もう明日は10月。まだ30度近い気温に閉口していますが、それでもようやく夏が終わります。大変な夏でした。
8月9日に劇場入りしゲネプロも無事に終了、翌10日さて本番と身構えたその朝に出演者1名がコロナ発症。演出家でもある団長が代役を務めることでなんとか第30回公演「普通の人たち」の幕が上がったものの、3日目にはさらに1名が発症。劇団内にはもう人のゆとりがないため関係者に依頼しなんとか追加の代役を立てて残り2公演を乗り切りました。コロナ対応が2類から5類へと移行したことで巷の危機感はずいぶん薄くなっていましたが、周りを見渡せば気を緩めてはいけない状況であることは自明でした。感染予防にもっときめ細かく気を遣うべきであったこと、感染者が出た場合の緊急対応を事前に検討しておくべきだったことなど貴重な教訓を得ました。
そんな状況でしたが、公演の方はお客様の温かい声援に支えられて無事に全公演を終了することができました。ありがとうございました。(M)