この涙は
前に進むための涙なんだよ

このつらさは
次の幸せを掴むためのつらさなんだよ

この息苦しさからも
いつかは開放されるんだろう

また来る幸せを
待っていないで
自分から、走り出して

生きるってなんだ

人生での勝ち負けってなんだ

そもそも何が正解かもわからないから順位なんてつけられないのに

 

人は 物事のあらゆる側面を見たり 想像したり 考えたりすることができる

また 人は 見えていながらも物事のたった一面しか捉えられない

 

うらやましい 私もそうなれたらよかったのに

どこで間違えたのかな あのとき ああしていればよかったのかな と

自分が手に入れられなかった なにかを 追い求めはじめてしまうから

 

逆に人を嗤ったりもする

ここで間違えたんじゃないの あのとき ああしてればよかったのに と

自分が手に入れた なにかを もう一度思い返して自分を満足させるように

 

人生の中で 何度も迷いながら 

時には胸を抉られるような 思いをしながら 決めてきたこともあった

自分が幸せでいられるように  大切な誰かが幸せでいられるように

そうやって積み重ねた 今だけを見て

幸せだった 幸せではなかったと

自分以外の他人には すべてがわかるはずがなくて

 

人をうらやむ前に 自分自身を見つめて

自分の中の幸せを見つめたい

人を嗤う前に 相手を見つめて

その人が流してきた涙を見つめたい

 

勝ち負けなんてないんだ

 

 

私に気持ちがないのなら

 

嘘でつくった好意なんか みせないでほしい

 

嫌いなら 嫌いでいいよ

 

心で嫌いって言って

 

顔で好きって言うなんて

 

卑怯だよ 卑劣だよ