maxell Metal Vertex

SONY、TDKと続いたので、今回は、maxellを紹介します。

Metal Vertex

maxellの最高級グレードの製品です。

辞書で調べると、「Vertex」には「最高点」とか「頂点」という意味があります。ストレートですね＾＾；
お値段も「最高」で、SONY Metal Masterなどと同クラス・・・割り引かれた売値で１０００円前後していたと思います。

収納ケースは、この製品専用のもの。

ロゴが印刷されています。

筐体のグレー部分は、特殊な素材を混ぜ込んだプラスチックになっています。

これは、比重が通常のプラスチックよりも重く、手触りも「しっとり」「ヒンヤリ」としていて、不思議な感触。

同様の素材は、maxellの他のハイグレード製品にも採用されています。

素材そのものが持つ重さや、材料の特性によって、振動を抑え込む効果が期待されています。

デザインを最も特徴付けている金色の楕円部分は、ヘアライン仕上げの金属板です。

アルミ、かな？

いちおう、異種素材を筐体に打ち込むことで、振動を減衰させる機能もあったと思いますが・・・どちらかというと、意匠的な要素のほうが大きいかと思います。

さらに、この金属板には、シリアルナンバーが刻印してあります。

プレミアム感の演出ですね。

写真を良く見ると、ラベルの手書き文字が金色なのが見てとれるでしょうか？

これも、この製品ならではの特色です。

金色箔の「カーボン紙」みたいなものが付属していて、黒いシールラベルに、金文字を転写するようになっていました。

とにかく、隅から隅まで、特別仕様。

高級感、「持つ喜び」を感じさせてくれる製品でした。

録音してあるのは、バーシアの「TIME AND TIDE」。

当時、なにかのＣＭのタイアップ曲だった、「NEW DAY FOR YOU」が収録されていて、なかなか良いアルバムだと思います。

今回、すごく久しぶりに聴いてみましたが、びっくりするくらい良い音でした。

普通に聴く分には、ＣＤと比べても、なんら遜色はないと思います。

グレードに見合った感動を与えてくれるのは、さすがです。

新品未開封のものだと、某ネットオークションで１万円くらいの値がついたことがあるとか＾＾；；

そこまでの金銭的な価値があるのかはわかりませんが、良い製品であることは間違いないと思います。

--