光はどこから差している?
光はどこから差している?
突然ですが、皆さんはカレーライスを食べるとき、
お皿はどう置きますか?
右利きの人は多分、右側にルー、左側にライス
となるようお皿を置くはずです。
ところで、固形ルーのパッケージ(バーモントカレーとかジャワカレーとかの箱)
の写真をよく見た事ありますか?
ほとんど、左手前がルー、右奥がライスになっているはずです。
食べるときと逆ですね。
(近くのスーパーでチェックしてきました:笑い
そのスーパーに置いてあるカレールーはすべてそうなっていました。)
ちょっと記憶が定かではありませんが、
こんな話を聞いた事があります。
カレーの撮影をするとき、
左からライティングするとして、
左がライス、右がルーなら、
ただでさえ白いライスに光が当たり、
濃い色のルーは陰になりより暗くなってしまう。
だから、通常食べるときの置き方と逆にした。
右側からライティングする、という選択肢もあったはずですが、
右側から光が来ているより、左側から来てる方が自然。
という話をテレビで見たかなにかで読んだか、
おぼろげな記憶があります。
右側、左側といっても、ほとんど真上に近い、
わずかに、右か左に振ったライティングなんですけど、
それでも、「左から光が射している」ことに、
そのカメラマンはこだわったんでしようね。
それ以来、カレールー撮影業界(そんな業界あるのか:笑い)では、
その撮り方がスタンダードになったようです。
もうひとつ、これもおぼろげな記憶でスミマセンが、
古今東西の名画、どちらから光が差している構図が多いか
調べたところ、右側からより、左側からの方が多い
という話も、何かで読んだかテレビで見た記憶があります。
曖昧な記憶で記事を書いて申し訳ありませんが、
自分自身の写真を見てもやはり左側からの光の方が
多いように思います。
なぜか、人にとって、左から差す光の方が、
自然で心地よいのでしょうね。
私の勝手な推測ですが、
人が南(太陽の方角)を向いた時、
左は朝日が差す方向、右は夕日が差す方向ですね。
人のDNAは、朝日に心地よさを感じるのかもしれません。
だから、左から来る光に心地よさを感じる。。。。。?
これは、権威も根拠もありません、単なる推測です(笑い)
フォトエージェンシーの人に聞いた話ですが、
どんなにきれいな夕日でも、夕日の写真は売れない、
売れるのは圧倒的に、日の出の写真だそうです。
やはり朝日にはプラスのイメージが、
夕日にはマイナスのイメージがあるんでしようね。
夕日がきれいな時、なぜか寂しい、悲しい気分になる事もありますよね。
どちらかというと、という程度の話ですが、
右から差す光より左から来る光に、人は心地よさを感じる(らしい)。
というわけで、本日も長文・駄文、失礼いたしました。
ライティングは左からにすべし、という事ではありません、念のため。
最後までお読みいただきありがとうございました。
徳島の写真館フォトスタジオXY相原でした。
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