発敷地内の5ヵ所からプルトニウムが検出されているということは、敷地外にも広がっているはずだ。プルトニウムの放出原因が燃料プールからの出火(水素爆発)であるとするならば、プルトニウムはかなりの広範囲に飛散していると考えられる。」と言っています。


MOX燃料を使用していた3号機の水素爆発により、プルトニウムが放出されたことは、敷地内で検出されたという事実から確実なものと思えます。
爆発の際、爆風により敷地外にプルトニウムが敷地外に飛散した可能性は十分あると、おやじは思います。プルトニウムは、人類が生み出した最高の毒性をもつ「地獄からの使者」です。


敷地内検出の報道以後、全く報道されていないということは、周辺住民の混乱を避けるために、敢えて報道していないように思えて仕方がありません。
検出されていなければ、検出されていないという内容の報道をするべきです。


この国は、一体何を考えているのでしょうか。
正確な報道・広報をしてもらわないと更に不信感を増すことになり、取り返しがつかないことになりかねません。


日本気象協会.「地震情報」


本日は「昭和40年代」のテレビアニメ・ドラマ主題歌シリーズ第九弾
1970年(昭和45年)のテレビアニメ・ドラマ主題歌をお送りします。

1970年(S45)

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