前回の続きです。

No.5
photo:01


Graacher Himmelreich Spatlese feinherb 2011
Markus Molitor(Mosel)
No.2と同じ。

中辛口のものって飲んでみたかったのです。甘過ぎるのかな…と思っていましたが、美味しくいただきました。メロンのニュアンスがありました。


ここから甘口です。
No.6
photo:02


Auslese 2008
Georg Breuer(Rheingau)
リューデスハイムの辛口の名手だがアウスレーゼ以上の甘口も造っている。

日本でもよく見かける、ゲオルク・ブロイヤーのアウスレーゼ。メロンケーキやフルーツコンポート。

No.7
photo:03


Urziger Wurzgarten Auslese 2010
Karl Erbes(Mosel)

ドイツらしい家族経営の小規模生産者でコストパフォーマンスに優れている。典型的な甘口に定評が。

これは、一口飲んでヤバイでしょう!と思いました。甘口なんて絶対に好きじゃないと思っていましたが、これが本当に美味しい。甘いのですが、2010VTの酸の強さとのバランスが非常に良かったです。ペトロール香もかなりある、いかにもリースリングといった甘口でした。
甘口もいいものですね…


photo:04


photo:05




次回はお料理編です。





iPhoneからの投稿
先日、ドイツリースリングの会に参加しました。
全部で7種類です。造り手の特徴のコメントは、主催者の方のものを引用させていただきました。

No.1
photo:01


Ostricher Lenchen " No.1" trocken 2006
Querbach(Reingau)

辛口中心で哲学をしっかりと持っている造り手。醸造所では多くのバックヴィンテージも購入可能。

香りは穏やか。果実味がフレッシュで柔らかい甘み。酸味がそれなりにあり、苦味もある。2006VTは、酸は弱めらしい。

No.2
photo:02


Graacher Domprobst Spatlese trocken 2011
Markus Molitor(Mosel)

モーゼル、ザールの銘醸畑を数多く所有していて甘口から辛口まで幅広く評価されている。

フレッシュな香り。ミネラルを思わせる海藻の香り。酸味は少なく、苦味がある。しかし、2011のドイツリースリングを何種類か自分で購入して飲んだ時よりも、味がハッキリしている。

No.3
photo:03


Ostricher Doosberg trocken 2008
造り手はNo.1と同じ。

ミネラルたっぷり、酸もしっかり。余韻に甘み。2008は酸の強いVTだそうです。これは好きなVTです。今回二番目に好きなワインでした。

No.4
photo:04


photo:05


Deidesheimer Langenmorgen Grosses Gewachs troken 2011
von Winning(Pfalz)

評価急上昇中の造り手。ワイン街道の近隣の名門より安いのもポイント。木樽による熟成を強調している。

実はこのワイン、私が一番気に入ったものでした。微発泡感や苦味と共にある、樽のニュアンスがワインに複雑味を与え、今までのドイツリースリングのイメージにはないタイプでした。好きじゃないなんて言ってた2011ですが、そんなこと言ってゴメンナサイ、でした。
これは、しばらく寝かせたらもっと美味しくなりそうだと思いました。
本当に良かったな~、このワイン。[みんな:01]


次回に続きます。




iPhoneからの投稿
photo:01


こちらのワインに合わせたチーズ。

photo:02


トゥルー デュ クリュ
ブルゴーニュのウォッシュチーズ。

実はこのチーズ、元々熟成しているものを購入して、賞味期限から更に20日間程家で熟成。トロトロ過ぎて、スプーンですくわないと食べられない。[みんな:01]

photo:03



かなりのキツい香りと塩気。このクセが、若くて果実味タップリの2009のジュヴレ・シャンベルタンにピッタリ。ワインだけで飲むより、甘みが引き出されワインがより美味しくなった。

読み通り、まさにマリアージュ。このクセのあるウォッシュには、ボルドーみたいな強いワインがピッタリだと思いました。[みんな:02]


余談ですが、熟成したウォッシュチーズは、ぬか漬けっぽいと感じるのは私だけでしょうか?[みんな:03]





iPhoneからの投稿