メリークリスマス
世の中は、どこもかしこも賑やか。
しかし、私は今年のクリスマスは心から楽しめていません。
NICUのベビーちゃんのことが心配で心配で。
あれからベビーちゃんは元気になって、お腹の調子も良く、今はエレンタールの注入を始めています。今のところ特に問題なく注入できています。
なぜ、母乳の注入をやめているかというと、一応、腸の炎症がまだ完全に回復しているわけではないこと、もしかしたらミルクアレルギーの可能性もあることからです。
エレンタールとは、アミノ酸で腸に負担のかからない栄養剤です。そうはいっても、栄養を注入していくと、また腸が炎症しないか、お腹がパンパンにならないかなど心配は尽きません。
今、最大の心配は、炎症反応が完全に下がりきっていないことです。
この前、PI(新生児中心静脈カテーテル)のところが赤くなっていたということで刺し変えしました。炎症反応が下がりきらないのは、そのPIが悪さしていたのではないかとのこと。もし、そうなら、PI入れ替えしたし、だんだんと炎症反応落ち着いてきてくれるはず。お腹の炎症がくすぶっているのではないことを願うばかり。
早く元気になって安心したい。
というのが本音。
でも、焦ってはいけないよね。
あんなに小さい身体でがんばってるんだもん。
本当はまだまだお腹の中にいるはずの週数。
お腹の外にいて、自分の力で消化して成長しなくてはいけないのだから、それだけでも大変なのに、治療もがんばっているんだもんね。そりゃ回復に時間もかかるよね。というより、よくこんなに早く回復してくれたよね!
と言ってくれたのは、パパ。
私は看護師で多少の医療知識がある分、いつも最悪のケースばかりを考えてしまって。看護師だからってだけじゃないね、私の性格もあって、最悪の場合よりも良い結果だとラッキーと捉える癖もあって。
なんだろう。
もっとシンプルにポジティブに考えれば良いんだよね。パパの言葉にいつもハッとなる。本当は、こういう目線で患者さんと会話すれば良いんだろうな。
明日もベビーちゃんの顔見に行って来ます!
明日はまた今日よりも元気になっていますように。
srm☆