暫くの間は、通院とカウンセリングになりました
病院では、血圧を上げる薬(リズミック)を処方されて、この薬を飲みながら様子を見ましょうという事で一ヶ月後にまた受診するといった感じの繰り返しでした
でもこの薬、数ヶ月飲んでいても、全くと言っていい程効果が出ていない・・・
体調が悪くなったというと薬を増やされる・・・
私はまずこの薬に疑問を持ち始めました。
起立性調節障害=血圧が低い=血圧を上げる薬を飲む
確かに原理は合っているかもしれませんが、結果に結びついていません
という事は、そもそもこの障害は、色々な意味で違う考え方をしなければ解決しないんじゃないかと思うようになりました。
病院の先生には申し訳なかったですが、私は通院していても意味がないなとずっと感じていました
通院と同時に、カウンセリングにも通いました
入院した時にカウンセリングの先生がついて、その先生に暫くの間お世話になる感じでした
息子もその先生が大好きで、行きたい!と言っていたので、予約を取る事にしました
そしてこのカウンセリングが、息子にとって素敵な出会いをもたらしてくれて、OD改善の大きな一歩を踏み出すことになります
カウンセリングは、話したいことや悩みを何でも聞いてくれる感じで、特に話すことがなければ部屋に沢山ある玩具で自由に遊んでいいというスタンスでした
息子はカウンセリングの先生が好きだったので行きたいとは言ったのものの、カウンセリング室の前に来たら、「いつもお母さんに全部話してるから特に話す事はない・・・」と言ってきました
私は、「親の意見と違う意見もあるかもしれないから、思ったことを先生に話してごらん」と言いました
結局毎日私に話しているのと全く同じ内容を話して、先生も私がいつも返答している内容とほぼ同じ返答といった感じでしたw
話が終わった後の息子の目は、もう沢山の玩具に釘付けです
そして息子が選んだもの。それは将棋です
生まれて初めて将棋に興味をもって、先生に教えてもらいながら覚えて大好きになりました
今まで脳を使う事をとにかく拒んでいた息子が、発症以来、将棋に出会って初めて脳を使おうとしたのです
その結果、脳のリハビリ?的な役割もしてくれて、今までの何も考えられないし脳を使えないという状況を打破出来ました
それからどんどん将棋にはまっていく息子
そして全くやった事のない将棋を覚える羽目になる私・・
とにかく必死に覚えました
(対戦相手いないとできないですもんねww)
これを機に、家ではその他息子がカウンセリング室で興味を持った色々な遊びを家でも買って使いながら、脳を楽しく使えるように家族三人で楽しく遊ぶようにしました
内心勉強して欲しかったけどw
まぁそのうち自分からやるようになるでしょ と心から願いながらw