やはり今年もハズせねーんだ！！
10月末～11月頭は年に一度の釣紀行に出ます。
今回は休みの加減で11月の3～5日に行って来ました。
初日の夜は雨でした。
弱まったり吹き返したり、ただただ長雨でした。
クソ寒かったです。
↓僕の釣果です。
メバル
コハダやったかチヌやったか。名前知らん。
おとーちゃんいわく、「コイツ子持ちやな・・・。」と。
フグ
小さい割に強かったメバル
この辺りで雨がむちゃくちゃ強くなってきたので、
桟橋で釣っていたところを移動して、
屋根のある船着き場へ移動。
で、フグ。
ぴちぴちで、プクプクで元気良かった。
もういっちょフグ。
いつもゴカイで釣ってます。
で、メバルラッシュスタート。
小さいけどメバル。
こんなに小さいのに、
掛かった瞬間、「こらメバルやな。」と釣り上げる前にわかる手応え。
やっぱりメバル。
結構重くて安い竿やから折れるか思た。（後に現実に竿は折れた、魚が原因ではないが）
で、メバル。
むちゃくちゃ寒いし、肉体も悪寒が走っていたのでここらで引き上げ。
熱めの風呂に入り、あったまる。
2日目朝、肉体の不調は感じつつも、
昨夜よりマシだったため、昨日とは違う浜で朝釣りへ。
ギザメ？わからん。
「藻かなんかひっかかっとんな」と思ったら、コイツがひっかかっとった。
コイツ以降、浜では全く釣れず、ポイント移動。
やはりいつもの桟橋へ。
で、小魚。
コツコツエサをつつかれてる手応えはあるのだが、
上手く掛からない。
目視出来るくらいの浅いとこにたくさん泳いでいたコイツらに、
せんぞエサ喰われた。
また小魚。
またまた小魚。
おかげさまで小魚のコツコツへの合わせ方のようなモノが体得出来た。
年に一回しかやらないので、来年には失われてしまう能力ですが。
やっぱり雑魚。
ガッツリ食いついてる分、
大食いキャラで通ってたんやろなぁ。
もいっちょ小魚。
この辺りでお昼12時。
午前中は終ぞ拳より大きい魚は掛からなかった・・・。
この小魚しか釣れなかったことが少々の屈辱となり、
リベンジ精神が災いを呼び込むことになる。
「朝と夜しか釣れんで。」という父の反対を押し切り、
「まぁ行ってみよや。」と、
昼間、港へ連れ出す。
クソ寒い上にハンパない強風。
全く釣れない。
食い気もない。
魚がいない。
それでも拳より大きい魚を一匹は釣り上げたい想いが募り、
沖へ向かって竿を放る。
強い風が吹く。
バランスを崩す僕、
港の堤防のコンクリートに竿が当たり、
「10年前に500円で買った」という竿は、
その命を散らすのでした。
先達の言葉を聞かず、自分本位の行動に走り、自分以外が犠牲になるという、
しばしば少年誌で見かけるシーンを、図らずも自分自身で演じてしまいました。
そして、寒さに勝てない僕の肉体には悪寒が走り、
節々が痛くなっていました。
やむなく敗路に着きました。
コタツで大人しくし、体力の回復をはかる僕。
TVで「帰れま10」を見た僕は、
諦めたくても諦められない仕事の地獄を味わっている侍たちの姿に、
強く励まされるのでした。
そこらの枝を折り、ビニテを巻いて応急処置をした僕の竿、
「・・・それでも、釣りたい！」
ちっとも肉体は回復しませんでしたが、
やはり夜釣りへ出ます。
全然釣れません、
食い気もあまりありません、
それでも一匹、
何としても一匹、
釣り上げないことには帰れません。
クソ寒いです、
風をさえぎるものなどありません、
防寒着と己の小宇宙しかありません。
拳より大きい魚を釣り上げるまでに、
俺はあと何回この竿をふれば良い？
ゼロはオレに何も言ってはくれない、
教えてくれ！五飛！！
と思っていた矢先の泣きの一匹！
コハダ？
コイツで僕の情念は晴れました。
すぐ帰ってお風呂入って寝ました。
来年は30匹の釣果を目標にします！
