ガルオヤ国立公園 | スリランカ東部州の歩き方〜隠されたセイロン古代都市アンパーラ

スリランカ東部州の歩き方〜隠されたセイロン古代都市アンパーラ

スリランカの文化三角地帯にも劣らない史跡都市アンパーラ…内戦の影響で発掘や情報が遅れていて、ガイドブックにさえ載っていないセイロン島の東海岸含む東部州…古代史研究家の方、もっと奥深いスリランカを知りたい方、ぜひアンパーラへお越しください!

スリランカへの日本人旅行者の安心で有意義な海外旅行のために、スリランカ在住の日本人が作った、トラベルマスターです。


我が街アンパーラから西へ20キロほど行ったところにガルオヤ国立公園がある。
大きな湖の周囲が全て自然保護区になっていて、様々な野生動物が棲息する。

ちなみにこの湖はカナダの灌漑技術で70年ほど前に造られたらしく、そこから東側の海岸までの街に安定した水供給を行っている。インギニヤガラというダムが近くにあり、これまた壮観っ!
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↑インギニヤガラのダム

ダムの下はご覧のように滝状になってるが、激流すぎて恐怖さえ覚える。ガイドブックには載っていないので外国人は全くいないが、地元の人が結構見物に来ている観光スポットだ。

さて、ガルオヤナショナルパークだが、ここはスリランカで唯一、ボートで野生動物保護区を回って湖から見学できるコースがある。(通常はジープで、もちろんジープコースも用意されている)

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↑ガルオヤ国立公園でボートからゾウを発見

このボートは途中の小島で休憩なども入れながら、4時間くらいたっぷりと回ってくれる。それくらい広大な湖だということなんだけど。
ボートコースは確か日本円で2500~3000円くらいだったので、観光にはもってこいだ。

長年内戦だった影響で、東部地区は情報が遅れているようで、インギニヤガラ、ガルオヤ国立公園…これらはガイドブックではほとんどお目にかからない。

しかしアンパーラはじめとする東部地区にも名所はたくさんあるのだ。

【トラベルマスター】
アンパーラを中心にセイロン島東部の古代遺産、史跡を探し活動している。これまでスリランカ旅行者から脚光を浴びなかった、このブログではガイドブックにも載っていないスリランカ東部地区を紹介しています。
スリランカ文化三角地帯にも負けない古代史跡の眠るセイロン島東地区(アンパラ)にご興味のある方は、お気軽にご相談ください!
あ、もちろん、普通の(?)スリランカ旅行のご相談もお待ちしております。スリランカに旅行される日本の方はご連絡ください。→トラベルマスター

【筆者について】
筆者は現代の生活の中に活きるアーユルヴェーダを求めて2014年からスリランカを訪問、2015年現在、スリランカ東部州アンパーラ県アンパーラ市に在住。Ampara general hospital(国立アンパーラ病院)にて脳神経理学医として勤務しながら現地のアーユルヴェーダを研究するかたわら、元スリランカ教育省アンパーラ事務所ディレクターであるウパリ氏らとともに、トラベルマスターとしてセイロン島東部地区の古代遺産の研究に加わる。