Kiri Anmaです
3回目の書き込みでつまずきました
どうしても書き込みページに到達することができずにいました
IDが違います、期限が切れていますと 教えられたとおりにやっている心算なのに・・・・
初心者は何かと戸惑うものですね
色々お話ししようと思ってましが昨日勉強したお話しにします
昨日は「南アジア遺跡探検調査会」の勉強会に行きました。
「密林に消え、いま蘇る大乗仏教」と云うテーマで、仏教学者の森祖道先生のお話しがうかがえました。
スリランカの仏教は上座部仏教、テーラワーダと云われているが、初めてスリランカに伝えられたのは大乗仏教であったことが、調査により発掘された物証(仏像・石碑・金物等)と文証(文献)により解りつつあるとの事でした。
インドのアショーカ王の時代にマヒンダ、サンガミッタによって仏教がアヌラダプラのマハ・ビハーラに伝えられましたが、その後諸般の事情により寺の分裂が興りある意味3派に分かれたそうです。
お寺は王権により守られていたので僧侶たちの質が悪くなりつつありました。
12世紀後半にパラマック・バフー王により僧侶の粛清、寺の改革が行われ、3派に分かれていた寺をマハ・ビハーラに吸収合併させ、新規参上した2つの派は事実上無くなったそうです。
合併された後のマハ・ビハーラの大乗の文献が無いので、はっきりした事は解らないが、戒律の数が増え大変厳しくなったようですが、ある意味生き残れた僧侶たちは戒律を守り生活を供にしていたと考えられるそうです、
遺跡発掘により大乗仏教に関係するとされる物が、現在7~10世紀頃の物で150品位出土しているそうです。観音菩薩、弥勒菩薩、鬼・悪魔の類もあるそうです。
観音菩薩は大乗仏教特有の仏で小乗仏教には無いそうです、弥勒菩薩は釈尊の時代の経典に出で来る仏だそうですがスリランカではターラ神と呼はれているそうです
今日は難しいお話しになってしまいましたが、長年に渡りスリランカの遺跡調査によりこれらの史実が見えてきたとのことです、ご興味を持って頂ければ嬉しいです。