【アジア選手権2009】地元パワー炸裂+日本選手団大健闘です!!!
現在、中国で行われている今年のアジア最強の選手たちを決める大会、
第18回アジア選手権大会(Asia Athletics Championship 2009)。
続々と決勝レースが行われていますよ!
今日までで5日間ある大会日程も、3日間が終了!!!
ここまでに決勝を終えた競技結果をご紹介!!!
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期待の男子100m決勝を制したのは・・・
■アジア選手権2009 男子100m決勝
地元中国の、
ZHANG Peimeng 選手でタイムは10秒28。
そして2位が日本の、
塚原 直貴 選手(富士通)で10秒32。
その差は0秒04。
僅差のレース!
3位に入ったのも地元中国の、
GUO Fan 選手で10秒37。
3選手が0.1秒以内の差に入ったレース!
スタートの反応タイムは、
中国選手に割って入った塚原選手でしたが、
中国の1、3フィニッシュ!!!
地元の応援が追い風にもなって、素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれました!
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女子100m決勝は今季絶好調の日本選手が見せてくれました!!!
■アジア選手権2009 女子100m決勝
福島 千里 選手(北海道ハイテクAC)!!!
圧巻の走り、11秒27のタイムで優勝!!!
2位に入ったのがベトナムの、
VU THI Huong 選手で11秒50。
その差、0秒23!
レース自体は福島選手が圧巻の走り!!!
そこでちょっと注目したいのが、
福島選手はリアクションタイム(スタートの反応時間)が全体2位の、
0秒182だったのですが、2位のHuong選手。
全体で2番目に遅い0秒260でスタートを切りながら、
最後の追い上げで2位に食い込んでいます。
スタートがスムーズに切れるとタイムはずいぶん伸びてくることでしょう!
これからが楽しみな選手です!!!
3位はインドのMANJUNATH JYOTHI HIRIYUR選手で11秒60。
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男子400m決勝も地元パワーが炸裂です!
■アジア選手権2009 男子400m決勝
この競技を制したのは、中国のLIU Xiaosheng 選手で46秒55 。
2位が日本の金丸 祐三 選手(法政大)で46秒60。
その差は0秒05。100mのような僅差の勝負!!!
3位はカザフスタンのALSIBYANI Ismail Mohammed 選手で46秒84。
ベストタイムが45秒16を持っている金丸選手としては、
そのタイムから1秒44遅いタイムでの走りは満足いくものではなかったでしょう。
金丸選手の復調に期待しましょう!!!
日本でもう一人決勝に残っていた廣瀬 英行 選手(慶応大)は8位の48秒52。
(廣瀬選手のベストタイムは、45秒84!)
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女子400m決勝は日本選手が勝負強さを見せてくれました!
■アジア選手権2009 女子400m決勝
優勝したのは、丹野 麻美 選手(ナチュリル)で53秒32。
大会前までのベストタイム比較では全体で3番目のタイムを持っていた丹野選手、
本番で勝負強さを見せつけての勝利!!!
2位は、中国のCHEN Lin 選手で53秒55。
丹野選手よりも今季良いタイムを持っていたインド代表の2選手は、
KAUR Manjeet選手(今季ベストは52秒08)が3位で、53秒66。
KAUR Mandeep選手(今季ベストはアジアNo.1の51秒74)が4位の53秒76。
日本でもう一人決勝に残っていた佐藤 真有 選手(ナチュリル)は7位の55秒52。
アジアを制した丹野選手!!!
今度は世界での活躍に大期待です!!!
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男子110mH決勝もさすがの元世界王者、世界歴代2位の記録を持つ男!!!
劉翔 選手(中国)が順当に勝ち上がり、最後は13秒50の記録で優勝!!!
2位も同じ中国のSHI Dong Peng 選手で13秒67。
3位は韓国のPARK Tae-Kyong 選手で13秒82。
劉翔選手は復活してからすべての試合で1位を獲得!
タイムこそまだ12秒台をマークしていないまでも、
王者の走りを戻ってきています。
来年は世界陸上もオリンピックもない1年!
ぜひ記録を狙って、また世界王者の座を奪い返してほしいですね!!!
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女子100mH決勝は大接線のレースとなりました!!!
■アジア選手権2009 女子100mH決勝
混戦のレースを制したのは、中国の SUN Ya Wei 選手で13秒19。
2位がなんと0秒01差で日本の寺田 明日香 選手(北海道ハイテクAC)で13秒20。
3位はERAWATI Dedeh 選手で13秒32。
4位が日本の石野 真美 選手(長谷川体育施設)で13秒39。
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11月という、トラックシーズンとしてはかなり遅く、気温が低いなかでのレース。
その条件もあり、なかなか各種目で出されるタイムは、
それぞれの選手が持っているベストタイムと比べると伸びていないものの、
レース自体は接戦が繰り広げられています!!!
そのなかで、ほとんどの種目で日本選手が優勝に絡むレースを展開!!!
地元中国選手も勝負強さを見せています!!!
明日は男女の200mと400mHの決勝が行われます!!!
そして最終日5日目は4×100mリレーと4×400mリレー!!!
果たして、日本選手の結果はいかに!!!