法テラス奄美の鳥生です。
いざりが大好きな事務員のFさんが、紬美人に選ばれました!
先週、第26回本場奄美大島紬産地まつりが開かれ、そのイベントのひとつに「紬美人コンテスト」がありました。
昨年の同コンテストの新聞記事を見て、
「紬美人に選ばれると、大島紬もらえるらしいよ!」
「いいですねぇ!」
などど、翌年のコンテストへの応募を誓い合い、各所に公言もしたのですが、当の私はいざとなると気後れし、Fさんのみが応募しました。
審査の日には、紬の着物を着なければならなかったのですが、それを自前で用意しなければならないことを彼女が知ったのは前日。
大慌てで着物をレンタルし、美容室を予約し、小物も一切用意していなかったため、地元のお世話になっているおばちゃんに泣きついてあちこちからかり集めてもらい、 結果的にはちゃっかり伝統的な龍郷柄の高級着物まで借りられて、
何とか審査当日を迎えました。
審査の時には、このブログにも以前書いた奄美の伝統漁「いざり」に行った時のエピソードなどを交えて、 奄美に対する思い入れ(本人は鹿児島市内出身)を語り、審査員の方々の心を掴んだようです。
そして、見事!見事!紬美人の一人に選ばれました!
応募者12名のうちの3名ということです。
今後は、年に数回、大島紬と奄美のピーアール活動に参加するそうです。
仕事との両立は大変でしょうが、奄美を元気にするために一役買う彼女を応援したいと思います。
ちなみに、お目当ての大島紬は、紬美人のお勤めを無事果たしてからいただけるそうで、 1年間お預けです(笑)。
この際、イベント用の紬を買って、地域経済にも貢献して欲しいところです。