真夜中の独り言 | 奈良県で障害年金のご相談・代理請求 社労士 SRモモの年金日記   

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最近話題の新薬「オプジーボ」
 
このオプジーボの投与に係る費用は目が飛び出そうになります。
 
今月から半額になったとはいえ、患者一人に1年間で2000万円近くかかるらしい。
 
しかし、肺癌や皮膚がんなどには健康保険が適用されます。
 
70歳以上だと自己負担は1割。高額療養費制度があるので実際の支払いはさほどかかりません。
 
このためオプジーボを使う人が多くなると、保険制度が破たんすると危惧されています。
 
75歳以上の人や、効果が小さいと推定される人には使わせないようにすべきだという議論もあります。
 
「75歳以上のやつは、そこのところ自覚しろ、余命を1年延ばすために安易に治療を受けたいというな、若者のために医療費をおいておけ」といった内容の記事、コメントもたくさんありました。
 
しかし、もしも自分の大切な人が「癌」になったとしたら、国の財政とか医療費全体のことを考えて「使いません」と言えるだろうか?
 
私は言えないと思う。
 
少しでも希望があるなら「使ってください」と言うと思う・・・