ジョン・レノン。
ジョン・レノンを知っているかたは、ジョン・レノンに対して、どういうイメージを持っているのでしょうか?
僕にとっては、特別なアーティストなので、個人的なジョン・レノン論を展開してみたいと思います。
昨今、活躍されてる保守言論人の方々には、あまり良いイメージが無いみたいです。
それはやっぱり、あの名曲「イマジン」から起因するものと思われます。
あの曲のメッセージ自体は崇高なものだけど、そんなのは夢想であり、分別のない博愛主義でしかない。
批判内容は、こんなところだと思います。
ジョン自身は、「あの曲は誇りに思うけど、毎晩演奏するのは耐えられない。」と語っています。
つまり、ジョン自身も「イマジン」に内包されている欺瞞を感じているのでしょう。
アルバム「イマジン」の日本語ライナーノーツには、こんなことが書かれていました。
平和に対するメッセージというよりも、想像することが大事で、そのことをジョンは優しく諭してくれているのである。
この解説が、僕にもしっくりきたことを思い出します。
ジョンは作曲において、想像が止まらないと語っていました。
ジョンが語っていたことで、もう一つ印象的なことがあります。
アルバム「マインド・ゲームス」を振りかえって「躁病的政治狂いから、アーティストへの回帰になったアルバム。」と語っています。
進撃の庶民という界隈の保守言論人の人々は、厳格すぎて余裕がない人が多いように思えます。
「日本を守りたい。」その気持ちは分かるけど、落ちつけと言いたくなるというか。
彼らの主張は正論だけど、いたずらにルサンチマンを煽ってるだけのようにしか思えないんですよね。
安倍は売国奴!とブログで不平不満を書き殴ったところで、どうにもならないわけで。
だったら、彼らは具体的に安倍政権打倒のために何をやっているのでしょうか?
それはネットでの安倍批判ぐらいしか、やってないわけです。
これをネトウヨと言わず、何と言うんでしょうか?
僕個人は安倍晋三という政治家はグレーな存在だと思っていて、単純な白黒論で論じれない政治家だと思っています。
ところが、進撃の庶民系保守言論人は白黒つけないと、気がすまない厳格な人たちで、安倍は売国奴!と不毛なルサンチマンを煽るわけです。
政治にある程度、関心がある人からすれば、そんなのは、あなた達に言われなくても分かってるよ!という批判内容ばかりです。
彼らの言論は、僕には退屈です。