独自ドメインの移管 | 写真は楽しい。

独自ドメインの移管

独自ドメインでホームページを持っている場合で、
かつ、レンタルサーバー会社 = ドメイン管理会社の場合、
レンタルサーバー( ホスティングサービス )会社を乗り換えようとしたら、
ドメインも移管しなくてはなりません。

ひと月ほど前に、スタジオXYオフィシャルサイトの全面リニューアルに際し、
ドメインの移管を経験しましたのでそのご報告。
レンタルサーバー会社の乗り換えは、さほど難しくない。
が、ドメインの移管はちょっと面倒と言う印象を、
ネット上で調べている時に持った。

ネット上で、「ドメイン移管に失敗した場合」とか、
「ドメイン乗っ取りなどの重大な事態」なんて言うフレーズを
発見して結構ビビってしまった。
おまけに、具体的手順が、書く人によつてバラバラ。
どうやら、実際の手順もケースバイケースらしい。
結局ネットで調べた事はほとんど役に立たず、かえって不安になるばかりだった。

これから書く事は、新旧ドメイン管理会社が、どちらも、
上記団体が Melbourne IT である場合の話です。

1
レンタルサーバー解約の手続きが完了したら、( あるいは並行して )
ドメイン管理の解約も申請します。

2
ここがポイント
ドメイン管理の解約手続きの際、自分のメールアドレスを記入するのですが、
生きているメールアドレスを記入し、綴りを間違えたりしないように気をつけること。
要するに、きちんとメールを受け取れるようにすること。

3
引き続きここもポイント
そのメールアドレス宛に、notices@melbourneit.com.auという所から
英文のメールが届きます。
これがレジストリキーとよばれるものらしい。
これを確実に受信できればOK、内容は意味不明でも問題ありません。
間違って迷惑メールフォルダーに入ってしまわないよう、
迷惑メールフィルターのホワイトリストに@melbourneit.com.auを
入れておくといいでしょう。

4
これで山場は超えました。
あとは受け取った英文メールを、新管理会社に転送するだけ。
2から4まで、私の場合は、2日ほどですみました。

5
2番の手続きでドメインの管理者は、個人名義になっていて、
名前、住所、メールアドレス、電話番号などの個人情報がネット上に公開されています。
( WHOIS情報 = そのドメインの管理者は誰かという情報 誰でも見ることができる )
手続きが完了したら、ドメイン管理者名を、新管理会社の名義に
変更した方がいいと思います。

6
サーバーも移転する場合は、
この手続きと並行して、コンテンツを新管理会社のサーバーにアップしたり、
メールサーバー、メールアドレスの設定などを行います。
このへんの詳しい事は新会社に聞いてください。
新旧両方のサーバー宛に送られてくるメールを受信できるようにしなければいけません。

7
新会社から、ドメイン移管の完了、DNSサーバーの変更完了の連絡がきたら、晴れて終了です。

山場は、2日程で済みますが、解約の申請をしてから手続きが始まるまでと、
新会社のDNSサーバーの変更完了から、浸透(伝播)が完了するまでに少し時間がかかります。
その間に、新会社のサーバーにコンテンツをアップする、
メールサーバー、メールソフトの設定をする事が必要になりますので、
やはり、新旧レンタルサーバー会社は、2週間から1月ほど重複して
契約した方がいいと思います。


△▼△ まとめ △▼△

ドメインの上位管理団体が、 Melbourne IT である場合、
ドメイン移管に際して、管理者が一度個人名義になります。
個人名義になった後は、新旧管理会社は、サポートはしてくれますが、
手続き代行はしてくれません。
個人のメールアドレス宛に、レジストリキーを記載した英文メールが送られてきます。
これを確実に受け取れるようにするのがポイントです。
後は、このメールを新管理会社に転送します。

以上、長文失礼いたしました。
今回は、独自ドメインでホームページをお持ちで、
ドメイン管理会社を変更しようと思っていらっしゃる方、
かつ、新旧ドメイン管理会社がMelbourne ITのリセラーである場合のみ、
役立つ情報でした。
しかも、これは私が1回だけ経験した範囲の事なので、
別の手続き方法があるかもしれません。

いろいろネット上の情報に脅かされたり、
旧会社のマニュアルには、
「ドメイン管理解約後はドメイン管理に関して
手続きの一切を行うことができかねます。」と書かれていたりして、
心配になりますが、案ずるより産むが易しです。

ちなみに、今回の場合、旧会社はEストアーでしたが、
解約した私に対しても、サポートはしっかりしてくださいました。
ありがとうございました。