「幻の酒」ホイスとは? | 山本祥一朗の酒情報

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以前ハイボールのことを書きましたが、
今回は「ハイボールの素」についてです!

ホイスとは昭和30年頃、当時あまり質の良くなかった焼酎の臭いと味をカバーするために生まれたノンアルコールで、ホイス、焼酎、炭酸水を 4 対 6 対 10 で飲むのがメーカーからの黄金比とされています!

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ

名の由来は当時高級であったウイスキーをもじってホイスキーが「ホイス」となったようです。

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港区白金の後藤商店が生みの親ですが、 小売りはされておらず、また、飲めるお店がごく限られているため、「幻の酒」とも言われています。

つまり個人で買って「家飲み」なんてことは不可能なんです!!

気になる原料は、焼酎ベースに、橙皮、陳皮などの漢方薬や薬草(強壮剤)にワイン、リキュールを加えたものですが、前述の通りノンアルコールで、想像するよりも爽やかな飲み口で、クセになる味わいだそうです。

え、なんで「だそうです」ですって!?

実は、何を隠そう私もまだ飲んだ事が無い…。

T.SAITO