世界を旅した私が考える家族（子育て）とは？

こんにちは、ＭＡＳＡＹＡです。

昨日に引き続き、海外で感じたことを整理する意味で、書かせていただきます。

今回の海外では、普段より子供と過ごす時間が多く色々と考えることがありました。

1つは子供の成長の早さへの驚きです。

子供は『好奇心』が凄く、言葉にしても物にしても常に興味を示して、分からなければ

『何？』　『どういう意味？』　『何に使うの？』　など、

質問の嵐。

普段は仕事で中々、じっくりと長い時間向き合っている機会がないので、こういう機会にと1つ1つに丁寧に答えていこうとしていましたが、、、。

関わるあらゆることに対する『好奇心』の多さに圧倒されると共に、1つ1つに時間をかけて答えていては、普段の生活は成り立たないというジレンマ。。

これを365日24時間、毎日行っている、妻に改めて感謝と尊敬を感じました。

家庭によりスタイルは異なりますが、我が家は私が働き、妻が家でのことをしながら子育てをする。

というスタイルですが、仕事と家事（＆子育て）を比べたら、（比べるものではないですが）
間違いなく妻が行ってくれていることの方が大変だと、私は思っています。

仕事には休みがありますが、家事や子育てには休みはありません。

だから私は、ある作家の方から教えていただいた『妻の公休日』というものを行うようにしました。

月に1度か2度、私の仕事の休みの日に、妻にお休みをとってもらう日です。

その日は家事や子供達は私が見て、妻には1日好きなことをしてもらいます。

友人と普段子供がいたら行けないお店でランチをしたり、コンサートにいったりと。。。

この『妻の公休日』をするメリットは妻のリフレッシュだけではありませんでした。

実際に行ってみると、普段の妻の行っていることの大変さや子供と過ごすことで得られる喜びや感謝。

そして、子供達の母に対する絶対的な信頼と尊敬や私に対する気持ちなどに触れることができました。

たった、月に１，２日それを行うことで、妻は家事や子育てを楽しむことができ、私は妻に大変さを知り、出来ることはしようと思いますし、子供達は父親と過ごす『何でもありな日』を楽しみに過ごし、家庭がとっても笑顔になります。

今、私が小さいながらも留学会社を経営し、9年目を迎えることができるのは妻の支えがあってのことだと。。

ただ、ただ、感謝です。

そして、子供達には、子育ては妻に任せていますので、あまり口出しすることはありませんが、2つだけ私が教えていることがあります。（これは、私が母に教えてもらったことでもあります。）

1つは挨拶をすること。当たり前のことですが、これから大人になっていくうえでとても大切だと私は思います。

人と会ったら、相手が挨拶するしないに関わらず、自分から元気よく挨拶をする。

２つ目は、”ありがとう”を伝えること。”ありがとう”をいわれること。

最近、上の子（5歳）が、欲しい物などが増えてきたり、海外に行くにはどうしたらいいのかなど質問攻めがあります。

そんな時、

私　『大きくなったら、仕事をしてお金を貯めれば海外でもどこでも行けるよ！』　と答えます。

すると、

息子　『お金はどうやったら沢山もらえるの？』　と。

難しい質問（汗）

私　『○○（息子の名前）の周りにいるお友達や困っている人が喜ぶことを、○○がしてあげていると、大人になった時、欲しい物が買えたり、海外へ行けたりするよ』　と答えます。

息子　『？？？』

私　『○○がお友達に何かしてあげたり、助けてあげたりした時に、お友達は○○になんていう？』

息子　『○○くん、ありがとう』
　

私　『パパもお仕事で海外に行きたい人や困っている人に何かをしてあげたり、助けてあげて、”ありがとう”っていわれた分だけお金をもらっているんだよ！』

息子　『”ありがとう”って沢山いわれたら、お金がもらえるんだね！？』

動機は間違っているかもしれませんが、私は”ありがとう”はその人に対する感謝の投票だと思っています。

そこにお金が存在してもしなくても、私は”ありがとう”を伝えること、”ありがとう”をいってもらうことが、人生を豊かにすると思っています。

実際に、私の会社はご縁をいただいたお客様の”ありがとう” に支えられて今があります。

子供達には、勉強ができるとか、良い大学に入る、大きな会社に入るということではなく、

小さいうちから『人間力』を育ててほしいと考えています。

子供に親が育てられると良くいいますが、本当にそうだと思います。

子供達に色々なことを伝えながら、実際は自分にも問いかけているのだと。。

留学という仕事は、人の人生に関わるとてもやり甲斐のある仕事です。

その分、ご縁をいただいた方々に、出会ってよかったと思っていただけるよう、自分自身がもっと、もっと成長する必要があると感じています。

そういったことを改めて気づかせてくれるのも家族で、私にとって家族の存在があるから仕事も充実できるのだと、改めて感じました。

家族やご縁をいただいた皆様に感謝を込めて。

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