みなさんども!前記事にも書きましたがR32GTRの4WDの自己診断についてですが
トルクスプリット4WDといってコントロールユニットやさまざまなセンサーとアクチュエーターで
構成される複雑な4WDですので、せめて自分でどこが悪いかなんて把握できたらいいかもしれませんね!
自己診断の判定はトランク内左上にあるETSコントロールユニットのパイロットランプの点滅回数にて
判定します。故障診断機があればそれで簡単に判定できるのですが今回はこの方法で・・。
メーターの4WDチェックランプが点灯もしくはハイキャスランプも同時に点灯していた場合に
このパイロットランプが点滅します。イグニッションON状態で読み取りますが、1回ランプの点滅が
止まってから、そこから数えはじめてください。
では故障コード一覧です。
1 前輪右側回転センサー及び経路
2 前輪左側回転センサー及び経路
3 後輪右側回転センサー及び経路
4 後輪左側回転センサー及び経路
5 ABS前輪右側アクチュエーターソレノイド及び経路
6 ABS前輪左側アクチュエーターソレノイド及び経路
7 ABS後輪アクチュエーターソレノイド及び経路
8 ABSアクチュエーターモーター・モーターリレー及び経路
9 ABSアクチュエーターリレー及び経路
10 ETSコントロールユニット電源及び経路
11 前後Gセンサー1及び経路
12 前後Gセンサー2及び経路
13 前後Gセンサー1又は前後Gセンサー2及び経路
14 Gセンサー電源1及び経路
15 Gセンサー電源2及び経路
16 横Gセンサー及び経路
17 エア抜き用コネクター及び経路
18 ETS圧力スイッチ及び経路
19 ETSモーター・モーターリレー及び経路
20 ETSソレノイド及び経路
21 スロットルセンサー及び経路
22 ETSオイルレベルスイッチ及び経路
23
24 消灯または点灯のまま ETSコントロールユニット・アース及び経路
青文字はハイキャスのチェックランプ点灯
赤文字はハイキャス・4WDチェックランプ同時点灯
黒文字は4WDチェックランプ点灯
1~4は短絡故障時、検出できない場合がある
17は4WD警告灯は点灯するが走行中は正常な制御を行う。
診断後はキースイッチOFFの位置にしてから再確認すること!
2系統以上のコードは順次パイロットランプが点滅します。
っとまあ・・。こんな感じですね!
今回テンチョウが診断したGTRはコード22番のオイルレベルセンサー及び経路
ETSモーター・アクチュエーターリレーなんかで判断できます!
常時、リレーがON状態ならばETSモーターの異常なんて判断もできますね。
もっと細かい点検はあるのですが、今回は大雑把にということで・・。
これまたあくまでも参考ということで・・。
この記事を元に作業してのトラブルについては責任は持ちませんのであしからず!
最終的な修理は信頼のできるお店でお願いいたします!!!!