RAWとjpeg 5 まとめと補足 | 写真は楽しい。

RAWとjpeg 5 まとめと補足

ずいぶん昔に
RAWとjpegという記事を書いて
そのうちまとめを書かなきゃ
と思いつつほったらかしにしていたら、
もう4か月も経ってしまいました。
年を越す前に書きます(笑い
久々のお役立ち(?)記事、、、かも???。

RAWの○
・なんといっても、撮影時にシャープネスだの彩度だの色温度だの一切設定不要。
帰ってから、バソコンの大きなモニターでゆっくり何度でも調整できます。
特に色温度で悩んでいる場合は、RAWのありがたさがわかる(笑い
あっ、でも露出は後で、なんて言わないでなるべく正確にね。
・12~14ビット画像で、無圧縮なので、画質的にはjpegよりはるかに有利。
ただしそれがプリントやモニターで明からにわかるほどの差か、といえば?
それよりも大幅なレタッチをした時に差が出る、と考えた方がよい。

RAWの×
・データ量が大きい。メディアやハードディスクは大容量のものが必要。
・専用ソフトが必要。ブログにアップしたり他人に渡すためには「現像」というプロセスが必要。
・各社各機種が勝手に決めている規格なので、最新機種のRAWデータの場合、対応しているソフトが少ないかも。

jpegの○
・なんたって、軽い!!!
・そのまま見れるし、そのまま使える。
・非可逆圧縮なので画質的には不利、だけど、1度だけ最高画質(最低圧縮率)で保存するなら、ほとんどの場合実用上は十分な画質。

jpegの×
・撮影前にシャープネスだの彩度だの色温度だのを設定しないといけない。この設定を誤ると、大変な事に、、、(笑い
・設定を誤った場合、露出が大きく狂った場合、後からPhotoshopなどで補正しようとすると、画質はかなり劣化する。

まとめとしてはこんな所でしょうか。
どちらがいいかは一概に言えません。
あくまで画質優先で、HDの容量や現像の手間が問題にならないなら、
RAWの方がいいということになりますが、、、。

私の場合は以前にも書きましたが、
結婚式スナップなど、大量に撮る場合は、jpeg。
ブツ撮りや建築など、撮影量が少なく、ジビアな撮影の場合はRAW+jpegですね。

ところで、話は変わりますが、
RAWデータは、ほとんどの場合、
1ピクセル(1セル)あたり、RGBのいずれか1色分のデータしかありません。

これは撮像素子の構造がそうなっているからです。
シグマのカメラが採用しているセンサーなどは例外です。
シグマのこのページを読むと構造上の違いについて理解しやすいです。
(ちなみにシグマからは1円ももらっていません:笑い)

RAWデータが、1ピクセルあたり1色しかデータを持っていない
ということは、
そのRAWデータから作られたjpeg画像も、
1ピクセルあたり1色だけが本当のデータ、
残り2色は、計算上作られたデータと言うことになります。

まあ、こんな事知っていても写真が上手になるわけではないので(笑い
補足(おまけ)扱いにさせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
徳島の写真館フォトスタジオXY相原でした。


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